表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

64/156

【幕間】 登場する銃の紹介 その2

お読みいただきありがとうございます!

挿絵(By みてみん)


ネイビー 36M51


 後にクリスが手に入れる新型の雷管式六連発銃。重さは約1.2kgと長剣並みの重さをしており、やや好みではないのだが、板戸など越しにも相手を無力化できる優れた銃で、主に連合王国の海軍士官などが装備しているという。


 新大陸軍においては、元となったアーミー44M48六連発拳銃を装備している。より高火力の装備だが、ネイビーをクリスが使用した場合、加護の効果で同威力を示す事になる。有効射程70m前後


 今は失われつつある技術である『魔銀鍍金仕上』とする事で、アンデッドに対する特別な効果を与えることができ、メイス代わりに打撃を与える事も可能となる。


ヴォルカニック連発銃《Volcanic Repeater》


弾丸自体に発射薬を仕込んだロケットボール弾を使用するレバーアクション式の銃。「1848 ヴォリション連発銃(レバーアクション、チューブラーマガジン)」とケースレスの「ロケットボール弾」.32口径/10 .41口径/8発。 ロケットボール弾とは、銃弾下部に発射薬が固着しているタイプの一体型弾薬を用いる特殊な弾丸で、ミニエ弾(椎実弾)と同様の効果があるものの、装薬の量が少ないため、弾速が低く威力不足と言われる。


 クラーラの護身用の銃で、41口径8連発銃のものを渡される。杖だけでは戦えない場合、この銃を用いる。連射速度に優れるが、再装填に手間がかかること、弾薬が特殊な為、手に入りにくいという難点がある。


ロケットボールは、深い空洞部に火薬を詰め、さらに底部の小さい穴に点火用の雷管をつけて密封した構造になっており、湿気に弱く取り扱いに難のあった初期の紙製薬莢を、弾倉から給弾可能な耐久性のある弾薬で代替するものであった。雷管は発砲時に銃身から吹き飛ばされ、排出する必要のある空薬莢も残らない



アンリ連発銃/ Anry repeating rifle


レバーアクションライフルで、設計者の名前から“アンリーライフル”とも呼ばれる。44口径弾を使用。金属薬莢を用いたリムファイア式だが、威力がスペンサー騎銃より低い。弾倉は16発を装填可能なチューブマガジン状となり、連射性が高いものの、弾倉は完全には密閉されておらず、ここから汚れが機関部へ入る恐れが高かった。


 110㎝ 4.0㎏、銃身及び機関部を魔銀鍍金加工しており、双発雷管式銃と同様、鈍器として用いる事も考慮されている。


ヴォルカニック銃ストック付


 ストックに銃を収納するホルスター機能を有している。ストックを付けることで、射撃性能が安定し命中精度が上がると言われるが、実際はさほどでもなく、威力の弱いロケット弾では無用の長物と思われる。付けた場合、肩掛けひもなどを付け背負えるからという利点はある。




挿絵(By みてみん)


王国郵政公社郵便馬車《Mail-Poste》


 黄色い扉を持つ駅馬車と郵便輸送車を兼ねた定期便馬車。主要な都市間を日々移送する公共交通機関であり、百年ほど前から運用されている。他国では赤く塗装される事が多いのだが、王国では黄色としている。箱型馬車の前後に張り出しがあり、郵便物を収納している。また、その収納庫の上の座席は天蓋席とされ、安い費用で乗ることができる。


 四頭立てが多いが、近距離用に二頭立てのものも存在する。鉄道網の拡充で廃止された路線も存在するが、現在でも主要な移動機関である。


クリスの銃と銃剣のホルスター


 右方から左腰に掛けて装着する。胸前に双発銃、左腰に銃剣を吊り下げる形。右腰には36M51用のホルスターを下げることになる。脚に付けるホルスターも存在するが、騎馬移動を主とするわけでは

ないので、普通に歩きやすい腰用のホルスターを採用。


クリスの36M51ホルスター


 襷ホルダーと揃いのクロム鞣し製という、先端技術で仕上げられたオリヴィの錬金術の成果の逸品。革鎧のような強度を持ち、防具的要素も備えている。


オリヴィのアンリ連発銃用背負式ホルスター


 右肩から左腰にかけて背負う革製のホルスター。魔法袋に収容することも可能であるが、示威行為として州国内戦でも活躍した十六連発銃を見えるように装備する意図がある。魔術がなかばおとぎ話の世界のこととおもわれつつある時代において、わかりやすい装備が必要とされる。


 ビルは背負っていない。


先をお読みになりたい方はブックマークをお願いします!!


【作者からのお願い】


「更新がんばれ!」「続きも読む!」と思ってくださったら、下記にある広告下の【☆☆☆☆☆】で評価していただけますと、執筆の励みになります。


よろしくお願いいたします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