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新・私のエッセイ:3号館(No.201~300)

新・私のエッセイ~ 第218弾 ~ 深夜・・・自分に戻れる、そんな大切な時間

 ・・・ぼくはいま、


 自室兼書斎の机の前で、


 遠くに聞こえる貨物列車の汽笛の音色を聞きながら・・・


 ふと、半分まどろみかけた頭で、明日の仕事に備えている。


 またも深夜に目が覚めてしまい、


 ついさっき途中まで見ていた「夢の続き」を思い出そうと、あがこうともなくあがいている。


 「・・・こうして夜中に起きて、ぼんやりといろいろなことを考えるクセ・・・コレが始まったのは、はたしていつのころからだったっけなぁ・・・。」


 そんなことも、そっと小声でつぶやいてみる。


 「明日は、午前10時から仕事開始だったな。で・・・出発時間までけっこうあるから、また寝なおさないといかんだろうな。それにしても・・・」


 ここでぼくは、


 いつものように、また「夢の世界」で・・・


 いや、一応、起きて机の前に座って、こうして愛する皆様に向かって文章を書いているので、


 「ギリギリ夢うつつの状態の世界で」と、少々クドい言い回しで書き換えるべきか・・・


 そんなくだらないことも、いろいろと考えてみる。


 やがてぼくは・・・


 またしても、過去に出会った素敵な少女や、おもしろかった昭和時代の漫画・アニメ、


 そして、別れた恋人や出会った人々、愛しいペットたち・・・数々の行事・出かけた遊園地や海、野山や公園に思いをはせる。


 ・・・そとは静かだ。


 車の走行する気配もなく、タイヤの「ロードノイズ」も、人の話し声も、いっさい聞こえない。


 夏場になると、


 遠くの田んぼから、カエルたちの楽しそうな「合唱」も聞こえてくる。


 ・・・ここはまるで、「火星」のようだ。


 地球の人間社会の喧騒けんそうから切り離され、解放された、


 まさしく「別世界」。


 「もしかしたら、ここで生きている人間は、おれひとりなのかもしれない・・・。」


 そんな錯覚さえ起こさせてくれる、


 ただ静寂が支配する世界だ。


 そんなときぼくは・・・


 この貴重なひとときを使って、


 過去のさまざまな思い出たちを、よきにつけ、悪きにつけ、


 しみじみとよみがえらせる。


 ぼくはいま、東大再受験に関するエッセイを書きながら、昭和の名作漫画、


 『銀河鉄道999(= スリーナイン)』のワンンーンを思い出している。


 主人公の「星野鉄郎ほしのてつろう」と、謎の美女で鉄郎の旅のエスコート役、兼ボディガードの「メーテル」との、物語序盤での会話・・・


 それを皆様へ紹介して、この深夜のエッセイをシメたいと思う。


 ここまで付き合ってくださり、感謝申し上げます。


 m(_ _)m


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 メーテル:「さあ、いまのうちに(地球を)よく見ておくといいわ。じきに肉眼にくがんでは見えなくなるから。」


 鉄郎:「いいよ、見なくても。あそこには、悲しい思い出ばかりだから・・・。」


 メーテル:「悲しい思い出も、なつかしくなる時がくるのよ。見ておけばよかったと思うときが・・・。」

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