大変遺憾ながらモテすぎたので、呪いをかけてもらいました。
私、リリィ・クロエは大変遺憾ながら、美の女神さえも裸足で逃げ出す程美しく生まれてしまった。しかも大国の姫君として。
美貌も地位も権力も持ち合わせた、完璧な私。そんな私の肩書きや容姿目当てに、隣国の王子やら貴族共は毎日のように求婚してくる。
どうせ私自身のことを愛している人なんて、どこにも居やしない。
そして私はとうとう決意した。
美貌も地位も権力も持ち合わせた、完璧な私。そんな私の肩書きや容姿目当てに、隣国の王子やら貴族共は毎日のように求婚してくる。
どうせ私自身のことを愛している人なんて、どこにも居やしない。
そして私はとうとう決意した。