異世界転移
初めて小説を書きました。だから面白いかわからないですけど最後まで読んでくれると嬉しいです。
「なんか面白いことないかな」
俺は、つまらない毎日に絶望しながらつぶやいた。
「じゃあ面白くしてあげようか?」
周りには、誰もいないのに女の人の声がした。不思議だったがそれよりも面白そうだと思った。
「誰か知らないけど面白くしてくれ!」
俺がそう叫んだ瞬間周りの景色が変わって森になった。
「どうゆう原理か知らないけどアニメとかである異世界転移ってやつか?」
俺は、笑いながらつぶやいた。
こういう時は、どうしたものかな?町を探すか?それとも人でも探すか?
とりあえず荷物確認をしよう。
格好は、高校の学ラン。リュックに入っていたのは、高校で使っている筆箱、教科書、ポケットには財布とスマホが入っていた。スマホは、さすがに使えないよなと思いながら開いてみたら入れた覚えのないアプリがあった。
タップしてみるとステータスという画面が出てきた。
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名前 上条 駿斗
年齢 18 高校三年生
レベル 1
HP 15/15
MP 60/60
精神力 150
防御力 5
スキル 瞬間移動 冷静
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瞬間移動?どうやって使うんだろう?てか、レベルとか体力?があるんだけど精神力だけ異様に高いな。それだと戦える気がしないな。どうにかなるか。
そう考えて、まずは、歩こう。
歩き始めて10分くらい経っただろうか、そんなとき
「キャー!!」
女の人の叫び声がした。俺は、迷わずその方向に走り出した。
そこには、2メートルくらいある巨大なイノシシと俺と同い年くらいの女の子がいた。女の子は、必死に逃げているがどう助けるのが正解か?
筆箱の中にカッターがあるのを思い出してすぐ取り出した。瞬間移動が使えればと倒せるかもと思ったが発動しなかった。
とりあえずなんとかしよう。大声で女の子に
「こっちに来い!!」
と叫んだ。女の子がこっちを見るとこっちに走ってきた。俺は、木に登ってカッターの刃を出してイノシシが来るのを待った。イノシシが来たのを確認して木から飛び降りてカッターを突き刺した。
運良く頭に刺さって倒すことができた。
血とか気持ち悪いなと思いながら女の子に話しかけた。
「大丈夫か?」
「おかげさまで助かりました。ありがとうございます。」女の子は、息を落ち着かせてから言った。
「どういたしまして、俺は、駿斗っていいます。よろしくね」
「私は、カノンって言います。」
「ちなみにここは、どこ?記憶喪失みたいでなんにも覚えてないんだ」
記憶喪失設定でいくことを決めていろいろ教えてもらうことにした。
「大変じゃないですか!ここは、エーラの森っていいます。近くに私の住んでる村があるんだよかったら一緒にいきませんか?」
村に案内してくれるとは、思ってなかったからラッキーだ。
「ありがたくそうさせていただくよ」
村に行くまでスキルの話やさっきのイノシシのこととかを聞いた。
スキルは、特別な能力のことであんまり人にそういうことは、言わない方がいいと教わった。瞬間移動は、訓練して使えるようになろ。
あのでかいイノシシは、魔物で弱い魔物の部類らしい。スライムとかは、いないのか?そんなくだらないこと考えていたら村に着いた。
30歳くらいの男が走ってきた。
「大丈夫か?帰りが遅くて心配したんだぞカノン」
確かにもう空がオレンジ色をしていた。
「大丈夫だったよ、この駿斗さんが助けてくれたから」
「そうだったのか娘を助けてくれてありがとう」
「当たり前のことしただけですよ」
この後カノンさんが俺のことをお父さんに話してくれてカノンさんの家に泊まらせてくれることに決まった。
「駿斗さん、ご飯ができるまで自由にしてていいですよ」
「わかりました。ちょっと外出てもいいですか?」
「いいですけどあんまり遠くに行かないでくださいね」
「わかりました」
外にやってきたカノンさんから教えてもらったスキルの使い方によればイメージが強いほどスキルを出しやすくなるらしい。とりあえず目を閉じてさっきのイノシシの場所をイメージして見た。そこに自分が現れることもイメージしてみたができなかった。
スキルの中には、魔力を使うものもあるらしい。魔力を使うイメージも付け足してもう一度やってみた。
目を開けると目の前にイノシシの死体があった。
「やったー、成功した!」
すごく嬉しかった。
「もう一度」
次は、村の入り口をイメージして、しっかり瞬間移動ができた。
魔力を使ったらMPが減っているかもと思ってスマホで確認したら
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名前 上条 駿斗
年齢 15
レベル 3
HP 15/15
MP30/70
精神力 150
防御力 5
スキル 瞬間移動 冷静
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レベルが3になっている。イノシシを倒したからだろうな。
MPは、上がってるのにHP上がってないんだけど…
それは、置いておいてMP30/70ってことは、瞬間移動は、一回につき20使うのか。なかなか使うな。考えて使う必要がありそうだ。
練習は、終わりにしてカノンさんの家に戻った?
テーブルに3人分のご飯が置いてある。お母さんは、早いうちに亡くなったらしい。
「あ、ちょうど良かったご飯を食べましょう」
「わかった」
カノンさんのお父さんもきて3人でご飯を食べた。味付けが少し薄くて日本の料理が食べたくなったがこれもこれでいいなと思って美味しくいただきました。
お父さんにいろんなことを聞くことにした。
「ここら辺で僕みたいな記憶喪失とかの人でも働けるとこってないですか?」
「駿斗くんでも働けるところか、冒険者くらいしかないな」
「冒険者あるんですか?どこ行ったらなれますか?」少しテンションが上がってきた。
「冒険者は、危険だからあんまりお勧めできないぞ?」
「いいです!」
「わかった。じゃあ俺が昔使ってた剣や防具をあげよう。」
「ありがとうございます。どこに行ったら冒険者になれるんですか?」
「ここら辺だと王都が近いからそこでなるといいよ」
「わかりました。いつ出発しようかな」
「王都まで結構近いから明日にでも登録と観光してくるといいよ。」
「わかりました。明日行ってきます。」
明日が楽しみだ今日は、歩いたり色々したからすぐに寝れた。
続きも頑張って描くので読んでください。