準備
料理が人気のアーピでは、夕食時になると食堂が人で溢れかえる。マーケット当日とて例外はなく、百人は収納できるかという大きな食堂には殆ど空席が見当たらない。
「さすがに飯を売りにしているというだけはあるな。席は……お、カウンターにちょうど二席空いてるみたいだ。あそこでいいか?」
ガヤガヤと騒がしい食堂で、守はイリカに顔を近づけて尋ねる。
「はい。ですが、その……本当にご一緒してもいいのですか?」
部屋から手を引かれたままのイリカは、遠慮がちにそう訊くが、守は笑顔で「当たり前だろ」とだけ返し、席へ向かう。
カウンターの辺りは食堂というよりもバーのような雰囲気で、周りの客もアルコールを楽しんでいる者が多い。
守たちが席につくと、隣にいた腕っ節の強そうな男が、イリカの格好を見て顔をしかめながら声をかけてくる。
『ここは奴隷の来るところじゃないぜ。酒が不味くなるから消えな』
あからさまに侮蔑が込められた態度で男がそう吐き捨てると、イリカは『す、すみません……』と小さく答える。
言葉は通じていないものの、イリカの様子や男の表情でやり取りの内容を理解した守は、「おい」と憤りを感じて立ち上がろうとすると、男の席の向こう側から声があがる。
『やめとけ。お前さっきのアレ見てないのか? 隣にいるの、その奴隷をめぐってノトーリアスにケンカ売った奴だぞ』
『ノトーリアスって“虎商”ノトーリアスのことか? じゃあ何でピンピンしてんだよ』
『その奴隷が一緒にいる時点で察せよ。勝ったんだよ、ノトーリアスに』
『……冗談だろ? どう見ても低レベルのヒューマンじゃねえか』
『信じる信じないは自由だがよ、一応止めたぜ、俺は』
そう忠告すると、二つ隣の男は『これ以上は知らね』とだけ付け加えて、酒を飲みなおす。
一方、イリカに暴言を吐いた男は、イリカと守の顔を交互に見て「チッ」と舌打ちをすると、それ以上は何も言わずに正面に向き直る。
場が収まったと感じた守は、イリカに「大丈夫だったか? 何て言ってた?」と心配して聞く。
するとイリカは自慢げに「ご主人様はすごく強いって奥の人が言っていました!」と守の意図したところではない返答をしたが、嬉しそうにしているイリカを見て、守はそれ以上の追求はしまいと決める。
「さて、メニューは……読めないから、店のおすすめを二つ注文してくれ」
椅子に腰を落ち着けた守は、メニューらしき紙をカウンター上に発見するものの、やはり馴染みのない文字で書かれていたのを確認して、イリカにそう頼む。
「わかりました。しかし、同じものを二つ、ですか?」
「一つはお前のな。自分で決めろって言ってもどうせ遠慮するだろ。ああ、でも他に食べたいのがあるなら勿論そっちにしていいから」
「いえ、その、あの……ありがとうございます」
座っている状態でも守との目線の差が大きいイリカは、上目遣いに守を見つめてしどろもどろに礼を述べる。
そしてカウンターの向こうにいるエプロンをした店員らしき女性に話しかける。
『今日のおすすめを二つ、お願いします』
店員は無愛想に『はいよ』と答えると、厨房に注文を伝えに行く。イリカは、店員さんも奴隷が来たから迷惑がっているのかな、と申し訳なく思うが、厨房から戻ってきた店員がどの客に対しても無愛想に振舞っているのを見て、少し安堵する。
「そうだ、この辺に服屋はあるか?」
料理を待っている間、守はふと思い出したようにイリカに尋ねる。
「防具屋がすぐ近くにあります。そこで服も売っていると思います」
「じゃあ明日出発する前に寄るぞ。俺と、お前の服も買わなきゃいけないからな」
「そんな、わたしは今のままで充分です。それと、マーケットの翌日は殆どの店がお休みしますので、恐らく明日は防具屋さんも閉まっています」
