登場人物紹介コーナー〈主要キャラ編〉Vol.1
やっと新作更新出来た。
こちらは主要人物達の軽い紹介文となっておりますよぉ。
主要人物達はそれぞれ特殊な産まれ能力を持っているので、気になる方は数時間後に投稿される本編の前に覗き見るのもアリ。
それでも主要人物4人の紹介文をどうぞご覧あれ!
このコーナーでは新作小説である《デュアルブラッド》に登場する主要キャラ達の簡単な説明をするのであーる。話数を重ねる度にこのコーナーに補足が付き足される仕組みとなっております。若干のネタバレにもなるかもですが…
*この世界において自身の力を数値化しその合計と出したのが〈総力〉です。“総力”の中で分けられる大きく3つの“力”。まずは純粋な身体能力を数値化した〈戦闘力〉次に精神面において強固な意識を数値化したのが〈精神力〉そして3つ目はその者が受け継いだ血によって変わる自由枠。只の人であればその項目はなくなります。例えば悪魔や魔術師等の血を受け継いだならば魔術を扱える〈魔力〉を、妖怪や物の怪や怪異の類いを受け継いだならば妖術を扱える〈妖力〉を、神聖なる者または天使等の血を受け継いだならば聖術を扱える〈聖力〉を得る。と言った具合になる。
また一般人の総力は大多数が千未満。それを越えられるのは人間以外の血が混じった混血か純粋に人外位しか存在しない。
〈戦闘力〉の数値が高ければ、それだけ体力があってり力が強い事が一目で分かります。
〈精神力〉の数値が高ければ高い程、どんな状況でも冷静に対応する事が出来るようになり、精神攻撃にも耐性を持つ。
〈魔力〉〈妖力〉〈聖力〉等は自身に混ざっている血によって持つ力は異なりますが、その数値はその力の保有量を表している。
*特殊能力、またはそれぞれの種族が保有する固有技能と言った特異な力を持った者もこの世界には存在します。
涅黎 真来
種族:人間・悪魔 比率3:7
〈戦闘力〉5300
〈精神力〉10200
〈魔力〉4500
〈総力〉20000
固有能力:《未来視》《感情視》
説明:主人公ではなくこの作品の起爆剤。主人公の親友ポジ?髪は短髪で深い紫だが所々に赤が混じっている。タレ目で死んだ魚の様な目をしていて右目は《感情》を司る深紅、左目は《未来》を司る“紫色”をしている。身長はまぁまぁ高い。顔はもうもっぱらヤクザ。高校生なのに…
代々人々の不幸を嗤いながら生き永らえた悪魔の一族のドSな母と何も言わなければイケメンでエリートなサラリーマンだが家ではドMで妻に尻に敷かれている父との間に産まれた混血の男の子。人間と悪魔の比率は3:7。姿はその気になれば悪魔の様に角や尻尾が現れるが現在は隠している。悪魔の…と言うか母の血が濃く受け継がれており、人の不幸が何より大好き。人の不幸を間近で見ただけで3日間飯がいらなくなった程のサディスト。自分以外の負の感情を主食にしているが普通に食事も行える。好物はスイーツ、こんな見た目でも甘党。自己中心的で自分の欲に従って生きている。そして相手を絶望のどん底に叩き落とす事を生き甲斐にしている。主人公である式沢とは旧知の仲。彼の力は“囮”として優秀であると認知しておりそれを効率的に利用する為“マブダチ”として彼に近づいている。だが、裏切りまくる。金銭やその他の目的の為に強い方の味方になりその相手に上手く取り入る等交渉も得意。まぁ最後の最後には自分だけは甘い汁をすすってこれまた裏切る根っからのクズ。力と自らの利益に固執し必要ならば自分の手を汚す事も、他人を貶めることも厭わない悪人。でも、人間的良心は残ってたり。(期待はしない)
戦闘面では主に肉弾戦。魔力を保有しているが魔術が得意ではない。てか、魔術適正ゼロな為魔力を身体強化に使っている。余剰魔力で鋭い爪や背中に黒い翼を生成したりする事が可能。更に《未来視》によって命に関わる攻撃は予め未来が見れるので回避可能、それによってしぶとく戦う事が出来る。
