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プロローグ
R15は保険です。
「ほんとーにいいのね?ほんとのほんとにやっちゃうわよ?」
「いいわ!やってちょうだい!責任は全部私が取るから!それより早く!やってちょうだい!」
扉に体当たりする音が響く。あの扉は、もう長くはもたないだろう。私は目の前の男とも女ともつかない見た目の男性、ユエを急かした。彼は悩みながらも、長い木で出来たロッドを前に出す。
「後悔しても遅いんだからね、私は知らないわよ」
彼の溜め息と共に、私は白い光に包まれた。
リハビリ作です。よろしくお願いいたします。