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爆縮と体温の機知(11)

密画のフリーク

横たわる電池式の体に

有線で充電をする

柔らかさの中に

落ちたビー玉を拾うような

なんとなくある日常に

平たいランチョマットの模様

霧吹きの向こう側には

砂漠があるみたいだ


変わらないことの単調さは

短調みたいな言葉を

異空間に解き放ちつつ

誰かのそれを名曲のように扱う

どちらかといえば

珍しさだろうが

短い音が多くあって

それが羅列されることで

曲になっているのだろう


快感にも似た

不釣り合いな感覚を

依存だとしても

そこに実存しなければならないなら

全ての戯言には意味があるし

生存保険のように

背中に張り付いている

汚なさが見えようと

気にしてはならない

誰かの生存に必要な医療機器を

破壊することになるからだ






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