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今更ながら俺のこれからの方針を説明しよう。方針とは言っても至極簡単!親友役から降りて俺は一般の人として過ごす。そして邪神は主人公たちに押し付ける!これだけである。まぁ、流石にサポートはするが、出来る限り原作に沿っておきたい。



そこまでして原作にこだわる理由としては原作の後を考慮に入れてるからである。


この世界は原作をもとに作られているはずなので、原作から大きく外れてしまうと世界が崩壊する可能性があるからである。簡単に言うと原作から逸脱したらその瞬間世界ごと消滅するとか言う可能性があるからである。

干渉出来無くしたとはいえ、あのクソ神ならそんな設定に既にしてるかもしれないからな…。用心に越したことはない。




なぜこんなことを考えたかと言うとなんやかんや俺は15歳、つまり学園に入学する年になったからである。





ここでこの世界について追記しておくことがある。今まで俺たちが住んでいた国はサラスト国と呼ばれていた。しかし原作の舞台であるカロテット学園はエラカル国、つまり俺たちの実家とは別の国に存在しているため家から出なければならないのだ。







というわけでやってきましたカロテット学園!

え?道中はどうなのか、だって?そんなもん何もなかったに決まっているだろう。そんなポンポン厄介事に巻き込まれてちゃってはこちらの身が持たんわ。




ちなみにミナカもこの学園に来てはいるが、今はもうあいつにも知り合いが増えて疎遠になっている。まぁどこの世界だってそんなもんだろうな。





クラスが張り出された表を確認するとやはり原作通りになっていた。







学園のクラスはランダムに配置されるが、当然原作主人公とヒロイン、そして付け合わせである親友役は同じクラスに詰め込まれるのだ。

ちなみに俺たちはA組である。クラス分けには特に意味はない。



「やったぁ私たちA組だよ!一緒だね!」

「ほんとだぁ〜、一緒に頑張ろ〜」



近くでは知らない生徒たちがお互いのクラスを確認して喜び合っていた。




やっと始まるのか、「ゆるあい」が………

若人たちよ、今のうちに楽しんでおくれ。君たちはこれから無関係な大変な出来事に巻き込まれてしまうであろう。

だからこそ今だけの仮初の青春を楽しんでおくれ。

願わくば彼らに幸あらんことを。




まぁ、不幸路線確定ではあるがな。





俺たちの戦いはこれからだ!!





















ちなみにまだ続くよ

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