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本と魔法とふたりの私  作者: 但野 ひまわり
9/17

        Ⅱ

 ひとかきすると、信じられないスピードで前に進んだ。これなら二十五メートルなんてあっという間である。私は楽しくなって更に脚を交互に動かした。人魚のような出で立ちでとはいかなかったが、私はまさに魚の如く、水の中を進んで行く。ヨギさんはゆったりとした泳ぎで、ルビは犬かきならぬ猫かきで、ワタさんはひらひらの身を任せながら、ぐんぐん湖の底へと潜って行った。私たちの頭はヨギさんが渡してくれた球体【キュリア】で覆われている。水圧に関係なく息が出来、圧迫感もない。初めは金魚鉢と思っていたが、まるでシャボン玉の中に頭を入れている気分だった。

「水が澄んでいたら、もっと見える景色は違ってただろうな……でも、きっと主人公がこの世界を助けてくれるよね」

『でもここのお話にデレクなんて魔神、出て来ないはず……』

 私が呟いていると案内猫は不吉な言葉を言い残し、器用に猫かきで私の前を泳いで行った。

『ちょっと、まだなの』

『もう少しです』

 魔人デレクは湖の底、沈んだ船を住処としているとララさんは言っていた。その周りには、主を守るように巨大ナマズが徘徊し、侵入者がいないか目を光らせているらしい。徐々に伝わって来る異様な雰囲気が、ただ者ではない何かがそこに存在しているのを証明しているようだった。

 急に辺りが一層暗くなりだした。水中に大きな影が見える。私たちはヨギさんの促しで、上に向かって漂う海藻の陰に隠れた。目の前を巨大ナマズが通り過ぎる。

『デスフィッシュは気が荒い奴ですが、目は良くありません。あまり波を立てずに泳げばデレクの住処まで辿りつけます』

 ヨギさんの合図で私たちは再び泳ぎ始めた。海藻の陰を上手く使い、巨大ナマズの警戒網をすり抜けて行く。すると、視線の先に船らしき形が浮かんで来た。目を凝らしてみると、それは二十人ほどが乗り込むことが出来るくらいの大きさで、湖の底で疲れたように三日月の体を傾けている。力強く風を受けていた帆はぼろぼろに破れ、寂しげに水中で揺らめいていた。私たちは船に近づき、甲板に降り立った。

『まず、ララを探さなければ』

「そうですね。でも、どこにいるんだろ」

 私は辺りを見回してみた。長い年月ここに沈んでいるのか、船体には海藻などがまとわりつき、触れてみると、ぬめぬめとして気持ち悪かった。

 その時、ゴゴゴと鈍い音を立て、急に船が揺れ始めた。

『ちょっと、何なのよこれ!』

「じ、地震?」

『これは揺れてるんじゃないです。上昇してるんです!』

 ルビの言葉に答えるように、船は速さを増しながら頭上にある光の方へと昇って行く。私は咄嗟に近くにあるロープを握り締め、ヨギさんはルビの体を抱えながら、朽ちているマストにしがみついた。ワタさんだけは水の抵抗が来ないのか、平然としているが、その目は怒ったようにつり上がっていた。

『でも、なんで上昇なんかしてるのよ!』

「そんなこと私に言っても、分かりませんよ!」

 鯨の如く、船は水飛沫を上げ、湖上にその身を現した。地上に出たせいで、私たちの頭にあったキュリアがふっと消える。状況を把握する間もなく、帆柱の下に造られている部屋から二人の男が姿を現した。

 一人はぽっちゃりとした顔と体。目は垂れ下がり、その表情はどこか頼りない。だぼっとしたボーダーTシャツに、これまた、だぼっとした真っ赤なズボンを穿き、頭には黒の手ぬぐいのような物を巻いている。

