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男は愛嬌、女は度胸
プロローグ
「きゃっ!」
僕は、学校に行く途中何もないのに転んでしまった。
「大丈夫?」
綺麗な女の人が手を貸してくれた。
ここからこの女の人と僕の会話は弾み仲良くなり...
と、まあこんなことを考える人もいるだろうがそうはいかない。
「あ、ありがとうございます」
僕は手を貸してもらい立ち上がった。
そして女の人と目が合った。
僕には見えた、その女の人の目がハート型になっているとこが。
「可愛いーーーー!!」
始まった。
これは僕の能力【ラヴリーお目目】で、ある。
この世界には生まれた時から特殊な能力を持つ人間が稀にいる。僕もその一人だ。
「きゃーーーー可愛いーー!転んで怪我してない?」
興奮している女の人は、はぁはぁしながら言ってきた。
「は、はい大丈夫です」
僕は学校に遅刻してしまうといい、お礼だけし学校に向かった。