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ラビッツ  作者: 無傷な鏡
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〇〇四 ラドリアの惨劇 父ハウルの凶行

 

 嘘だ・・・

 

 目を見開いて驚くラウルの様子に、ハウルはふと笑みを漏らし、

 

「今話した言い伝えを知っていることが、その証拠だ」

 

 そう言って追い打ちをかける。

 

「・・・」

 

 ラウルの頭は真っ白になって言葉が出てこない。

 

「あの戦いを生き延びた数少ない戦士たち、そしてあの戦いで散った戦士たちの子供たちの手によって、当時のことは言い伝えとして秘密裏に語り継がれてきたのだ。いつか霊兎族が立ち上がる日が来ることを信じて、ラドリアの戦士たちの末裔たちがその先頭に立って戦うことを願って」

 

 笑みを浮かべたハウルの淡々とした口調が、ラウルの心に重々しく響く。

 

 自分には、爬神族に逆らった反逆者の血が流れているのだ。

 

 その反逆のための術を、自分は受け継いでいるのだ。

 

 それを突きつけられて、ラウルは激しく動揺した。

 

「う、うそだ・・・」

 

 ラウルの背筋をゾクッとした寒気のようなものが走る。

 

 自分に反逆者の血が流れているなんて・・・

 

 ラウルはそれを信じたくなかった。

 

 明らかに動揺するラウルを、ハウルは優しく包み込むように見つめ、

 

「バカな霊兎の血が流れているからといって、お前に立ち上がれと言っているわけではないからな」

 

 そう言って微笑んだ。

 

「・・・」

 

 ラウルは混乱していて、ハウルの言葉が耳に入ってこないし、自分の頭の中にも言葉は浮かんでこなかった。

 

 怯えた表情のラウルに、

 

「ははは」

 

 ハウルは大袈裟に笑ってみせる。

 

「難しく考えることはない。バカな霊兎の血が流れていたとしても、お前がバカにならなければいい。それだけのことだ」

 

 ハウルは笑顔でそう言って、ラウルの気持ちを落ち着けようとし、実際、ラウルはハウルのその余裕のある明るい表情と言葉に、落ち着きを取り戻すことができたのだった。

 

 自分は自分だ・・・

 

 ラウルはそう思った。

 

 それで気持ちが楽になった。

 

「いいか、お前はお前の体を流れる血のために戦うんじゃなくて、お前の信じるもののために戦えばいいんだ」

 

 ハウルは落ち着きを取り戻したラウルにそう語りかける。

 

「信じるもの?」

 

 ラウルは真っ直ぐにハウルの目を見てキョトンとした顔をする。

 

 ハウルは笑顔で頷き、

 

「お前が心の底から守りたいものができたとき、何を信じればいいかわかるだろう」

 

 そう言ってラウルの薄灰色の髪をクシャックシャッとするのだった。

 

「うん」

 

 ラウルは頷いてはみたものの、まだよく理解してはいなかった。

 

「それまでは自分を磨くことだ」

 

 ハウルが励ますと、ラウルは修行をちゃんとして自分を磨き、いつか尊敬する父ハウルの言ったことの意味がわかるようになりたいと思った。

 

「うん、わかった」

 

 ラウルが屈託のない笑顔で頷くと、

 

「コホンッ」

 

 ハウルはわざとらしく咳払いを一つしてから、

 

「最後にもう一度言うが・・・」

 

 そう言って何かを語りかけるようにラウルの目を見つめた。

 

「なに?」

 

 ラウルは身構える。

 

 顔を引きつらせたラウルに、ハウルは思わずふっと吹き出し、

 

「今話したラドリアの戦士の物語は、ただの言い伝えだ」

 

 そう告げて爽やかに笑うのだった。

 

 父ハウルのそんな爽やかな笑顔を、ラウルは久しぶりに見たと思った。

 

 それが嬉しくて、

 

「あ、そっか、そうだったね」

 

 ラウルはそう応え、大袈裟に「ふぅーっ」と安堵の息を吐くと、

 

「でも、とても作り話には聞こえなかったよ。ひどいなぁ」

 

 ハウルを責めるような目つきで見て笑う。

 

「作り話だとは言っていないぞ」

 

 ハウルが笑顔で言い返すと、

 

「えっ、じゃ、えっ?」

 

 ラウルはあたふたし、そんなラウルを見て、

 

「お前が自分を磨き続ければ、いつかわかる日が来るだろう」

 

 ハウルは穏やかな口調でそう告げるのだった。

 

「そ、そうだね」

 

 ラウルはそう相槌を打ち、心の中では、ラドリアの戦士の物語は聞かなかったことにしようと思った。

 