イリカの情報に「うーむ、困ったな」と守が唸っているのを受けて、イリカが代替案を出す。
「服があるかはわかりませんが、『ナイト・マーケット』を覗いてみてはどうですか?」
「『ナイト・マーケット』って?」
「すみません、スラティ・マーケットがあった日に開かれる夜市のことです。昼の市で品物を売り切れなかった商人の露店が殆どなので、あまり良いものは残ってないかもしれませんが、その分お買い得なものが多いです」
「なるほど、じゃあ飯の後は買い物だ」
「わかりました」とイリカが返事をすると、タイミング良く料理が運ばれてくる。
『ニンブルディアと季節野菜の鍋、二人前おまち』
店員はそう言って守とイリカの間に大きな土鍋を一つに、取り皿を二つ置くと、無表情のまま立ち去る。
「まさか外国で鍋とはな……」と守は予想外の料理に驚きながらも、勝手を知っているから手際よく取り分ける。そして具が盛りに盛られた皿をイリカに差し出す。
「わたしがよそいます」「ご主人様が先に」「ああ、そんなに肉を入れていただかなくても」とイリカは落ち着かない様子でいたが、そんなイリカがおかしかったのか、守はくつくつと楽しそうに笑っていた。
(イリカ、箸を使うの上手だったな。やっぱり日本人の末裔なのだろうか)
夕食を終えて食堂をあとにした守は、食事中のことを思い出す。
当然イリカは日本人の末裔などではなく、奴隷教育の一環として食器類はひと通り使えるように訓練した、というのが箸を扱える理由だったが、守がそれに気付く様子はない。
「それにしてもあの鹿肉うまかったな。食べたことのない味だったけど」
「とてもおいしかったです! 本当にご馳走様でした。わたしは幸せ者です」
奴隷に落ちて以来、初めて満腹になるまで食事をしたイリカは、心の底からそう思う。
暖かい食べもの自体が久しぶりだったからか、気分が高揚してきて、自然と笑みがこぼれる。
「腹も膨れたところで、明日に向けて買い物を済ますか」
「はい。昼の時のように、ナイト・マーケットも町全体が市になっているので、宿を出たらすぐに店が並んでると思います」
「そいつは選び甲斐があるな」
異国の地での買い物に、守はわくわくしながら夜のスラティに繰り出す。
昼ほど人は多くないが、時間を考慮すると十二分に賑わっていると言えるだろう。
自然の光源は空に浮かぶ月だけで、街灯も全く見当たらないが、露店がそれぞれランプを点けているおかげで、暗いという印象はあまり無い。
そんな夏祭りみたいな雰囲気の中、守とイリカは店を巡る。
なかなか目当てのものが見つからずに色んなところを回っていると、ある店の前で何者かが守を呼び止める。
「にいちゃん、昼にノトーリアスをのした人だよな?」
声をした方に守が顔を向けると、トカゲをそのまま大きくしたかのような風貌の男が佇んでいる。
(皮膚病か何かか)
守はそう考え、突然現れた異形の姿にも全く動じる様子は無い。ノトーリアスやイリカ、その他の獣人亜人を町で散々見てきたせいで、守の価値観も無意識のうちに変わってきている。
「ノトーリアスって、でかい虎男のことか?」
「そうそう。やっぱりにいちゃんだったか。ありゃあ見事だったよ。奴にはいつも苦渋を舐めされられてるからね。スカッとした!」
トカゲの男は、どうやらノトーリアスに個人的な恨みがあったらしく、守は一方的に「ありがとう」と感謝される。
「自己紹介が遅れたね」とトカゲ男は手を差し出す。
意図を汲み取った守は、その手を取って握手に応じる。爬虫類のような鱗に覆われた手はひんやりとしている。
ホールトン Lv29
種族 リザードマン
身分 平民
所属 アーケンズ公国
レベル高いな、と守が思っていると、正面のホールトンが素っ頓狂な声をあげる。
「レベル五!? 嘘だろ、ノトーリアスの攻撃をあんなにくらって生きてたじゃねえか!」