 もう一人は小学校低学年並みしか身長がなく、片目に黒の眼帯をしている。そして首元、袖口にはレースの付いた赤色の服、前後に突き出ている赤色の海賊帽を被っていた。

「あの矛、ポセイドンさんの物じゃないですか?」

 海賊帽の男の右手には、矛のような物が陽の光を浴びてきらきらと輝いていた。ヨギさんが驚いたように目を見開く。

『そうです。まさしくポセイドン様の物。でも、どうしてデレクが』

「えっ! この子供が魔神デレク?」

『子供じゃないっ! 僕はれっきとした大人である!』

 ボーダーTシャツの男は私たちを目にした後、眼帯の男に耳打ちをした。

『デレク様、こいつらですよ。デレク様の領域に侵入したのは』

 デレクは子供が癇癪を起こすように大声を上げて、私たちの方に矛を向けた。

『許さん! 許さん! 許さーん! 僕の領域を犯すだけでなく、僕を子ども扱いするとは、死に値する!』

 デレクの子分らしいボーダー男は、面白い物でも始めるかのように騒ぎ始めた。

『デレク様、デレク様、こいつらこいつらどうしましょう』

『そうだな、そうだな、どうしよう』

 デレクもニタリと笑みを見せながら、はやし立てる。

『いいこと、いいこと思いついた』

 子分がデレクに耳打ちする。デレクは頷きながら瞳を輝かせた。

『それはそれは、面白い』

 デレクがニヒヒと笑うと、子分がイヒヒと笑う。絶妙だったが、気持ちの悪いコンビネーションだった。

「お前たち、出て来い!」

 デレクがおもむろに腕を掲げると、急に頭上からロープが幾つも垂れ下がり、他の子分らしき男たちが、するすると下りて来た。

『ショータイムっ、ショータイムっ、ショータイムーの始まりだ!』

 掛け声とともに近くで鈍い音がした。いつの間に近くまでやって来たのか、子分の一人がヨギさんのみぞおちめがけ、強烈な一発を打って来たのである。

「ヨギさん!」

 ヨギさんは体をくの字に折り曲げ、苦しそうに膝をついた。私たちが慌ててヨギさんの体を支えると、突然叫び声が聞こえた。

『離して!』

『ララ!』

 デレクたちが出て来た部屋から、ララさんが姿を現した。自分の槍を奪われたのか、両腕を子分に掴まれ、逃れようと必死にもがいている。その声にヨギさんは痛みを堪えて顔を上げた。

『ララを返せっ!』

『やっぱり君たちの仲間か。この子はね、一人で乗り込んで来たお馬鹿さんなんだ』

『馬鹿とは何よ!』

 囚われの身となっていても、ララさんの心は怯んだ様子が全くない。同じ女性ながら物事に動じない強い心に思わず感心してしまった。私だったならば、相手をなるべく刺激しないように猫を何匹も被っていたに違いない。

『それに、僕の大事なコレクションを奪おうとした』

 デレクは言いながら、手の中の矛をうっとりと見つめた。

『それは父の物よ。あなたのじゃないわ!』

『父? へぇ。君はあの弱虫ポセイドンの娘なんだ。それはそれは面白い』

 ララさんは父親のことを侮辱されたのが悔しいのか、デレクをキッと睨みつけた。その威力に気圧されたのか、デレクはあっさり目を逸らし、おどおどしながら口を開いた。

『え、えぇい! 生意気な娘にはとっておきのお仕置きだ!』

 デレクは再び指を鳴らした。

「ちょ、ちょっと何するんですか!」

『畑山、何とかしなさいよ!』

『やめろ!』

 子分たちは私とワタさん、ルビを縛り上げ、ヨギさんを羽交い締めにして立たせた。その頬に子分の拳が鈍い音を立てて入る。

『何をするの! やめて!』

 叫ぶララさんに、デレクはふんと鼻を鳴らす。

『僕は君みたいな鼻っ柱の強い女が大っ嫌いさ。ポセイドンの娘かもしれないけど、ここでは僕が王さまだ』

 デレクは私、ワタさん、ルビの顔をまじまじと眺めた。

『君たちの中からひとり、ゲームに参加させてあげる。希望者はいるかい?』

(いるわけがない)

 どんな内容なのか分からないだけでなく、これはきっと命にかかわるゲームに違いない。私はデレクから目を逸らし、自分の胸の前で両手を重ねた。

『本当にいないのか?』

「え?」

 私の右手がすっと上がった。自分の意志に関係なくである。驚いた私が自分の腕を見てみると、ワタさんが後ろから私の肘を掴み、そのまま上に押し上げていた。

「ちょ、ちょっと!」

『決まりだな』

「ちょ、待ってよ! ワタさん!」

『さすが畑山ね。ここぞって所で挙手するなんて、出来た相棒だわ』

『畑山さん、ありがとうございます。僕はどうもゲームが苦手なんで』

『よっ! この大統領!』

 必死の訴えが聞こえていないのか、二人は拍手で私を讃えていた。ワタさんのおべんちゃらな掛け声には少し苛立った。

『板を用意~』

『板を用意~』

 子分たちは声を掛け合い、湖上に向けて板を伸ばし船の端に固定し始めた。私はあろうことか、両手首をロープで縛られ、その板の上に立たされたのである。抵抗しようにも後ろには子分がナイフを突き出し、前へ進めと脅している。私は仕方なく一歩、また一歩と足を送った。

