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うちの旦那はカワイイ

うちの旦那はカワイイ〈手持ち花火〉

作者: スタジオ めぐみ

旦那は花火が大好きだ。もちろん、手持ち花火も。


夏の終わりに手持ち花火を欲しがった旦那。

なんでも値上がりの今、家計費で手持ち花火を買うより、美味しいものを買いたい私。


隙をみて、旦那は手持ち花火をカゴに入れた。しかし、あとで買おうと適当になだめて、わざわざ元の場所に戻してもらった。


その後も手持ち花火を欲しがった。

大きな子どもだな。なんか微笑ましくなった。

8月末、今月の家計費はなんとか予算内でいけそうだ。手持ち花火でも買うか。


手持ち花火はなかなか売ってなかった…。

見つけたの売れ残りの手持ち花火。

私は線香花火をいっぱいやりたいんだけど、コレ3本くらいしか入っていない。

うーん、迷ってちょっと数が少ない花火セットを購入。あとは打ち上げ花火がちらほらあるだけ。旬を過ぎると選択肢が少なくなるのは、花火もなんだなと感じた。


手持ち花火を旦那は喜んでた。

早速、夜に花火をやることにした。

花火をやる前に袋を丁寧にあけて、何故か2つに分けた。

これは私の分と旦那の分ってこと?

違った。

これは後日と1つの花火の束を袋へ戻す。


私は全部やりたかった。

数が少ないのだからパーっとやりたい。

片付けも1回で済むし。


旦那はいつでも楽しみを持っていたい人だ。

ハーゲンダッツだって、半分食べて、忘れた頃にまた半分食べるのだ。

その隣でスーパーカップをまるまる1つ食べるのが私だ。

私はその時にいっぱいいっぱい楽しみたい。


数少ない手持ち花火は本当に久々で、思ったよりテンションが上がった。目の前の花火はキレイだった。


後日やろうと残りの花火はそのまま棚にしまったままだ。

もう秋がすぐそこなのに。

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