「確かに常人なら死んでも不思議ではない重みがあったな。何なんだ、あいつは?」
「いや、オレからしたら、にいちゃんのほうが“何なんだ”だよ……。ノトーリアスは駆け出し商人ながらも、Bクラスモンスターをソロで狩れる程の実力者だ。レベル五のヒューマンが太刀打ち出来る相手じゃないはずだが……」
まあいい、とホールトンは自ら話題を打ち切ると、新たに訊ねる。
「さっきからこの辺うろうろしてるみたいだけど、何かお探しかね? 特別に安くするよ」
商談に入ったホールトンは、先と変わらずに笑顔を浮かべているが、どことなくいやらしいニュアンスが加わったように感じたのは、きっと守の勘違いではない。
「そうだな、服を探している。俺のと、彼女のを。それとテントとか遠出の必需品が欲しい」
「服、かい。にいちゃんに合いそうなのは……この辺かな」
そう言ってホールトンは、後ろに詰まれた木箱の一つから中身を引っ張り出す。
出てきたのは橙色の半纏みたいな上着と、紺色のだぼだぼなズボン、いわゆるモンクパンツだ。
守に手渡して「どうだい?」とホールトンは顔色を窺う。
レア マーシャルスーツ
格闘家の標準的な服
「動きやすそうだし、申し分ないな。彼女のも何かないか?」
ホールトンが出した服を気に入った守は、イリカの分も見繕ってもらおうと、イリカを近くに呼び寄せて、両肩に手を置く。
イリカは「わたしのはいいです」と申し訳なさそうにしているが、守はお構いなしだ。
ホールトンは、守の依頼を受けてしばらくいくつかの木箱を漁ったが、結局は何も出さずに残念そうに守に告げる。
「うーん……生憎だが奴隷用のものは切らしてるな」
「奴隷用じゃないのはあるのか?」
「あるにはあるが……上等なものだから高くつくぜ?」
「構わん。見せてくれ」
「そんな、だめです」とイリカは半泣き状態になるが、守はイリカの頭に手を移して「通訳のご褒美ってことで」となだめる。
「嬢ちゃんは見たところケットシーだね? これなんかどうだい」
ホールトンはそう言って、黒ベースに所々金色で彩られたフード付きのローブを守に渡す。
スペシャル 黒炎のベルサンドローブ
魔法都市ベルサンド開発の最新モデル
魔法付与:フレイムピラー
「魔法付与?」
浮かんだ情報に、見慣れない部分があり、守はそのまま口に出す。
「スペシャルクラスの装備品だからね。新品だからまだ取得権利は残ってるよ。ケットシーなら多分覚えられると思うけど」
次々と守の辞書にない言葉が投げかけられ「よくわかんねえ」と守は匙を投げ、話を進めることにする。
「それで、いくらだ?」
「にいちゃんのが三千ルド、嬢ちゃんのが二万ルドだ」
夕食が二人前で三百ルドだったから、二万三千ルドというのは相当な大金だろう。
守の手持ちが、残り二万九千と三百ルドだから払えない額ではないが、両方買ってしまうとテント類が買えなくなる可能性もある。
「じゃあ俺のはキャンセルで、ローブだけ頼む」
守は自分の着ている服とイリカの着ている服を見比べると、迷いなくホールトンに告げる。
ホールトンは「正気かい?」とでも言い出しそうな顔をして驚いたが、当然高値のローブのほうが利益があがるので、実際には口にしない。
「ほい」と守がもうローブと手に抱えていたマーシャルスーツをホールトンに返そうとすると、服のすそを小さく引っ張られる感触に振り返る。
「だめです、ご主人様のを先にしてください。わたしは本当に平気です。何年もこれで過ごしてきました」
守が着ている布の服を、更にボロボロにしたようなものを身に纏ったイリカがきっぱりと言う。
イリカの服は、何度も膝をついて座ったせいか、足元付近には穴が開いている部分があり、右袖は少しちぎれて七分袖になっている。
