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Angel SOS  作者: カツオ
第2章 猫の国
60/91

第60話 白猫の花嫁⑫

来てくれてありがとぉ~♪

ゆっくりしていってね♪

 時はアドリエルが召喚される1年前の夏。場所は猫の国。クジャク15歳の物語。



 何とぉーー!!Hぃお話しがまだ続いていたぁーーッ!!

 だがしかぁーーしッ!!

 大人の事情によりネタだけお伝えしますね。御了承ください。


 【クジャク絶倫伝説】の巻。

 ツバキちゃんのお部屋を後にしたクジャクはチヅルちゃんのお部屋へと向かいます。

 でもそこにはチヅルちゃんだけではなくシノブちゃんもいたよ。

 ※注記:詳細は『第57話 白猫の花嫁⑨』をご参照ください。

 そして、シノブちゃんに襲い掛かるド・変態兄妹の魔の手が・・・て感じのお話しです。




※※※




 唐突ではありますが一夜明けて【猫の国】に朝が来たよ。おはよう♪


 うぅ~ん、なんて清々しい朝なんでしょう。

 海岸からほど近い【イズの都】のお城は超優良物件です。

 爽やかな朝日が差し込むツバキちゃんのお部屋は南東向きのなかなかのお部屋ですよ。

 勿論景色も最高です。温泉旅館みたいでうらやましいですね。

 そんな最高のお部屋で新婚生活を始めることになったツバキちゃんはというと・・・。

 

 サクラ:「皆さぁ~ん、おはようございまぁ~す。サクラでぇ~す。

 小さな声でお伝えしていまぁ~す。

 今、私の目の前にはまだ熟睡中のツバキがいまぁ~す。

 ちょっといたずらをしてみましょう」


 抜き足・差し足・忍び足・ニャン・ニャン・ニャァ~ン♪

 サクラちゃんも猫ちゃんですからね。上手なものです。

 さっさっさっとツバキちゃんの枕元に到着ですよ。


 ラン:「こらこら悪ふざけなどよさないか!」


 サクラ:「いぃ~から・いぃ~から♪

 わぁ~~皆さん、幸せそうな寝顔ですよぉ~、お見せできないのが誠に残念ですぅ~。

 ちょっとほっぺたをプニプニしてみましょうね。

 『プニプニ・プニプニ・プニプニ』

 きゅわわぁ~♪柔らかぁ~い♪

 ちょっとちょっと、ランもやってみなさいよ」

 

 そう、今朝のツバキちゃんのお肌のコンディションは最高であります!

 昨晩、大・大・大好きなクジャクとHぃ事をしましたからね、セロトニンやドーパミンなどの幸せホルモンが沢山分泌されたんですね。

 そうこれは愛される女の醍醐味であります。

 真の美しさは内なるところからですよね♪ねぇ♪ねぇ~♪


 ラン:「な・何を馬鹿げたことを・・・・・・どれ・・・。

 うわぁ~~柔らかぁ~い♪」


 結局誘惑に負けて促されるままに『プニプニ』するランちゃんであった。

 実は結構な可愛い物好きなんですよこの子は。

 ちなみにランちゃんはぬいぐるみのコレクターであります。可愛いですね。


 サクラ:「ねぇ~ラン?

 ここまで幸せそうに寝てられるのも、何だかしゃくじゃない?

 昨日のことだってあるしさぁ~、こぉ~なにかさぁ~プンプン来ない?」


 ラン:「何を言う!こんなに可愛らしい寝顔を拝見できてよかったではないか!」


 サクラ:「あっそっ!いいわよ・いいわよ。フン!

 ツ・バ・キィー、起きろぉーー!!もぉー朝だぞぉーー!!

 このぉ~幸せそうな寝顔をしおってからにぃ~!うりゃぁーー!!」


 そう言うとサクラちゃんはお布団をひっぺがえしちゃった。


 ツバキ:「うっわっわぁわぁーー!!

 はっ、はぁーー!!??

 ・・・サクラちゃん??」


 ラン:「な・なんてことをぉーー!!

 うううぅーーツバキ様の可愛い可愛い可愛い寝顔がぁーー」


 これって漫画とかでよくあるあシーンですよね?

 でも、やられる側からしたらたっまたもんじゃありません。


 サクラ:「はっじゃないわよ、はっじゃ。

 フン!まっいいわ。

 そんなことより、ほんと幸せそうな寝顔だったわよ。

 あんた、そんなにクジャク様とのHがよかったんだ?」

 

 ツバキ:「・・・え・えぇー、まぁーそうね・・・」


 気まずそうに肯定するツバキちゃん。

 いくら父君トワダからの密命とはいえ、盛大にやらかしましたからね。

 気まずくもなります。

 それに本来なら、【ツバキちゃんプロデュースByサクラちゃんandランちゃん、側室になりたい大作戦】により【ロリ子三人娘】で仲良くクジャクに美味しく頂かれる予定でしたからね、なおさらです。

 これって作戦失敗て感じ?


