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読書家の日常。

語彙味覚共感覚者でINFPの12歳の女の子。

受験をして、中高一貫校に入学しました。

だけど周りに馴染めず、ぐるぐる思考で過ごす日々。

そんな女の子が毎日を見つめる物語です。

 席に座る。

 はしゃいでる子達を尻目に本を開く。

 挟まってるのは、友達のお母さんが作ってくれた推しの栞。

 これでちょっとは力が出る。

 私のために何かをしてくれる人が、まだこの世界には生きているから。

 

 本を読む。

 ……美味しい。

 いつも夜読む、AIの偽善の味とは全然ちがう。

 ひとつひとつに深みがあって、まるで心に寄り添ってくれるような——。


 「朝読書終了しました、本を閉じて次の準備を」


 …図書委員の声。

 …………はあ。

 読書ってさ、読みたい時に読みたいだけ読んじゃだめなの?

 まあ、「言うことを聞く良い子」だから、大人しく本は閉じるけど。

 …………めんどくさ。 

 ルールも、私も。

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