こんな格好で冬も越したのか、と守はやりきれない気持ちになる。
「よく見ろ。どっちが新しい服が必要なのか。それに、次の町で俺のもちゃんと買うから」
「ですが……!」とイリカが言いかけたその時。
「わかった、そいじゃこうしよう」
ホールトンが二人の会話に割って入る。
「にいちゃん達、遠出するんだろう? なら、もし『アーケンズ・オパール』を見つけたらオレに売ってくれ。十万ルドで買う。マーシャルスーツ分の代金は、前金ってことでいい」
ホールトンの提案に、守は「いいのか? 見つかる保障はないぞ?」と正直に返答する。
「いいさ。あのノトーリアスに勝ったんだ、にいちゃんの実力は信頼してるよ」
ホールトンはにこやかにそう言って、守が服を返そうと伸ばしていた手を押し戻す。
(それにレベル五でこのポテンシャル、こいつは絶対に大きくなる。今のうちにパイプを作っておいて損はない)
この抜け目のなさが、ホールトンが今日まで商人としてやってこれている証だろう。将来の利益のために身銭を切れる彼には、投資家の才能があるのかもしれない。
「悪いな、助かる。だけど『アーケンズ・オパール』とやらが見つかったとして、どうやって連絡とればいいんだ?」
「そうだった。フレンドリストは空いてるか? 登録してくれ」
「フレンドリスト?」
守が聞き返すと、その単語に反応して、目の前の何もない空間に、自分の部屋に現れたものと同じようなダイアログがポップアップする。
「うお!」と前回と全く同じリアクションをしてしまうが、二回目だからか、守はこの非現実をすぐに受け入れる。
「空きあったかい? 申請飛ばすよ」
そんな守の様子もスルーして(単純に気付かなかっただけかもしれない)、ホールトンは淡々と続ける。
すぐに守の脳内に『ホールトンをフレンド登録しますか?』とアナウンスが流れ、守はイリカの時と同じように『登録する』と念じる。手馴れたものである。
すると、目の前の『フレンドリスト』と題されたダイアログに、新たに『ホールトン』という文字列が追加される。その横に『メッセージを送る』という表示もあるから、これで連絡が取れるのだろう。
電話帳みたいなものか、と守は納得する。
「服、改めてありがとう」
守はそう言いながらローブ分の代金の二万ルドをホールトンに渡す。
「『オパール』関連以外でも、何かあったら連絡してくれ。買取査定、仕入れ依頼、何でも任せてくれていい」
守から二万ルドを受け取ると、営業スマイルを浮かべてホールトンは手を振る。
「わかった、その時には連絡する。じゃあまた」
守も手を振って、その場を立ち去る。
イリカはホールトンに小さくお辞儀して、守のあとにとてとてとついて行った。
「あの、本当にいいのですか? エンチャント品なのでロックかかっちゃいますよ?」
守からローブを受け取ったイリカは、守に何度目かわからない確認を取る。
「いいっていいって」と守は、これまた何度目かわからない承諾の意を示す。
エンチャント品というのは、魔法付与やスキル付与の効果がある装備品のことだ。そして、付与が行われるのは最初にその装備品を身につけた人だけということから、新品のエンチャント品を装備することを、自分のものにするという意味合いで『ロックする』『ロックがかかる』と言う。
守も気になってイリカに訊ねてはみたものの、説明を受けてもいまいち理解できず、「ようは自分だけのものにするってことね」と勝手に解釈する。
「早く着ないと無理やり着せるぞ」
守はふざけて手をわきわきと動かすが、イリカは真に受けて「そんな、着させていただくなんて……」と顔を赤くする。
――二人はテント、ランプ、水筒などのキャンプに必要なものを買い揃え、宿の部屋に戻ってきている。最も重要なテントがなかなか見つからず、殆どの露店を巡ることになってしまった二人は、疲れを流そうと帰りに見つけた大衆浴場に寄り、守はそこで新しい服に着替えたが、イリカは遠慮して未だボロの服のままという状況である。
