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Angel SOS  作者: カツオ
第1章 地球で
7/91

第7話 えっ!!この人が・・・主人公らしいですよ⑦

来てくれてありがとぉ~♪

ゆっくりしていってね♪

 前回のあらすじ。

 亜里沙ちゃんが義彦の子供の頃のアルバムを持ってきたよ。

 その内容が相当!ヤバそうなんだけど。

 前回のあらすじ終わり!


 こ・こ・これはぁーーッ!!??

 お約束のコメディー回来ったぁーーッ!!

 GO・GO・GOーー!!



 亜里沙:「ねぇ~ねぇ~どうして?どうして?

 おじいちゃんの子供の頃の写真て、女の子に抱っこされているのばかりなの?

 ねぇ~ねぇ~どうして?どうして?」


 古めかしいアルバムを義彦に見せながら、首をかしげ、気恥ずかしそうに尋ねる亜里沙ちゃん。

 あの~その写真・・・ほんと気になります!!

 見せて見せてぇ~♪


 義彦:「ぶっはっぁーー!!

 ・・・はて、そうだったかなぁ~あはははは~」


 どうしたぁーー!!??

 義彦!?

 どしたんだよぉーー!!??

 

 はい♪御明察の通り亜里沙ちゃんからの思いがけない質問に大変!!動揺しております。

 当然のことながら、亜里沙ちゃんの手にある古めかしいアルバムが原因であります。


 では説明しよう!

 その古めかしいアルバムとは?

 義彦の机の奥深くに封印された秘蔵のお宝映像の正体を。

 ジャジャーン♪

 それは!?

 義彦と聖子の幼少の頃から思春期までを網羅した、

 見るも恥ずかしい、

 話すにはいかがわしい、

 過激な過激な写真集・・・??

 いやいや!思い出のアルバムのことである。


 そして!問題となっているその内容とは?

 義彦が聖子に抱っこされているなんて当たり前、

 ぎゅうと抱き締められているのも序の口、

 聖子の胸に顔を埋めているのも当然ありますよぉ~こうムニューてねぇ~♪

 それから・それから、モチのロンで二人仲良くお風呂に入っている写真もバッチリとありますよ。

 そうですねぇ~入浴中を写したものはと・・・?

 うぅ~ん、幼稚園児の頃から小学校高学年に至るまで・・・?

 えぇ~と、10枚は下らないかなぁ~・・・?

 うっわぁ~こんなの写しちゃっていいのかなぁ~・・・?

 ちょっと不味くなぁ~い・・・?

 あっ!失礼失礼。

 そして亜里沙ちゃんが言及している写真が・・・ぐえっ!!見えざる手が『ごにょ・ごにょ・ごにょ』はぁーはぁーはぁー・・・。




 亜里沙:「あれって?いけないことだよねぇ?

 大人になってからじゃないとダメ!だよねぇ!?」


 はい♪もちのロンでダメ!!ですよ亜里沙ちゃん。

 それと、良い子の亜里沙ちゃんは絶対に!!まねしないでね。

 お約束できるよね?

 お願いだよ。

 ニャンニャンは大人になってからにしようね・・・!


 義彦:「・・・あぁ~そう・そう・そう、おばちゃん背が高かったからなぁ~おじいちゃん小ちゃかったし、きっとお人形さんみたいにされてたのかなぁ~なんて?

 あはははは~・・・。

 (ど・ど・どうしよう!!??

 うぅ~ん、困った!!

 まずはとにもかくにも話題を変えねばぁッ!!

 どうする??)」


 へぇ~誤魔化せるとでも思ってるんだぁ~ふぅ~ん♪

 亜里沙ちゃんはもぉ~興味深々ですよぉ~キャハァ~♪


 亜里沙:「おじいちゃんの子供の頃の写真・・・おじいちゃんがねぇ~とても・とても可愛いいの・・・ポッ♪」


 うん・うん・うん♪それから・それから♪


 今、明かされる義彦の秘密とは?


 では説明をしよう!

 子供の頃の義彦は『絵に描いて、額縁にはめて、展覧会に展示して、大賞を取るような』それはそれは可愛い可愛いショウタ君でした。

 ここ大切なので繰り返しておきましょうね。

 はい♪義彦は、それはそれは可愛い可愛いショウタ君でした♪

 そう!義彦は可愛い可愛いショウタ君だったんだよぉーーッ!!


 もちのロンでそっち系の女の子からは絶大な人気を誇っておりましたとさ。

 ふふふふふふ♪血みどろの争奪戦を想像されましたかな?

 さすがは修羅の道を歩まれる同士の方々でありますなぁ~ふふふふふふ♪

 義彦の幼少期については追い追いお話しに出てきますのでお楽しみにね。


 以上。説明終わり!




 ではでは続きをどうぞ。ウシシシシ♪ウシシシシ♪


 義彦:「げっふぉ・げっふぉ・げっふぉ・・・ど・ど~だったかなぁ~?

 なんせ子供の頃の事だからねぇ~あはははは~。

 (これはなんとしても、ごまかさねばぁーーッ!!)」


 亜里沙:「おじいちゃん、女の子みたいで可愛いの・・・ポッ♪

 ねぇ~ねぇ~おじいちゃん、私もおじいちゃんみたいな幼馴染欲しいっ!欲しいよぉーー!!」


 へぇ~子供の頃の義彦って、女の子みたいで可愛いかったんだぁ~ふぅ~ん♪


 義彦:「あぁ~おじいちゃん、クラスで一番背が低かったからかなぁ~?

 なぁ~んてぇ~・・・あはははは~♪

 (あぁーーッ!!やめてぇーーッ!!違うんだよぉーー亜里沙!!??

 うぅ~ん、そりゃ~正直な処違わないけどさぁ~。

 その~聖子がねぇ~半端じゃない程重度のショタコンだったんだよぉ~。

 僕のことをそれはそれは毎日毎日甘やかさせていたんだよぉ~。

 そのスキンシップときたら・・・はい、とてもとても過激でした。

 そ・そして・・・男の娘・・・NOーーッ!!)」


 何とぉーー!!今亡き義彦の妻聖子はショタコンだったのだぁーーッ!!

 えっ!?

 お約束でしょて?

 はい♪モチのロンでお約束であります。お約束お約束♪


 そうなんです。義彦の周りでは特殊な性癖を持った女の子達が集まり、正妻戦争が繰り広げられたのであります。

 そして聖子こそがその正妻戦争の勝者なのだぁーーッ!!どうだぁーーッ!!




 さすがにちょっと騒ぎ過ぎちゃいましたかねぇ~?

 お台所でお夕飯の後片付けをしていた加代子さんがやって来ましたよ。


 加代子:「亜里沙ちゃん!おじいちゃんを困らせちゃダメでしょう!」


 亜里沙:「えぇー違うもん!ねぇーおじいちゃん?」


 義彦:「はははは・・・そうだねぇ~・・・」


 思わず空返事をしてしまう義彦。

 もうヘトヘトです。

 ということで、今夜も楽しい楽しい一家団らんでした。トホホォ~イ♪


 あぁ~そう・そう・そう、この後義彦は、日中の仕事の疲れと、可愛い孫娘との会話に疲弊し、早々と床に就きます。

 そして深い深い眠りに就くのでした。

 はい♪とてもとても深い眠りにね・・・。

『Angel SOS』をお読み頂きありがとうございました。


亜里沙ちゃんの活躍はいかがでしたか?

お楽しみ頂けたでしょうか?

作品全体のカラーとしては今回の第7話の作風を取りたいと考えています。

是非引き続き『Angel SOS』をご覧くださいますようお願い致します。

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