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日常

3歳になってから始めた剣術は、木刀がある程度ブレなく振れる様になってからは、姉との撃ち合い稽古している。

姉は、洗礼の儀でスキル【剣術】と魔法【火】【風】の2属性が顕現したことから女性騎士を目指して騎士相手に激しい訓練を積んでいて、何時レベル2になってもよいステータスになっている。

母に似て髪はブロンド、瞳はエメラルドの美人であるが、騎士たちから「剣鬼」と言う二つ名を頂戴している。

その姉から、無表情で発せられた「死なない程度に手加減してあげる」との言葉の後に、振るわれる剣撃は重く速く、全身ボロボロなり意識を失う迄続けられた。

母は、微笑みながら僕に近付き【ヒール】をかけ「もっと頑張れるわレオンなら」と優しく激励してくれるお陰で地獄の無限ループに突入していくのであった。

「そうそう私、死ぬ少し前なら回復出来るから~」

「お姉ちゃんも安心して稽古してあげてね」

優しく微笑んでいる母に、微かに頷く姉の姿が悪魔の様に感じられた。



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