実験
さて、今日は、もう瞬間移動が使えないからなぁ何しよう
それから街の中を歩き回った。
時間も経ってお腹がすいたな、この世界の料理をいっぱい食べてみたい。
たまたまあった料理屋に行ってみた。
「いらっしゃいませ!空いてる席に座って」
うーむ何にしようか。やっぱり肉だよな
「このステーキもらえる?」
「かしこまりました。」
なかなかでかい肉が出てきた。これがなんの肉が知りたいけど想像するのが怖いからやめておこう
よし、食べよう。
牛の肉より豚肉のような味だった。しっかり味付けがされていて美味しい。
「おいしかったー」
お腹いっぱいになってから思ったけどこれどれくらいの値段なんだろう?足りなかったら土下座でもしよう。
「銅貨30枚になります。」
安すぎてびっくりした。もしかしたらあのイノシシめっちゃいい値段だったのかもしれない。
少し気になる事があったのでステータスを確認する事にした。
やっぱりだ、MP40/70となっている。今日は、3回使ったからMac10のはずなのに40になっている。食事で回復するのか。いい事を知った。
次は、何をしようかな。やっぱ魔物と戦うなら武器やだよな。帰るものあるかな
いろんな武器屋を見たがどれもこれもまた高い。やっぱり鉄とかでできてるから高いよな。武器は、今あるもので諦めよう。
またギルドにやってきた。武器とか色々欲しいからな。言ってなかったがいつも受付にいる女の人は、ミレイって名前らしい。
「すみません、ミレイさん。何かいいお金稼ぎってありませんか?」
「お金稼ぎですか。依頼をクリアすれば報酬とランクアップが出来ますよ。大金が欲しいならダンジョンに行くのもいいでしょう。ドロップ品とかを売ればお金になるし、お宝が手に入ることもあります。」
「そうですか。ダンジョンは、どんなところなんですか?」
「ダンジョンは、いろんなところにあって、地下に行くほど魔物は、強くなりますがその分お宝が手に入りやすいです。宝箱があってランダムに現れます。この近くのダンジョンだと50階まであって11階21階31階41階は、ボーナス部屋となっていて出てくる魔物がゴブリンなんです。でもそのゴブリンは、経験値が多くてレベル上げに人気なんです。50階は、ボスがいてすごく強いので注意してくださいね。」
「わかりました。」
ボーナス部屋があるのか。いいこと思いついたけどそれは、明日にしよう。
今日は、帰ろうかな。試したいこともあるからな。
歩いて村に帰った。俺は、やってみたかった事をやる事にした。
瞬間移動は、移動したいと思ったところをイメージなければならない。そのためには、一度見た事がある必要がある。
俺は、上を見た。
「イメージして」
魔力を込めて地面がなくなるのを感じた。目を開けてみたら空にいた。雲の中にいた。今もすごいスピードで落ちている。
案外気持ちいいものだな。地面についたら多分死ぬけどね。
次は、地面をイメージして。
やった成功したぞ。これができればほとんどの事ができる。お金を確実に稼げると確信した。
明日が楽しみだな。
ご飯を食べてからステータスを確認したら15/70だった。ご飯の量でわかるのか?疑問は、まだあるけど明日のためにねよう。
朝起きて顔を洗いMPが回復していることを確認した。睡眠で回復しているのか時間経過で回復しているのか多分どっちもなんだろう。
「駿斗今日は、どうするつもりだい?」
「今日は、ダンジョンに行ってみたいと思います」
「そうか、あそこは、パーティーを組まないと危険だから無理をするなよ」
「もちろんです」
初めてのダンジョンの入口に立っている。冒険者がいっぱいいるなぁ。
お、あんなところで商売してる人がいる。ちょっと寄ってみよう。
剣とか食料とかあるなあ。あ、完全にミスった。カバンを持ってきていないからお宝とか見つけても持ち帰れないじゃん
「このカバンいくらですか?」
「銀貨1枚と銅貨25枚になるよ」
「わかったそれをもらおう」
ちょっと高い気がしたがあったほうがいいから買った。
よしそれじゃあ中に入ろうか。