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生徒会のお仕事!  作者: 娯楽作品の虜
3/22

サイゼにて

今から二話出すんで許してくださいorz

ちなみに文章量は(ry

「いらっしゃいませー」

見慣れた店内に入る。

やっべー、5時くらいって油断してゲームしてたら家出るのが5時になっちまってた。

もう、30分近いけどいるかな?

「えーっと……あ、いた!」

店の一番奥でちょこんと座っている長い黒髪がダダ漏れな不機嫌オーラを助長させている美少女が……。

うわー怒ってるよ、行きたくねーな。予定入った事にして帰っちゃおうかなー。

うわっ、目が合った!めっちゃ睨まれてる……。もうこれ誤魔化せる雰囲気じゃないな……。

「えーっと……遅れてゴメン!待った?」

「待ったわ、約2時間ほど待った、私は今だいぶ不機嫌よ、このままだと告白も断るわよ」

「うんゴメン、色々と突っ込みたいところはあるけど一つだけ言わしてくれない?」

「許可するわ」

「俺の大事な話は告白じゃない!」

遅れてゴメン待った?に対してリアルで待った時間を言ったり、自分の不機嫌さを本気で言ってきたり、告白の返事を告白する前に言ったり、そもそも告白じゃないのに告白だと勘違いをしていたり。

もちろん全て俺がまいた種だし、時間とか機嫌を正直に言っちゃいけないなんて規則はないけども、これだけはまず最初に解かないといけない。

「更に不機嫌になったわ、騙していたの?」

「いや、別に騙していたわけじゃないよ、だって俺は大事な話があるとしか言ってないじゃないか」

「確かに……はぁ、せっかく考えてきた振る時の言葉が無駄になったわ………」

「てか、どっちにしろ振られてたのかよ……」

なんとなくわかっていたけどやっぱり美人から振られるとショックだな……。

「当たり前じゃない。だってクラス内でいつも頭の悪いホラを吹いて皆に笑われていたり、全校演説でアホな話だけして壇上から降りてきたり、クラスの全員の前であんな意味深な発言をするような頭のおかしい人と付き合う人なんていないわ」

「いや、お前容赦なさすぎだろ!」

「全て真実じゃない」

「まあ確かにそうかもしれないけどさあ、もうちょっとオブラートに包むとかしたら? そういうの直接正直に言っちゃうと友達からも嫌われちゃうかもよ?」

「私に友達はいないし、既に嫌われているわ」

「そ……そんな事ないんじゃないかな……?」

なんでこの人こんな事堂々と言えるんだ!?

「嘘はやめて、あの空気を感じた貴方ならわかるでしょ?」

「うっ……」

「ほら、やっぱり私は嫌われているのよ」

何故かふふんと偉そうに胸を張る胸どころか身長も小さいから中学生ぐらいに見えるんですが。

ってかこいつなんで友達から嫌われてるのを偉そうに証明してるの?頭大丈夫?

「そもそも、オブラートに包むなんて真実を隠してしまう最低の行為じゃない! なんで私がそんなことしないといけないの?」

何こいつさもそれが当然かのように言ってるの?

「じゃあお前は頭で光が反射しやすい先生に対してもハゲてるとか言うのか!?」

「言ったわ」

「言っちゃったかー!!」

言っちゃったのかー!それはいつも悪ノリがひどい男子でも多少躊躇うレベルだろ!

「チャックが空いていたら教えてあげたし、クラス内で先生のあだ名がカッパだという事も教えてあげたわ!」

だからなんでコイツは得意げなの?

アホなの?アホの子なの?

「あのなぁ、そんな事言ったら相手が傷つくだろ?そういう事は考えないのか?」

「だって仕方が無いじゃない。 それが「真実」なんだから。 どんな状況で、どんな事情があろうと、真実よりも尊い物なんてないんだから」

「…………」

「何よ、間抜けな顔しちゃって、私の完璧な正論に開いた口が塞がらなくなっちゃった?」

いやいや、確かに開いた口が塞がらないけども!お前のその見解とは全く逆だよ!更に塞がらないよ!顎外れるわ!

……でもまあ、これでわかった……つまりこの一件優等生そうな合法微ロリは、この「真実」だけを信じきった姿勢を目をつけられたんだな……。

そしてコレをどうにか改善しろと………………無理じゃね?



はい、なんでもストレートに言われたら気づつくよねwww

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