「お前も十歳になったし、養成所に通わせようかと思っているんだ。コンクリ様の目に留まれば、精鋭養成所で武術の授業を受けさせてもらえる。養成所の子供たちは五歳から修行を積んでいる者もいる。そんな優れた生徒たちと一緒に技を磨き、いろんな武術を習得することで、お前の術にも磨きがかかるだろう。そして、そこで認められれば、お前が憧れている護衛隊にも入ることができる」

 

 ハウルは真面目な顔でこれからのことを伝えた。

 

 今の貧しい生活をラウルに続けさせるわけにはいかない。

 

 ラウルはちゃんと教育を受けるべきだし、もし精鋭養成所で修行することができたら、ラウルはその能力をいかんなく発揮することができるだろう。

 

 だから、どうしてもラウルを精鋭養成所に入れたいと思った。

 

 ハウルの目には、将来立派な大人になったラウルの姿が見えるのだろうか。

 

 その眼差しはラウルの約束された未来を見つめているかのように、穏やかな安心感に満ちている。

 

「精鋭養成所って、孤児が入るところじゃないの?」

 

 ラウルが聞き返すと、

 

「献身者の子供なら、お願いすれば孤児じゃなくてもコンクリ様にお目通りはしてもらえるはずだ。そこでコンクリ様のお眼鏡に叶えば入所を許してもらえるのだが、すでにお前のことは教会の方に相談してお目通りの許可は得ている」

 

 ハウルはそう説明した。

 

「えっ」

 

 ラウルはすでに話が進んでいることに驚いた。

 

 ラウルが気になったのは、自分がコンクリのお眼鏡に叶うかどうかだ。

 

「大丈夫かな・・・」

 

 ラウルは俯きがちにそう言って不安な表情をみせる。

 

 精鋭養成所で武術を教わるなんて今まで想像もしていなかったことなので、ラウルは急に自分の実力が心配になったのだ。

 

「大丈夫だ。心配することはない。お前は養成所の生徒たちに負けないくらいに私と修行を積んだ。間違いなく入所は許されるだろう。とにかく、養成所に入れたら迷わず自分を磨くことだ。いいな、ラウル」

 

 そう励まし、ハウルはラウルの頭をポンと軽く叩いた。

 

「わかった」

 

 いつもは厳しくて褒めることをしない父ハウルが、「大丈夫だ」って言うんだから間違いない。

 

 ラウルの不安は和らいだ。

 

「コンクリ様に気に入ってもらえるといいな」

 

 ラウルはそう言って笑う。

 

「それは間違いない。私が保証する」

 

 ハウルが自信を持って応えると、

 

「俺、がんばる!」

 

 ラウルは俄然やる気になるのだった。

 

 翌日、ハウルはラウルを連れて教会前広場に向かった。

 

 ハウルの友人のケラスも一緒だった。

 

 ケラスは貧民街で暮らし、数年前に妻と息子を献身者として捧げ、今はひとり身の生活を送っている四十がらみの男だった。

 

 ラウルもケラスにはよく懐いていた。

 

 教会前広場は、献上の儀式を見ようと集まった男たちでごった返していた。

 

 教会堂の前、広場の北側中央には、四方を白塗りの木柵で囲んだ檻が作られていて、その中で白装束の献身者たちは無秩序に立ち、ゆらゆらと体を揺らしている。

 

 広場に集まる群衆の騒がしさの中で、その檻の中は不思議なほどの静けさに包まれていた。

 

 檻の両側に護衛隊が三列に並んで整列し、檻の真ん中にある扉の前に、黒色のマントを羽織った隊長を含む三人の兵士が直立不動で立っている。そして檻の向こう側に見える教会堂の入り口の扉の前には、きらびやかに光る金色の肘掛け椅子が置かれていて、一際輝いて見えるのだった。

 

 ハウルは人混みを掻き分け、なんとか群衆の最前列に出ると、しゃがんでラウルと目の高さを合わせてから、教会前の檻を指差した。

 

「あそこに母さんがいるんだよ」

 

 ハウルがそう告げると、ラウルの表情がさっと変わった。

 

「あの檻の中に?」

 

 ラウルは檻の中の献身者たちの中に、母ミーヤの姿を探して目を凝らす。

 

 ラウルが献上の儀式を教会前広場で見るのは、これが初めてのことだった。

 

 だから献身者の檻を見たのも初めてだった。昨年まではミーヤと一緒に中央広場近くの沿道で、爬神族使節の行列をお迎えしていたからだ。

 

「母さんのことを見届けよう」

 

 ハウルが優しくラウルの頭を撫でると、ラウルはたまらず叫んだ。

 

「母さん!」

 

 元気に振る舞ってはいても、それは母親に対する想いを我慢していただけで、決して母親のことを忘れていたわけではなかった。

 

