急に出てきた未来の子孫から送られたアンドロイド
チリリリリリリリリリリ
アラームの音が鳴り響く。
「今日は日曜日なのに・・・」
「さくらー。起きなさい。休みだからってねてるんじゃないわよ。」
お母さんの怒鳴り声が聞こえる。
「はーい。」
着替えて朝食食べてすぐ自分の部屋へ行った。
「やっと眠れる・・・」
ガラー
今何か音した?
「君が、河山桜か?」
「うん。そうだけど。」
「こんにちは。俺は、アンドロイドSR-IV20だ。」
「はっはあ!」
私は今の現状が読み取れないのである。
「型番がSR-IV20であり。名前は、西川光だ。よろしく。」
「えっ!ああうん・・・」
このアンドロイドめっちゃイケメンなのですけど・・・!見るたび顔が真っ赤になる。
「体調でも悪いのか?」
「大丈夫。」
「桜。お前、俺の顔見て顔真っ赤にしたか?」
「なんでわかるの・・・」
「実は、俺桜の心だけ読み取れるようになっている。」
なんで・・・
「今なんでって思ったでしょう?」
「なんで私の心が読み取れるの。」
「アンドロイドはそういうことも可能だ。人造人間だからほぼ人間だけどアンドロイドの機能も備わっている。」
「そうなんだ・・・」
もう見れないって。
「もう見れないか?じゃあもっと見せてやろう。」
「からかわないでよ。」
「わかった。わかった。俺、明日からお前の学校行くぞ。」
「は?どういうこと。」
「まあ、話はまたあとでだ。」
「お母さんに紹介しないと・・・」
「そうだな。」