新・私のエッセイ~ 第218弾 ~ 深夜・・・自分に戻れる、そんな大切な時間
・・・ぼくはいま、
自室兼書斎の机の前で、
遠くに聞こえる貨物列車の汽笛の音色を聞きながら・・・
ふと、半分まどろみかけた頭で、明日の仕事に備えている。
またも深夜に目が覚めてしまい、
ついさっき途中まで見ていた「夢の続き」を思い出そうと、あがこうともなくあがいている。
「・・・こうして夜中に起きて、ぼんやりといろいろなことを考えるクセ・・・コレが始まったのは、はたしていつのころからだったっけなぁ・・・。」
そんなことも、そっと小声でつぶやいてみる。
「明日は、午前10時から仕事開始だったな。で・・・出発時間までけっこうあるから、また寝なおさないといかんだろうな。それにしても・・・」
ここでぼくは、
いつものように、また「夢の世界」で・・・
いや、一応、起きて机の前に座って、こうして愛する皆様に向かって文章を書いているので、
「ギリギリ夢うつつの状態の世界で」と、少々クドい言い回しで書き換えるべきか・・・
そんなくだらないことも、いろいろと考えてみる。
やがてぼくは・・・
またしても、過去に出会った素敵な少女や、おもしろかった昭和時代の漫画・アニメ、
そして、別れた恋人や出会った人々、愛しいペットたち・・・数々の行事・出かけた遊園地や海、野山や公園に思いをはせる。
・・・そとは静かだ。
車の走行する気配もなく、タイヤの「ロードノイズ」も、人の話し声も、いっさい聞こえない。
夏場になると、
遠くの田んぼから、カエルたちの楽しそうな「合唱」も聞こえてくる。
・・・ここはまるで、「火星」のようだ。
地球の人間社会の喧騒から切り離され、解放された、
まさしく「別世界」。
「もしかしたら、ここで生きている人間は、おれひとりなのかもしれない・・・。」
そんな錯覚さえ起こさせてくれる、
ただ静寂が支配する世界だ。
そんなときぼくは・・・
この貴重なひとときを使って、
過去のさまざまな思い出たちを、よきにつけ、悪きにつけ、
しみじみとよみがえらせる。
ぼくはいま、東大再受験に関するエッセイを書きながら、昭和の名作漫画、
『銀河鉄道999(= スリーナイン)』のワンンーンを思い出している。
主人公の「星野鉄郎」と、謎の美女で鉄郎の旅のエスコート役、兼ボディガードの「メーテル」との、物語序盤での会話・・・
それを皆様へ紹介して、この深夜のエッセイをシメたいと思う。
ここまで付き合ってくださり、感謝申し上げます。
m(_ _)m
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
メーテル:「さあ、いまのうちに(地球を)よく見ておくといいわ。じきに肉眼では見えなくなるから。」
鉄郎:「いいよ、見なくても。あそこには、悲しい思い出ばかりだから・・・。」
メーテル:「悲しい思い出も、なつかしくなる時がくるのよ。見ておけばよかったと思うときが・・・。」




