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2.簡単なルール説明

 謎の声は饒舌にゲームの説明を語り始めた。


 まずは役職の説明だ。


 1.勇者 一人

 2.魔法使い 一人

 3.料理人 二人

 4.医者 一人

 5.鍛冶屋 一人

 6.守り手 三人

 7.占い師 二人

 8.霊能者 一人

 9.人狼 四人

 10.市民 十四人


 ・人狼は戦闘によるステータスバフがあるため、探索向きだが魔法は使えない。

(ステータスの件と探索向き、魔法が使えないと言う点は部分はメタ要素になるのため、人狼にしかわからない)


 人狼には市民班と違うクリア条件がある。

 夜の時間に、市民班を一人を襲撃することができる、更に人狼を襲撃することも可能。

 

 人狼は襲撃する、しないを選択することができる。

 ただし、人狼側の勝利条件はダンジョンの攻略ではなく市民班の死亡人数や襲撃人数になる。


 ・勇者と魔法使いはダンジョン攻略に向いている職業で、勇者は魔法と剣のオールマイティな活躍ができる。


 ・魔法使いは後方からの支援や後方からの攻撃魔法などに特化した職業。


 ・料理人は教室での食事を司る職業ステータスの上昇や料理の味に影響する。


 ・医者は死亡以外の状態なら、教室内でなら金銭次第で怪我の治療や病気の治療が可能。


 ・鍛冶屋はこのダンジョンには武器・防具屋というものが存在しないため、探索者の装備はドロップ品か鍛冶屋のオーダーメイド品となる。

  探索階が深くなるほど装備は重要になるため人狼側、市民側共にこの役職に手出しできない。


 ・守り手は人狼達の夜の襲撃から各自の守護する人間を決めて守ることができる。

  ただし、自分自身を守ることはできない。


 例……守り手二人の場合は 守り手1が【勇者】を守護、守り手2が【魔法使い】を守護と言った感じ。


 ・占い師は夜の時間にクラスメイト一人が人狼かどうかを占うことができる。

  しかし、占い師が二人いる場合は占いを交互に行う形になる。(順番を譲ることも可能)


 ・霊能者はその日の夜に、その日の昼の会議で処刑した人間を【市民】か【人狼】かを見分ける力がある。


 ・市民文字通りの超モブである。ただし、探索班として戦闘は可能。


 次にルール説明


 特殊ルールとして、

 クラス全体を探索班と市民班にわけ、探索班が探索にでている間は

 処刑会議の行われる昼の時間と人狼の襲撃のある夜の時間が来ない。

(昼の時間と夜の時間は、現状生きている人間全員が教室にいることで発生する)


 探索班と市民班が拠点に揃った状態になると、通常の人狼ゲームと同様。


 昼の時間(当日処刑する人間についての話し合い・通常の会議も行う)

 ▼

 昼の時間に決まった釣り候補を処刑・昼の時間に決まった内容を実行

(もう一つの目標ダンジョン攻略があるため、処刑を行わず夜の時間に移行することも可能)

 ▼

 夜の時間(人狼はクラスメイトの中から一人を襲撃することができる。しないことも可能)

 ▼

 そして、再び朝が来る……流れになる。


 ・探索班が帰還すると、最後に帰還したパーティは最低でも1日は、教室で過ごす必要がある。

(処刑会議と夜の時間の回避が不可になる)


 ・探索班が複数パーティに別れた場合は、最初に帰還した探索班は残りの探索班パーティを教室で待つペナルティが与えられる。


 ・探索班のペナルティ中は、ダンジョンへ行くための扉を開けることができない。


 ・探索班・市民班の各自に個室が与えられる。

  夜の時間が発生する前に各自一度だけ、クラスメイトの部屋を訪問することができる。

 (誰の部屋にいったかの履歴が残るため、履歴を残さず泊まること等はできない)


 ・生活費や食料など関しては、探索班がモンスターから得た資金やダンジョン探索で得たアイテムなどを換金することができる。

  資金は、アイテムや武器・防具の購入、食料の購入、治療費、各自個室の生活レベル向上や施設の追加などに使用することができる。


 ・探索班は各自、【アイテムボックス】というスキルを所持しており。

  市民班は、探索班の【アイテムボックス】へ直接アイテムをおくることができる。


 ダンジョンでの戦闘は2パターンを選択することができる。

 ます一つ目は、RPGでよくあるゲーム方式のスタイルだ。

 戦闘に関わる要素は、装備とステータスとスキルのみとなる。

 プレイヤーの技量は含まれない。


 そしてもう一つが、リアルバトルスタイルだ。

 文字通り、モンスターと直接対峙して戦える仕様。

 難易度が上がるため、ボーナスとしてモンスターからの【経験値三倍、取得資金三倍】となる。


 この二つの戦闘スタイル選択は、各自パーティリーダーが決めることができる。

 どの状況下でも変更は可能。


 ・探索班は一回の探索の間に一度【逃げる】・【帰還】することができる。

  パーティリーダーが戦闘中に判断し戦闘を中断できるが、強制でパーティ全員が教室へ戻される。

  個人で使用した場合、単体のみでの【帰還】となる。


 ・緊急連絡エマージェンシーコール

  危機を察知した時、クラスメイト全員にたいして緊急連絡の使用者現在の位置と20文字程度の短文を送ることができる。


【市民側のクリア条件】


 夜の時間に襲いかかる人狼の攻撃を避けて、目的地の30階まで探索を達成する。


 追加条件


 人狼を3人処刑するか、人狼が3人死んでいる。



【人狼側のクリア条件】


 クラスメイトが襲撃・処刑により二人以上死んでいること。


 追加条件


 クラスメイト(市民・人狼を含む)が襲撃・処刑により四名以上死んでいること。


【探索班と市民班】


 簡単に説明すると、探索班はダンジョンに出稼ぎに行って市民班はそれを支援する形になる。

 生活レベルも探索班の仕事次第で不自由さはなくなる。


【メタ要素】


 電話NG・ネットNG・テレビOK


【役職のカミングアウト】

 各自プレイヤーの持つ職業を皆に公開にすること。


 カミングアウトを行うことで、人狼の職業騙りや人狼側の破綻を推理することができる。

 ただし、諸刃の剣で狼側の襲撃の的になりやすくなる。


【初期の所持金】


 皆、所持金は0スタート。

 ただし、電気による明かりはつける事が可能。


 約1週間分の食料は確保されている。


【施設の追加】


 資金さえあれば、どんな施設でも追加が可能。

 ご利用の際は、謎のゲームマスターに要相談。

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