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夏休み 兄帰省2

翌朝4時に起床、1時間ランキング、足運び・重心・剣筋・呼吸を意識しながら素振り1時間。

「良い素振りだ」

「感心、感心」

後ろを振り返ると兄がいた。

「気配が全然感じれなかった」

と僕が驚いていると

「心を空にして、自然と同化することかな」

「ちょっとやろうか構えな」

兄がそう言うと、お互い木刀を構えた。

僕は中段、兄は上段に構え

「今から打ち込むから、木刀で弾くも良し、体捌きでかわすも良し」

「それじゃ、行くぞ、それ」

兄の体がブレた瞬間、兄の木刀は僕の鼻先に触れていた。

「殺気が感じれなかった、身体の動き、木刀の動き全て見えなかった」

これがレベル2か、次元が違う、隔絶した差を体感し歓喜とも絶望とも解らぬ震えに襲われた。

「お腹が空いたから朝御飯食べようぜ、レオン」

微笑む兄が眩しく見えた。


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