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第1話 調子に乗った転生

初めまして。小説初書き兼初投稿です。

前書きの使い方すらあってるか分かりません。

へったくそだろうし、誤字脱字も多いでしょうがよろしくお願いします。

 俺は死んだ。死んだはずだ。

家の中で首を吊ったし、ご近所付き合いもないし、鍵も閉めたし、通販で買ったものも全部届いていたことも確認した。つまり俺が死んだことに、もしくは死のうとしたことに誰も気づいていない。

で?どこなんだ?ここ。20畳くらいで壁も床も天井も何もかも全部真っ白でまぶしい。

俺の家ではない。

「あn「ウッァアア‼」」

誰だこの古代ギリシャにありそうな服(布?)を着たおねぇさんは⁉急に現れたぞ?…俺に気配とかを探る能力はないが。

「あの……えっと……ごめんなさい?」

なんか謝られちゃった。

「あ……こちらこそ大袈裟に驚いてすみません。あなたは?」

「ゴホン。え~単刀直入に言います。あなたは死にました。そしてその他の条件に合致しているため、あなたにいわゆる”転生”をする権利を差し上げます。私は転生をするまでの間の説明およびサポートをさせていただく女神8653です。ちなみにこの部屋は天界の特別転生者用の部屋です」

え?転生うんぬんってマジであるんだ。てか8653とは?

「転生うんぬんってマジであるんだ。てか8653とは?と考えているんじゃありませんか?」

えっまんま心の中当てられてる。こわ。

「そんなに怯えないでください。今までの方み~んな同じようなこと考えていたんですよ。それは置いておき、転生うんぬんはあります。

今回はあなたが今から行く世界の神とこの世界の神の契約により、あちらの世界に魂を送ることになっています。なので送られる人になってみない?って話です。あと8653は単に8653番目に生まれた神ですのでそう呼ばれています。ちなみに本名は別にあります。」

「なるほど、わかりました。その話受けます。(キリッ!)」

未練もこの世界への執着もないし、何より楽しそうだしね。

「ここまで即決した人はいませんでしたね。普通はもう少し質問とかするんですけどね。まあいいでしょう。あなたが転生するのは魔物とかダンジョンとかがある、いわゆる剣と魔法の世界です。

そしてあなたには”祝福(ギフト)”を授けます。いくらでも欲望をいくらでもいいので言って下さい。全て叶います。」

おお~定番のやつ。じゃあ・・・・・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「えっと、叶えてほしいことは全部で13個。

1、すべての魔法、スキルに適性があり、普通より習得をしやすくすること

2、長寿で健康的だがあまり大柄・筋肉質ではない種族に転生すること

3、最終的には伴侶を手に入れ、幸せに過ごし、安らかに死ぬこと

4、ステータスが軒並み上がるスキルを転生時手に入れること

5、魔物以外のほぼ全ての種族から嫌われないこと

6、ステータスやスキルを確認する手段があること

7、無限にものが入り時間が経たないようになるいわゆる、アイテムボックスを転生時スキルとして手に入れること

8、レベルを人よりも上がりやすくすること

9、見たものが何かやスキルの使い方が分かるスキルを転生時手に入れること

10、ある程度美形であること

11、オリジナルの魔法を作れるスキルを転生時手に入れること

12、転生時言語・文字を理解できるようにすること

13、転生は死んだ肉体に宿る形とし、死因となるものは取り除かれること

ですね。なにか気になる点は?」

うん。我ながらいい出来だ(?)やっぱいくらでもって言われたらできるだけ多くほしくなるよね。

「何もありません」

「では、転生を開始します。肩の力を抜いてください」

そう言って神様は両手を前に伸ばし、呪文だと思われる何かをつぶやき始めた。

すると俺の下に幾何学模様がいくつも重ねられた直径6メートルほどの魔法陣が現れる。

青白く、なんとなく神聖な光がゆっくりと回転する魔法陣からあふれ出す。

俺が光に包まれた瞬間、「それではどうぞいってらしゃ……アレ?」という声が聞こえた気がした。

アレって何?怖いよ?体内と皮膚が裏返しになったりしないよね?

……

…………

………………おお?

新しい体になってる!大丈夫だ。スライムとかゴブリンとか剣とか自動販売機とかにはなっていない。

ちゃんと動けて異常のない肉体だ。かなり若い。16歳くらいかな?

で、ここはどこだ?左右はとても高い石の壁。といっても明らかに自然物。そして俺の周りには壊れた馬車と二人の死体。

うん。どーみても崖から落ちた一家だよね。死んだ内の一人に俺が転生したと。あとこの体は視力がいい。上を見上げると、この馬車を引いていただろう馬が崖の上から少しだけ顔を覗かせている。逃げたかどうにか落ちないようにしたのか馬自体は崖下に、というか谷に落ちてきていないらしい。

あえてもう一度言おう。

「スゥ、ハァ、スゥ、、、、ここは!どこなんだよぉぉぉぉぉ!!!!」

餓死しそうだし、寒そうだし、人(死体は除く)は一人もいないこの場所で、

俺の異世界生活が幕を開けた。

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