《感情視》:使用する時は右目が怪しく光る。これは彼の家系の悪魔が持つ固有の技能で、彼の一族は代々人の負の感情を糧に生きてきた。そして感情視は文字通り、右目に映した生命体の“今”持ち合わせている感情を“色”として判別出来る。単純に赤なら怒り方面、青なら悲しみ方面と大体その者がどんな心情なのか見て取れる。
《未来視》:使用する時は左目が怪しく光る。自分の命の危機には自動的に発動し、左目に十秒後に起こるこの先起こる可能性が“最も高い未来”を視てとれる。ただ、それは確定された未来ではなく改変が効きその未来を視てその後の行動次第でその未来を変える事が可能となる。
式沢 悠太
種族:人間・悪魔 比率8:2
〈戦闘力〉100
〈精神力〉500
〈魔力〉5400
〈総力〉6000
固有能力:《誘惑》
説明:こっちがホントの主人公。黒髪だが肩まで伸ばしている。瞳は普通に黒くつぶらだ。顔立ちは童顔だが中性的。多分髪を纏めれば女と間違えるかも知れない。身長はちょっと低め。高校生だよ多少は気にしてるからね。
代々極悪なる七つの大罪“色欲”の罪を背負いし悪魔を母に持ち、心優しき父親から産まれた混血の男の子。とても心が優しくてとても悪魔の血が入っているとは思えない少年。だが、彼は自分の他人からの注目を集めやすくなる体質にする能力《誘惑》によって日々注目を受け、悩まされている。自分のこの無意識の内に注目を集めるのはこの能力のせいだと思っているが半分正解。人間と悪魔の比率は8:2で悪魔の力は常時発動しているがそこまでの強制力はない。これは本人の魅力だ。だが、彼が本気になれば相手を《誘惑》するだけの能力が《魅了》に変わる。真来の事は友達だとは思ってなくもないが親友だとは決して思ってない。だが逆に彼のその意地汚さだけは評価し信用してはいる。好物はラーメン。(全部)この能力のせいで幼少の頃から人の視線や気配に敏感になったり、何の用もないのに自分の事を見てくる人達と袂を分かって独りになりたいと思っており、常に孤立しようとするが根本にある優しさから人を意図せず助けてしまい孤立出来ていない。恋とは自分には無縁のモノだと思っている。女性との交流あるくせに…
戦闘はあまり得意ではない。だが、彼が本気を出せば相手を戦わずして無力化する事も可能。《誘惑》の効果を強めれば、他の事で気が向いている相手の目を強制的に自分に無条件で向かせられる事も可能。そして彼が“色欲”の力を解放さえすれば…
《誘惑》:常時発動で、耐性のない者は種族問わず彼を視認出来る距離まで近付いたならば、無意識にかつ無条件に彼の方へ視線が行き興味を示すようになる。いわゆるヘイト稼ぎ紛いなもの。これは自らの意思でのON・OFFが効かない為達が悪い。効果範囲は精々10~50メートル。だが、彼が本気になると…
天津 連羅
種族:雪女・雨男 比率6:4
〈戦闘力〉2100
〈精神力〉300
〈妖力〉15300
〈総力〉17700
固有能力:《哀愁雨》《氷結》
説明:すらりと長い蒼色の髪。そして吊目で瞳は蒼白。顔立ちはスラリとしていて八歩美人。冷徹なイメージの塊。胸はそこそこ。身長高め。悠太達とは同級生。
薄幸な雪女とネガティブな雨男の間に産まれた両属性を持つ混血の女の子。雪女と雨男の力の比率は6:4と雪女の力が強め。だが相性の問題か彼女には溢れ出んばかりの妖力が備わっている。常時自身の周辺に雨が降り注ぐ雨男とは違いその力は薄まり今では彼女の心が悲しみの感情に染まった時のみ降り出している《哀愁雨》。そして雪女の力は液体を凍らせる《氷結》。彼女自身、少しネガティブで他人に冷たい所はあるが美少女でクラス一。人気は高いがそれを鼻に掛けたりしない。そして悠太を気にかけている1人。悠太に対しては献身的だが、それは“彼に依存されたい”と言う強い邪な想いの現れ。
