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先生と私の恋愛事情  作者: 羽鳥藍那
中学編
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3

 今日、道場に面白い子がやって来た。

 この春から通う事になった翔真について来ただけの感じだったけれど、どういった心境の変化か指導してくれと乞われてしまった。

 小柄な体に真っ直ぐな黒髪で、パッと見は淑やかそうに見える。ただ、その目は何処か挑みかかってくるような強さを持っていて、つい見惚れてしまった。

 こんな事は今まで無かったのに、相手は中学に上がったばかりだと言うのに、何を考えているのだろう。


 いや、からかわれただけなのかも知れない。

 彼女から見れば、大学生の俺などオッサンだろうし、背が低くてモテない事は見て取れたのだろうから。

 念のため館長には引継をしておいたので、あの後来たとしても困ることは無かっただろうが……。

 いや、止そう。

 みっともないじゃないか、いい大人が。

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