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ホラー作品

あぁ……今日も太陽が眩しいな


「オイ! 起きろ」


「ウ〜ン ……もう少し寝かせてくれよー……ムニャムニャ」


「俺が最後の回収人だぞ。


サッサッと起きてついて来い!」


「もうチョトだけ寝かせてってばぁ……スースー」


「もう知らん、好きなだけそこで寝ていろ」









俺はこの世に残っているただ一体の幽霊。


何故分かるかって?


仲間を探して数万数十万年、放射能で汚染された地球を彷徨った結果だからだよ。


真っ黒に焼けた大地に腰を下ろし大空を見上げる。


あの時、死神が迎えに来た時、素直に起きてついて行けば良かったんだ。


ズボラして眠りこけていたせいで、俺だけ不毛の大地になったこの星に置き去りにされる。


ハアー………。


ああ……今日も太陽が眩しいなぁ。





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― 新着の感想 ―
[良い点] 幽霊も一人ぼっちになると、たしかに淋しいでしょう。 で、ほかのみんな、死神にどこへ連れていかれたのでしょうね。
[良い点] 途方に暮れてしまう状況ではありますが、作品タイトルと、ラストの二行のだるんとして気怠げな柔らかい雰囲気が好きだなぁと思いました。読ませていただき有り難うございました♪ [気になる点] 仲間…
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