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遠い昔のお伽噺 下

 王から(ほぼ脅して)許可をもらったホノは、象牙の塔に一人で向かいました。

 象牙の塔には螺旋階段が取り付けてあり、その前にいた門番たちはホノを見ると顔色を悪くしました。

 するとホノは嫌悪を顔に出すことなく、勝ち誇ったような顔で通り過ぎていきました。

 当時のホノは魔術師であれば怖がられることが大義だと信じて疑わなかったのです。

 象牙の塔の最上階まで螺旋階段で登ると最上階の檻の中に輪廻がいました。

 その檻をホノは魔力をそのまま流して壊し、輪廻のそばに駆け寄りました。

「脈は…あるわね。でもすぐに連れて帰らないと…。」

 ホノは輪廻を抱えて必死に走りました。

 ホノが住んでいるのは海風が気持ちの良い、澄んだ魔力が流れる海沿いの屋敷でした。

 その家には幼い頃から一緒にいた3人の大魔術師が住んでいました。

 結界術の得意な魔術師、ソラ。

 北の地で生まれ育った知識が豊富な魔術師、リツ。

 東の地出身で戦場にてソラと出会ったという活発で笑顔が可愛い魔術師、ホノ。

 南の地出身だけれど幼い頃から北の地で住まったリツの幼馴染でホノの親友である魔術師、アイ…。

 はい、私ね。


 この家に当時八つだった輪廻を迎え入れて早七年。

 輪廻は八つだった頃の痩せ細った体は見る影もなく、綺麗な女性に育っていました。

 そして私たちは大きな出来事に身を救われてしまうのですが、それはまた後の話。


 この過去の記憶は、私の思念に残ったもの。

 さあ、ホノは思い出すのでしょうか。



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