キャミソールと、スカーフ。
鎖骨が見えない わずかなうなじ チラリズム
ちょうど中間 暑さと寒さの 絶妙なバランス
荒々しい吐息 整理されたばかりのシーツに滲む汗
「ん。 なあに?」
あざとさすら感じて 歴戦の女王サマ
でも目立つ 艶やかさ 薄い布切れ 露骨な罠
スリット その隙間から覗かせる
色白ではなくて わざと焼かれた褐色の太もも
触れたくて 触れたくて 震えた指先 ペロリ
「もう……良いかな」
「焦らないで、ゆっくり。 ーーね?」
真綿に包まれた 裸体に寄り添い 外した肩紐