「ご主人様……わたし、一生かけてもこのご恩を返します」
押し問答の末、ついに観念したのかイリカがボロの服に手をかけ、その場で脱ぎ始める。
「ちょ、ちょっと待て」と守が慌てて後ろを向く。
「お風呂に入らせていただいたので、不快なほど汚くはない……と思いますが」
そんな守の反応に、イリカは少し傷ついた様子で言う。
「い、いや、そうじゃなくてだな。男に肌を見せるのは嫌だろ?」
「恥ずかしい、ですが……ご主人様になら大丈夫です。この身もご主人様のものですので、その、どう扱っていただいても構わないです」
イリカは照れながらそう守の問いに返事する。
守は健全な男性らしく、イリカのその答えに鼓動が早くなるが、努めて冷静に振舞って言葉を紡ぐ。
「そういうことは、好きな人が出来たら言ってやれ」
「わたしはご主人様のことが好きです」
少しも考える様子もなく、イリカは即答する。
今まで己の鍛錬に全てを懸けてきた守は、色恋沙汰には免疫がない。
故に予想外のイリカの告白に「そ、そうか」と声を上ずらしながら返すのが精一杯だ。
お互いに気恥ずかしいムードの中、イリカの衣擦れの音だけが流れる。
それが終わると「き、着替えました」とイリカが言う。
守が振り返ると、みすぼらしい服装にぼさぼさの髪で、誰が見ても奴隷とわかったイリカはそこにはおらず、神秘的なローブに身を包んだ可愛らしい猫耳の少女がいる。
「ど、どうでしょうか?」と恐る恐るイリカは守に訊ねる。
「うん。かわいい」
「……ありがとうございます」
動揺することも忘れて素で答えてしまった守に、イリカは嬉しそうにして、その場でくるくると身に纏ったローブを見ながら回る。
しばらくそうして自分の姿を喜々として眺めていたイリカを、守は満足気に見つめていた。
「零時か。そろそろ寝よう」
「はい、ご主人様」
気恥ずかしいムードが和らぎ、ベッドに腰かけて雑談していた二人は、零時を知らせる時計の鐘の音で寝る準備をする。
守は立ち上がってランプの灯を消して、そのまま椅子の方へ向かうと、イリカから声がかかる。
「どこへ行くのですか?」
「寝床、かな」
「そっちは机です」
「だから俺はここで寝るって。お前はベッドを使え」
夕食前に言ったことを再び持ち出す守。
するとイリカもベッドから立ち上がる。
「ご主人様より良いところでは寝れません」
イリカは頑として譲らない。
「俺もお前に床や椅子で寝てもらいたくない」
少し考えた後、じゃあ、と守は続ける。
「一緒に寝るか?」
「……はい!」
守にこう言われるのを待っていたんじゃないかというくらい、イリカは一転してうきうきと返事をする。
守は「やれやれ」と息を吐きながらも、内心は歳の近い女の子と一緒に寝るということにひどく緊張している。
先に布団に入った守に「お邪魔します」と律儀に声をかけて、イリカも床につく。
シングルベッドだったせいで、どうしても体のあちこちが触れ合う。
守は、そんな少し顔を動かしたらキスしてしまいそうな距離に落ち着かない様子だったが、イリカが「おやすみなさい、ご主人様」と言うなり、すぐに寝息をたて始めたのを見て、守も「おやすみ、イリカ」と目を閉じた。
――ステータス画面――
ヒノモトマモル Lv5
職業 拳闘士Lv3
装備 マーシャルスーツ ???の卵(ズボンのポケットに移した)
イリカ Lv2
職業 妖精使いLv1
装備 黒炎のベルサンドローブ 服従の首輪
獲得魔法 フレイムピラー
――獲得アイテム――
マーシャルスーツ 黒炎のベルサンドローブ
――魔法詳細――
Aフレイムピラー 最終攻撃力200%の魔法攻撃。炎属性。