 ラウルの胸に母ミーヤに対する想いが溢れてきて、その目に涙が浮かんでくる。

 

「ラウル、しっかり見届けるんだぞ。いいな」

 

 ハウルはそう言って立ち上がると、隣に立つケラスに何やら耳打ちをした。

 

 ラウルは母親を探すのに夢中でそれに気づかない。

 

 しばらくすると地響きがし、

 

 ザッ、ザッ、ザッ・・・

 

 中央広場から教会前広場へ続く大通りを、蛮狼族監視団の兵士たちを先頭に、爬神族使節の行列がゆっくりと行進してくるのが見えた。

 

 群衆は静まり返る。

 

 近づいてくる神兵たちの姿にラウルは胸を踊らせた。

 

「父さん、やっぱり爬神様はすごいね」

 

 ラウルが後ろを振り返ると、そこにハウルの姿はなかった。

 

 ラウルの後ろに立ち、ラウルの肩に手を置いているのはケラスだった。

 

「ラウル、父さんはちょっと用があるってさ」

 

 ケラスはそう言って微笑んだ。

 

「爬神様の行進を見ないなんてダメだなぁ」

 

 ラウルはそう不満を口にするが、すぐに視線を爬神族使節へ向ける。

 

 目の前を通り過ぎる蛮兵たちの行進は気にも留めない。

 

 ザッ、ザッ、ザッ・・・

 

 近づいてくる爬神族使節の威風堂々とした行進に、ラウルは圧倒され、改めて爬神族の凄さに感動するのだった。

 

 爬神族はやはり神の民なのだ。

 

 ドラゴンは崇高な神の使いなのだ。

 

 ラウルは改めてそう実感し、その崇高なドラゴンにその身を捧げる母ミーヤのことを誇らしく思った。

 

 少なくともこの瞬間は、母との別れの悲しさよりも、ドラゴンへ身を捧げる母を誇らしく思う気持ちの方が大きかった。

 

 いつの間にか教会堂の入り口のきらびやかな肘掛け椅子には、純白の神官服に身を包み、淡く金色に光る長い髪を後ろで束ねた威厳のある兎神官が座っていた。

 

 その兎神官こそが、爬神教最高兎神官、コンクリだった。

 

 コンクリの両脇には黒の神官服を着た従者が神妙な面持ちで立っていた。

 

 教会堂入り口の階段の下には大勢の兎神官たちが整列し、厳かな雰囲気で爬神族使節の到着を待っているのだった。

 

 蛮狼族監視団は広場に入ると左右にわかれ、後着する爬神族使節のためのスペースを空けて整列した。

 

 爬神族使節が広場に入って来ると、教会堂入り口の階段下で整列していた兎神官たちは視線を下げた礼の姿勢で使節一行を迎えた。

 

 コンクリはまだ座ったままだ。

 

 爬神族使節は献身者の檻の前で左右に広がり、真ん中に通路を作って整列した。

 

 その真ん中の通路を通って、爬神官の乗る輿が運ばれてくる。

 

 深緑色の肌をした爬神が、右手に持った剣を天に掲げながら輿を先導していた。

 

 その爬武官から発する異様な殺気のようなものが、広場の空気を呑み込んでいた。

 

 爬神官の乗った輿が、檻の前で静かに止まる。

 

 輿が止まり、輿を運んでいた神兵たちが下がるのを確認してから、コンクリは椅子から立ち上がった。

 

 爬神官はゆっくりとした動作で輿から降りると、無表情で檻の前に立った。

 

 爬神官が教会堂の入り口に立つコンクリに視線を向けると、コンクリはしっかりと爬神官と目を合わせ、静かに腰を折って礼を返すのだった。

 

 二人のやりとりはこれで終わりだ。

 

 特に言葉を交わすこともない。

 

 檻の中央に立つ護衛隊隊長が一歩前へ出て、爬神官の前に立つと、

 

「ドラゴンへ捧げる献身者を、ここに献上いたします!」

 

 そう声を張り上げ、深々と頭を下げた。

 

 爬神官は目で微かに頷いてそれに応える。

 

 檻の中の白装束の献身者たちは、うつろな目で爬神官を見つめていた。

 

 その顔は笑みを浮かべてはいるものの、精気は感じられない。

 

「生命の水を」

 

 爬神官がそう告げると、爬武官は後方で待機している神兵に向かって、

 

「生命の水を降ろせ!」

 

 と大声で指示を与えた。

 

 その指示により、荷車から生命の水の入った樽の山が降ろされる。

 

 コンクリは椅子の前に立ったまま、このやりとりを静かに見つめているだけだった。

 

 群衆はこの儀式を静かに見守っている。

 

 ラウルも息を呑んでこの光景を見つめていた。

 

 荷車に載せられた樽がすべて降ろされると、爬神官は献身者たちに言葉を与えた。

 

