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恋の始まり Lovestory~未来から来たアンドロイドとの謎の恋~  作者: 夢花星(#^.^#)
第2章 交通事故から桜を守るために
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交通事故にあっても助からない?

休日の日が来た。


「ピーンポーン。ピーンポーン。」


お母さんは玄関のドアを開け、


「梨花ちゃんとさゆちゃん。どうぞどうぞ。桜は、上にいますから。」


「はい。お邪魔します。」


階段をのぼってくる音がする。


「桜、西川君やっほー。」


「梨花、来たんだ。」


「いらっしゃい。俺、お茶持ってくるよ。」


「ああ大丈夫。こういう時お母さんが持ってくるの。」


「そうか。」


「でさ、なんで二人はこの家にいるの?」


「いや・・・その。事情があるだけだから。」


「ちょっと桜とは話があるんで。ちょっと待っててね。」


光は、私を部屋の外に連れていき、


「あの二人、桜の友達か?」


「うん。そうだよ。」


「本当に信用している友達か?」


「そうだけど。」


「なら、俺のこと話してもいいぞ。」


「は?」


光の言葉に私はびっくりする。


「こういう時には協力してくれる存在も必要だろう?」


「そうかな・・・」


「俺一人ではつとまらない可能性もあるんだ。信頼できる友達ならきっと何か考えてくれるかもしれない。」


「うーん。」


「桜。交通事故から守られたとしても、それで終わりではない。」


「え?」


「交通事故で桜が死ぬことは決まっていた未来なんだ。その未来を変えるとなると時空警察が黙っていない可能性がある。」


「時空警察って?」


「タイムパトロールのことだ。」


何やら、タイムパトロールは時空を見守る警察だ。それぞれの年の警察と連絡をしており、なにか問題があった場合、警察型のアンドロイドが送られ、どうにか問題を解決させるらしい。


「つまり、交通事故で助かっても、いずれ、警察型アンドロイドが君を殺しに来る。」


「そんな・・・」


「大丈夫。いずれ援助隊を送ると桜の妹のほうの孫は言っていたぞ。」


「だったら大丈夫かもしれないけど・・・。」


「とりあえず、友達に話そう。」

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