戦闘時、屋外であれば…尚且彼女気分が沈み《哀愁雨》によって雨を降らせる等をすると言う立地の条件がいるがそれさえ整えば彼女に敵う者など居ない。水滴を凍らせ、溢れ出る妖力を使い凍らせたモノ、氷を自在操り敵を迎撃する。更に相手の動きを妨害等に彼女の《氷結》は汎用性が高い。屋内でも彼女は膨大な妖力を糧に空気さえ凍らせる事め可能となる。
《哀愁雨》:雨に纏わる怪異。人でありながら生きる都市伝説でもある“雨女”又は“雨男”が持つ固有技能。自身が悲しいと思った時、直ぐ様発動し彼女の周囲に雨雲がなんの前触れもなく出現し雨は降り出す。雨事態に特に害はない。彼女の悲しいの大きさに比例して雨雲の大きさも雨の量も増加する傾向にある。
《氷結》:液体を瞬時に凍らせる冷気を操れる雪女固有の技能。現在の彼女は自身の周囲100~500メートルと視界に入る範囲なら余裕で冷気を放てる。更に凍った固体は妖力を用いて宙に浮かせる事が可能なので氷を相手にぶつけて牽制も可能。
ルナ=イクフィリア
種族:人間・天使 比率5:5
〈戦闘力〉1850
〈精神力〉3200
〈聖力〉5200
〈総力〉10250
固有能力:《神風》《付与》《千里眼(天)》
説明:金髪でそのまま伸ばしている。瞳はキレイな琥珀。顔立ちは少し子供っぽい。だが胸の主張は少し激しい。身長も平均的。悠太達のクラスに後に転校する。
天使である父と高潔な魂を持った妙齢の修道女との間に産まれた半分人半分天使の混血の女の子。昔から名だたる悪魔達を滅してきた父とそんな父が認め愛し合った母の事を尊敬し半人前ながら立派な天使になろうと努力している。天使と人間の比率は5:5ともっぱら半人前だが、生真面目で能力の習得に余念がない。更に修道女の母から受け継いだ自身の限界を越える技法も習得している。悪魔等の人間に害を成す存在を倒す為に見回りを欠かせない。真来は悪魔とかそわなの関係無く根本的に自分とは正反対の性格の為めっちゃ毛嫌いしている。そして、悠太を気にかけている様子。
戦闘面では敵の総力を測定出来る万能装置【スキャングラス】を掛けている。それで相手の力量を調べられた上で戦う。一応天使の翼や天使の輪っかも生える為飛行もある程度は可能。《神風》は人や建築物を削り取れる程の威力の風を周囲に起こせるだけでなくその風に当てられた者の邪を取り払う事も出来る聖なる風。そしてその風を常備している槍や弓矢等にその威力や効果を《付与》する事で武器を介してでも相手に有効打を与えられる。
《神風》:能力として邪を滅する聖なる風を放つことが出来る。風力の操作は自由自在、そよ風程度から小規模な嵐も発生可能。更に飛ぶ時もこの能力の付属効果で風の抵抗を受けなくなっている為とても素早い。そして文字通り神の風なので“悪系統”にある力を打ち払う効果もある。
《付与》:無機物に自身の力を込めて物質を強化することが出来る。《神風》の風に宿る邪を払う効果や風そのものも付与可能。この能力は特殊能力と言うより専門的な技術みたいなものなので力を持つ者がその気になれば習得可能。
《千里眼(天)》:かの全てを見通せし万能能力、イスラエルの王であるソロモンやギルガメッシュ叙事詩に登場するウルクを治めし英雄王ギルガメッシュやかのアーサー王伝説にて誉れ高き騎士王有アーサーを導いたと言われるマーリンなどが有名処でありそんなチート代表みたいなのと同じ――――なんてのは烏滸がましくて口が避けても言えない位に性能面はソッチとは天と地程の差がありありと見える。所謂“なんちゃって千里眼”。効果は精々1キロ程度の距離までなら見通せる…普通に目が良い人だね、としか思われない力。(天)は半天使の“天”。
遂に…本編1話を本日の午前7時に投稿致します。
これはまだまだ未熟な半天使のルナと、人を関わりを持つのが苦手な半悪魔の悠太と出会う。この物語を動かし始める“序章”です。