「神へ命を捧げるその行いは尊い。その清らかな心が、神の使いであるドラゴンの血となり肉となるのだ。世界はいつまでも平和であろう」

 

 爬神官はそう告げると、両手を天高く掲げ、目を閉じ、神への祈りを捧げた。

 

 コンクリは爬神官に向かって深く礼をする。

 

 それが献上の儀式の終わりの合図だった。

 

 儀式が終わると爬神官は輿に乗り、通路をゆっくりと引き返していった。

 

 続いて、神兵たちによって献身者が袋に詰められる。

 

「献身者をお受け取りください」

 

 護衛隊隊長が爬武官に向かって深々と頭を下げると、隊長の後ろに立つ二人の隊士が檻の扉をゆっくりと開ける。

 

 そして、隊士が檻の中に入り、献身者を一人ずつ檻の前に連れてくる。

 

 それを神兵一人ひとりが受け取り、布袋に詰めていくのだった。

 

 献身者たちは虚ろな様子で、なすがままに袋に詰め込まれていった。

 

 ラウルは必死に献身者の中に母ミーヤの姿を探すが、なかなか見つけられなかった。

 

 献身者たちは精気を失っていて、表情がなく、同じ白装束の恰好をしているので見分けがつかないのだ。

 

「母さん、どこだよ・・・」

 

 ラウルは焦りの声を漏らす。

 

 その時だった。

 

「わぁっ!うぉっ!」

 

 群衆にどよめきの声が上がった。

 

 ラウルはそのどよめきに驚いて、声の方に目を向けると、群衆の中から一人の霊兎が飛び出し、迷わず檻の中に飛び込んでいく姿が見えた。

 

 銀色の髪、その後ろ姿には見覚えがあった。

 

 まさか、そんなことないよね・・・

 

 ラウルは不安に駆られながら檻の中の様子を窺おうとするが、よく見えなかった。

 

「おおっ!なんだ!うわっ!」

 

 群衆のどよめきは大きくなっていく。

 

 爬武官が何やら叫ぶと、檻の近くで整列していた隊士と蛮兵が、銀色の霊兎を追って檻の中に飛び込んでいくのが見えた。

 

 ザワザワザワ・・・

 

 広場は騒然とする。

 

 次の瞬間、体の前面を血に染めた銀色の霊兎が、檻の中から柵を蹴って飛び上がり、檻の外にいる神兵に斬りつけるのが見えた。

 

「あっ!」

 

 ラウルの目に飛び込んで来たのは、血に染まる父ハウルの姿だった。

 

 それは信じられない光景だった。

 

 ハウルは剣を巧みに使い、神兵の喉を突き刺すと、崩れ落ちるその神兵の体を蹴って飛び上がり、別の神兵に襲いかかっていく。

 

「父さん!」

 

 ラウルは思わず声を上げていた。

 

「殺せ!」

 

「こいつを殺せ!」

 

 怒り狂った神兵たちがハウルに襲いかかる。

 

 そのとき、群衆の中から赤褐色の霊兎が飛び出し、ハウルを襲う神兵の一人を斬り倒した。

 

「おお・・・」

 

 またもやどよめきの声が起こる。

 

 赤褐色の霊兎は神兵を数人倒した後、襲い来る蛮兵たちを次々と斬り倒していった。

 

 ハウルも凄まじい動きでバタバタと神兵を斬り倒し、蛮兵を容赦なく斬っていった。

 

 ラウルの目の前で、ハウルは流れるような動きで襲い来る神兵と蛮兵を(かわ)し、電光石火の早技で斬り倒していったのだった。

 

 その鬼気迫るハウルの姿に、ラウルは衝撃を受け体が震えた。

 

 二人の霊兎によって、神兵と蛮兵がバタバタと斬り倒されていく。

 

 教会前広場は大混乱だった。

 

 その混乱した広場を、コンクリは冷静に見つめていた。

 

 爬神官は何が起きているのか理解できず、広場の外でオロオロしていた。

 

「弓を・・・」

 

 コンクリはそう言って脇に立つ従者から弓を受け取ると、静かに矢を番え、銀色の霊兎に狙いを定める。

 

「愚かな・・・」

 

 コンクリはそう呟くと、銀色の霊兎に向かって矢を放った。

 

 ヒューンッ!

 

 矢は空気を切り裂いて飛んでいき、

 

 ブスッ!

 

 ハウルの背中に突き刺さった。

 

「ぐっ・・・」

 

 ハウルはその場に倒れ込み、倒れ込んだところを爬武官に首を落とされた。

 

「父さん!」

 

 ラウルはそのあまりにも衝撃的な光景に、頭が真っ白になり、そのまま倒れて意識を失った。

 

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