冒険者登録
今回は、感情を出した感じで書いてみました。
今日は、すごくいい睡眠ができた。起きた場所が自分の部屋じゃないのを確認してやっぱり異世界に来たんだなと再確認した。
今日は、冒険者になるために王都のギルドに行くつもりだ。目指すは、もちろん最強の冒険者だよな。
「あ、駿斗さんおはようございます」
「おはようございます。顔を洗いたいんだけどどこ行けば洗える?」
「村の中央に井戸があるからそこで顔洗えますよ」
「教えてくれてありがとう。ちょっと行ってくるね」
お風呂は、流石にないから体くらい拭いておこう。
家に戻ったらカノンさんとカノンさんのお父さんが座って朝食を取っていた。
「おかえりなさい。ご飯できるので食べてください。」
「それじゃあいただくよ」
朝食は、スクランブルエッグみたいな料理だった。これも美味しかった。
「駿斗くん、冒険者ギルド行くんだよねじゃあこれ持って行って」
俺でも扱えそうな短剣と胴体につけるプレートをもらった。これがあれば最低限戦闘ができるだろうと言っていた。
ありがたく装備されてもらって朝食をたべたら出かけることにした。
「それじゃあそろそろ行ってきます」
「おう、頑張ってこいよ」
「行ってらっしゃい。夜には、帰ってきてくださいね」
どっちも笑顔で送ってくれて気分が高揚してきた。
行く方向も教えてもらったので迷うことは、ほぼないだろう。あとは、魔物と合わないことを願うだけだな。
ちょっとだけ来るかと期待をしたけど何にも来なかった。すこし残念
王都の入り口で審査見たいのをしているのが見えた。身分証明書的なのいるのかな?一回行ってみることにした。
「身分証明書をどこかに落としてなくしてしまいました。」
「それなら銅貨10枚と犯罪歴がないか確かめる」
困ったな金なんて持っていない
「金も落としてしまった。どうすればいい?」
「そうだな、何か売れそうなものを持っていないか?売って金にするのは、どうだ?」
持ち物は、元の世界のやつが家に置いてあるけどダメだよな。あれは、時代が進みすぎているから。
あ、売れそうなものが一つだけあった。
「すこし待っていてくれないか?持ってくる。」
「わかった。待っているぞ」
俺は、人気がないところで瞬間移動を使った。
瞬間移動した場所は、イノシシの死体の場所だ。さすがにでかすぎて持てないが瞬間移動を使えばいけるはず。
イノシシを持ったまま王都に瞬間移動をした。
俺を待っている門番の人を呼んだ。
「これ売れないか?来る途中で倒したんだ。」
「これなら売れるぞ皮も使うし肉も美味しいからな。これなら銀貨3枚ってとこだろう」
「わかった、それで買い取ってくれ」
銀貨3枚ってどれくらいの価値か知らないけどもらっておくことにした。
「これに触ってくれ」
石板みたいなやつに触った。
「よし、通っていいぞ」
銀貨1枚を出したら銅貨を45枚もらった。つまり銀貨1枚は、銅貨50枚って事か。
よしお金のことがちょっとわかったことだし冒険者ギルド行くか。
想像よりでかい。立派な建物だやっぱり冒険者ギルドは、凄いんだな。
緊張しながら中に入ってみた。立派な剣、全身鎧の男、槍を持っている人、弓に、杖もいた。やっぱり魔法使いは、いるんだな。みんなベテランって感じでかっこいい。
受付っぽいところに行ってみた。
「登録したいんですけどここでいいですか?」
「そうですよ。登録ですね。じゃあこれに書いてください。」
紙を渡された。
日本語だ、ひらがなに漢字、そのまんまで書けばいいんだな。名前や歳、使える魔法、スキルを書いた。魔法使ってみたいな。
「書けました」
「はーい、少々お待ちください。」
ちゃんと書いたから怒られる心配なし。
「瞬間移動ってそんなの使えるんですか?」
疑って顔を見てきた。
「使えますよ。今は、MP少ないので使いたくないですけど」
「わかりましたー。これで登録完了です。こちらがギルドカードになります。無くさないようにしてくださいね。これは、無料ですけど次は、銀貨5枚もらいます。」
「わかりました、ありがとうございます」
よし、今日は、仕事なしで観光しよう。
外に出ようとしたらモヒカンみたいな頭してるでかい男に止められた。
あ、定番のやつだ。
「新入りなんだから先輩に気を使ってエールでも奢れよ。」
ここは、荒立てないように
「すみません、なりたてでお金ないんです。すみません。」
「あ?先輩が言ってるんだぞ?」
その冒険者は、めちゃめちゃ怒っている今にも殴られそうである。
「先輩が指導してやるよ」
殴りかかってきた。やる事は、決めていた。俺は、あと一回しか使えない瞬間移動を使って先輩の頭の上に移動した。
先輩は、頭が急に重くなったから顔面からゆかに転んだ。
気絶しているようだ。とりあえず受付の人に言っておこう
「すみません、これどうすればいいですか?」
「え、えっととりあえず正当防衛ってことで帰っていいですよ。」
なんとか勝てて良さったと思いながらギルドを出た。