 ラン:「よさないか!ツバキ様はお家のため、身を挺してお勤めを果たされたのだぞ!」


 ツバキ:「よいのですよ。事実、サクラちゃんにもランちゃんにも迷惑をかけてしまいましたし。

 『キョロキョロ・キョロキョロ』

 ところで、クジャク様はいずこに?」 


 あたりを見渡せども思い人おらず。

 あぁ~不安になっちゃいますよねぇ~、分かる分かる。

 恋する乙女て・・・きゃわいい♪うふふふふ~♪キャハァ~♪


 ラン:「昨夜のうちにお戻りになられました。

 そのう・・・ツバキ様、申し訳ございません!!力及ばず無念でございます!!」


 素早くジャンピング土下座を決めるランちゃん。

 このやり慣れた感じ? 

 もしかして何時もそうしてるの?

 それにしても、ランちゃんの土下座姿が異様に可愛く見えちゃいます。

 ちちゃいからかな?


 ツバキ:「あぁ~そうだったのぉ~そうだったのねぇ~・・・そぉ~クジャク様は・・・。

 ううん、そんなことより二人共・・・大儀でした!

 【フジエダの都】のため、よくぞ忠義を果たしてくれました。感謝します」


 サクラ:「フン、何よ?何よ?何よ?何よ!?

 もぉーー!!怖かったんだから!!

 本当に怖かったんだから!!

 ツバキ、おかしくなちゃうし・・・。

 もぉーー!!バカ・バカ・バカ・バカァァァ!!もう知らない!!」


 あぁ~あ、やっぱり根に持っていたんだ。

 でも、あんな経験させられたら恨めしくも思いますよね?ねぇ?ねぇ~!?


 ラン:「そうのうサクラの言う通り。目を覆うほどの破廉恥行為でございました。

 あっ!!いえ・・・そのう・・・申し訳ございません!!」


 はい♪本日二度目の土下座でぇ~す♪きゃわいい~♪


 ツバキ:「あはははは~・・・・・・」


 ツバキは言えませんでした。

 交際期間中からずっと体中を隅から隅までまさぐられていたので、もうHぃ事には馴れっこになっていたことを。

 又、心待ちにしていた結婚初夜を思いっきり楽しんでしまったこともね。

 まあうぶなサクラちゃんとランちゃんにはとてもじゃないですけど言えませんよね。てへ♪


 サクラ:「あぁ~あ、もう最悪。何か気晴らしがしたいわね。スカッとするやつ」


 ツバキ:「・・・それなら温泉なんてどうかしら?

 VIP専用の浴場があるの。私と同伴なら大丈夫だと思うわ」


 サクラ:「温泉かぁ~、いいじゃない。行ってみましょうよ」


 こうしてツバキちゃん達はVIP専用の温泉浴場へと出発するのでした。

 もちのロンでお城の構内に設けられた施設になります。

 ファンタジー小説と現実の中世の生活様式は違うのであります。

 はっきり申し上げて御都合主義モリモリでお送りする所存です。てへ♪




※※※




 『ガラ・ガラ・ガラ・ガラ』


 女湯の扉を開け脱衣場へと入って行くのは、そう【ロリ子三人娘】達である。

 目的地であるVIP専用の温泉浴場に到着したようですね。


 ツバキ:「どお素敵でしょう?

 湯殿の方も広々としていて本当に豪華な造りなのよ」


 そうなんです。ツバキちゃんはこの4年あまりの間、毎月の様に【イズの都】へと足繫く遊びに来ていましたからね。勝手知ったるといったところです。


 サクラ:「ふ~ん♪すごいじゃん♪」


 ラン:「これはこれはぁ~なかなかどうして素敵な浴場じゃありませんかぁ~」


 ツバキ:「よっかた♪喜んでもらえて。

 (海が一望できるのよね、きっと驚くだろうな)

 うふふふふ~」

 

 すっかり気分を良くした【ロリ子三人娘】達は、入浴のため着衣を脱ぎ脱ぎしはじめましたよ。

 うぅ~ん、スポンポンの【ロリ子三人娘】達ですか、実に興味深い!エキサイティング!

 歴戦の強者の同士の方々であれば、このシチュエーションは『バシ・シュバシュバ・シュバババァー・タラララァーン♪』の会心の一撃だぁーーッ!!ではないでしょうか?

 あぁ~映像でお見せできないことが悔やまれます。

 誠に誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。てへ♪


 ではでは、いざ湯殿へ。

 とその時であります。

 湯殿と脱衣場との内扉が開いたのです。

 へぇ~先客が居たんだ。

 あっ!

 でも?

 これって?

 もしかしてお約束の展開かな?

 はい♪お約束お約束♪

 刮目して待っててねぇ~♪バイバイ♪

『Angel SOS』をお読み頂きありがとうございました。


これからも『Angel SOS』を応援してくださいね。お願いします。


さてさて、皆様にお願いがあります。


評価ポイントのことです。


正直に申し上げまして評価ポイントが思うように貯まらず困っています。


今現在の状況は、総合評価 14 pt、ブックマーク登録 2 件、と風前の灯火です。


このままでは自然消滅してしまいます。


お願いします。できましたら応援して頂けないでしょうか。


どうぞよろしくお願い致します。

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