第10話 Angel SOS(義彦編)③
来てくれてありがとぉ~♪
ゆっくりしていってね♪
天使ミシャエルは元気一杯に話し出します。
はい♪話し出しちゃいますよぉ~♪
でもぉ~この子は・・・要注意かも?
てへ♪
ミシャエル:「まずお伝えしなければならない事は、義彦さんは天使になりましたぁ~♪」
『パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、パチ』
はい、いきなり爆弾発言頂きましたぁーー!!
てことは義彦は天使になっちゃったてことだよね?
はい♪もうお約束通りの展開ということで、お約束お約束♪
ということで、義彦の高い思考力も、鮮明な記憶力も、とても愛くるしい容姿も、その理由は義彦が天使になったからでした~♪
なるほどう~それなら納得いくかも、ですです♪
義彦:「はっいぃーーッ!!」
まあそりゃぁ驚きますよね?
義彦は、お目目を真ん丸にし、お耳と尻尾はド・ビックリでぴょん・ぴょん・ぴょんです。
一方のミシャエルはといえば?
はい♪もぉ~ニコニコですよぉ~♪
これはもうこの物語、おねショタもので決まりかな?
どうでしょうか?
おねショタもの?
えっ!?
ダメ!!
ぶぅ~う♪
ミシャエル:「猫種の体型をした初の天使が義彦さんあなたです。
そうですねぇ~義彦さんはもう天使になったのだから、呼び名を変更した方がいいですよね。
では、義彦さんあなたは今から天使アドリエル、アーちゃんです。
アーちゃん、よろしくね♪」
義彦:「はぁ~よろしくお願いします」
状況が理解できてしまう自分に戸惑う義彦、複雑な心境である。
そんな義彦ことアーちゃんの気も知らずミシャエルは・・・グイグイ飛ばして行きますよぉ~GOGO♪
ミシャエル:「ちなみに天使は皆銀髪なんですけど、アーちゃんは特別仕様なので黒髪黒目です。
ですから黒猫アーちゃんですね。
とても可愛いです。
さらに肉体から霊体にトランスフォーメーションすると、私と同じ銀髪とエメラルドグリーンの瞳になりますから、白猫アーちゃんでもあります。
勿論こちらも可愛いですよ」
義彦:「僕、もう人間には戻れないんですか?」
あぁ~なるほどぉ~そうりゃ心配にもなりますよね?
義彦は、ジト目で、お耳と尻尾はしょこんで、ちょっとすねてみせます。
だがしかぁーーしッ!!
ハハハハハハ♪ミシャエルよ、貴女には大いなる意志という大義が後ろ盾にありますぞよ!
大丈夫・V!
どんと行きなさい、どんどん!
ミシャエル:「はい、戻れません。ごめんなさい。どうか許してください。
でも理由がちゃんとあるんです。
神様の介入が必要な事態が発生しているんです!
だからアーちゃんの助けが必要なんです!
どうか助けてください!
お願いします!」
ど・ど・どうしよぉ~?
ミシャエルが泣き出しちゃったよぉ~。
あぁ~しおらしいその姿が実に色っぽい・・・あわ・あわ・あわ、そのう実に不謹慎なのですが、これがまた・・・そそるんですよねぇ~絵画のワンシーンのごとく儚くも美しい、その姿が・・・実にいいー!
おー神よ!どうかご意志のままに・・・。
義彦、いや天使アドリエル、ここってさ男の見せ所じゃないかな?
君、主人公でしょ!?
助けてあげようよ!?
ねっ!?
義彦はアドリエルとなり考えます。
はい♪考えちゃいますよ。
アドリエル:(この度の召喚だけど、神様の介入が必要な程の事態が発生しているようだ?
重大な事でまず間違いないだろう、協力することが最善の選択肢になりそうだね。
何しろ神様が関係しているのだから。
それにしても、神様おられたんだ、驚きだな。
これは色々と確認する事が多そうだ。地球に残してきた家族のことも気掛かりだし、慎重に事を進めて行こう)
アドリエルとなった義彦は、今後の事を見据えて返答します。
終局は決して悪くはならないとふんだのです。
アドリエル:「協力すること考えてもいいと思います。
ですから、もっと色々教えて下さい」
ミシャエル:「本当ですか!?
ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!」
あぁ~喜ぶ女性を見る事ほど嬉しい事が他に有るでしょうか?
歓喜し涙ぐむミシャエル、何度も何度も会釈をし感謝の意を表します。
するとこうなります。
はい♪ミシャエルの大きな大きなオッパイがですねぇ~♪
『ポヨン、ポヨン、ポヨヨォ~ン♪』てね。
タユンタユンのオッパイがリズミカルに踊り出しますよぉ~♪
これにはもぉ~アドリエルもにっこにっこだぁ~♪
ミシャエル、グッジョブです♪
それでは【猫の国】を助けるため、作戦会議を始めましょうかねぇ~?
読んでくれてありがとぉ~♪
また来てね♪