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世の中不公平でして。  作者: 黒井 咲希
3/5

赤い瞳 2

そして世界が、少女の運命が動き出す...。

赤い瞳の少女は空いや、人間が作り出した雲も月も太陽も星もない偽りの空を眺めていた

(今日も平和...かぁ。いや...違うな。今日はいつもと違う。嫌な予感がする)

この、少女の予感は的中してしまう。

10月26日 午前11時24分

ズドドドと地面から音がした直後ドーン!という音がして周りの家が倒れる。

先ほどまでの、風景はもうない

世界中がパニックになるなか少女はただ一人瓦礫の山から偽りの空を見ていた。

バキッと、いう音と共に空が割れる。

その場にいる人間達はただ、騒ぎ、泣き、絶望に満ちた。

(あぁ、この世界は終わるのか。せめて最後に脂身たっぷりの肉、食べたかったな...)

周りがパニックの中少女は冷静にそんな事を考えていた。そしてついにフィールドが壊される。もうだめだと泣き叫ぶ人。祈る人。状況が分からず固まる人。様々な人間がいる中少女は感動していた。青い空に。白い雲に。赤く燃える太陽に。

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