編集者はアマゾンの書評をチェックしている
紙書籍を出している出版社の編集者は、自分の担当作はもちろん、競合作品や自社過去作のアマゾンのレビューも確認します。
書評は読者の反応がそのまま表れる場所なので、売れ行きや評価、改善点を把握する重要な情報源です。
特にネガティブな指摘や「設定破綻」「視点混乱」「手抜き」などのコメントは、編集者にとって作品の弱点を発見する手がかりになります。
そのような書評を見つけると、その作者の他の書評もチェックされます。
紙の本と違い、電子版は出版後でも修正や差し替えができます。
誤字脱字や表現の修正だけでなく、章の差し替え、文章の追加・削除も可能です。
そのため、読者の書評を反映して、電子版を改訂することは現実的であり、実際に行われています。
電子版の差し替えは、作品をより完成度の高いものにする手段として有効ですが、紙書籍との中身が違ってしまいます。
本は改訂版が出ない限り、そのままです。
本と電子版を比較できるので、電子版の差し替えをさせられた作家の評価が下がることは言うまでありません。
共著への参加を打ち切れたあとで、書き直しをさせられた例があり、そのことが気づかれた書評が載ったら二度と出版社から依頼はないでしょう。
ただし、電子書籍専門の出版社はどんなに悪い書評が書いてあっても、差し替えをしないようです。
表紙と中身が違ってるような作品もあり、わかっていてわざとやってるからです。
電子書籍専門出版社は売れ行きだけをチェックして、打ち切りするだけのようです。




