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やみよのワルツ
闇夜の心を映して、歌お、踊ろ。
1
やみよに さく花 ひらいて 散りゆく
やみよに 唄をわすれた鳥が 飛ぶ
星は見ている
花も 飛ぶ鳥も
星は見ている
眠れぬ 窓の 灯り
やみよに かくれる
さみしい こころを
やみよの星はいつでも見ている
2
やみよに 飛ぶ鳥 奏でる人ない
ピアノをみつけてそっと降り立つ
鳥が歩けば
鍵盤が鳴る
やみよのワルツ
ふたりで唄えばたのし
破れた窓から星の灯チカチカ
ワルツのリズムに合わせ瞬く
3
やみよに散る花ひらひら落ちてく
だれかが忘れた人形飾るよ
花びらドレス
くるり回して
一緒におどろ
やみよのワルツ
ひとりで素敵
ふたりでステキ
みんなですてき
うたお おどろ
星たち見ているさみしいこころも
たのしいこころもずっと 見ている
子どもにはウケが悪いが、私が不意に歌い出したくなる「やみよに」の歌い出しフレーズ故に出来た曲。そういう気分の時に、寝かしつけでなくても口ずさんでしまうことがあります。