「なんで私がこんな目に」

 私が恨めしい視線をワタさんに送ると、私の影は、さも当然だというように叫んだ。

『畑山! あんた、にやにやしてた罰が当たったのよ!』

 人の手を持ち上げた影に言われたくなかったが、確かに私は困っている人の前でにやにやしてしまった。そのことは弁解の余地もない。しかし冒険溢れるファンタジーと思って、まさか自分がこんな目に遭うとは思ってもみなかった。

『男か女かどっちか選べ』

『え?』

 私が板の先に辿り着くと、デレクはにやりとした笑みを見せながら、ララさんに向かってそう言った。ララさんは困惑したように魔神に問う。

『どちらか大切な方を選ぶんだ。女を選べば男は死ぬまで殴られることになる。男を選べば女は湖にドボンさ』

 船が湖上に上がったせいなのか、それともデレクの仕業なのか、湖は海が激しく荒れるようにその姿を変えていた。ヨギさんから貰った【キュリア】がない今、飛び込みでもしようものなら確実に死が待っている。私は目の前に広がる死の湖を見て、思わず唾を飲み込んだ。

『さぁ、選ぶんだ』

 デレクの言葉にララさんがふっと笑う。

『可笑しなこと言うわね。決まってるじゃない』

(そりゃそうだ。考えるまでもない)

 幼なじみと今日初めて会ったばかりの三十路の旅人。

 彼女の中で答えはきっと出ているだろう。それに彼女の性格ならば、他人はどうでも良さそうである。私はその事実を認識し、がっくりと肩を落とし俯いた。

 最後まで読み進めたかったが、どうやらここまでになりそうだ。恨みつらみは濃密な怨念にして後でたっぷりワタさんに送っておこう。私は無念の余り俯き、目を閉じた。

『さぁ、選べ』

『さぁ!』

 ララさんは目を伏せながら黙っていたが、やがて考えが決まったように顔を上げた。

『そんなの、両方に決まってるじゃないの』

「え?」

 その言葉に私は目を開けた。振り返るとララさんの姿はそこになく、呻きながら床に転がっている子分たちの姿が目に入った。

「ララさん?」

 次の瞬間、目の前を勢いよく人が通り過ぎた。ララさんは奪われた自分の槍を取り戻し、子分たちが使っていたロープを手に取り、器用に遠心力を利用して子分たち襲いながら次々と湖へと突き落とし始めたのである。そしてワタさんとルビの所へ降り立ち、縄を素早く解いた。その姿は、まるでテレビに出て来るヒーローのように痛快だった。

『貴様っ!』

 ララさんは、乱れた髪を掻き上げ、自信ありげな瞳をデレクに向けた。

『私には、大切じゃない人なんか一人もいないわ。湖を大切にする人全てが私の家族よ』

『くーっ! 格好良いこと言いやがって! 今度は容赦しないぞ!』

 残っていた子分たちがナイフを取り出し構える。ララさんは私の縄を解くと、海賊たちから奪ったナイフを私に手渡した。

「え?」

『あなたも戦って』

「で、でも」

 人様と命を掛けるような戦いなんてやったことがない。そもそも運動が苦手な一般市民に、海賊と戦える力があるはずないのだ。私の心配を読みとったのか、ララさんは顔を綻ばせた。

『あなたなら、出来るわ』

 モデル顔負けの綺麗なお顔立ちをした女性に微笑まれ、不思議と私は運動音痴の自分でも出来るような気がしてしまった。

『かかれー!』

 そうこうしていると、デレクが合図を放った。子分たちは一斉に私たちに襲いかかって来る。ララさんは私から離れ、襲いかかる子分たちに応戦した。私は旅の連れが無事なのか、慌てて二人に目をやった。

「ワタさん、ルビ!」

 子分の拳がワタさんを狙う。しかし相手の拳は優雅に舞うワタさんの、ひらひらした動きについて行けず、その姿を捕らえることが出来ないでいる。ルビはその敏捷さを活かし、子分たちを翻弄しながらその爪を容赦なく立てていた。

 私はララさんから渡されたナイフを構えた。子分も同じように構える。

『しゃっ!』

「このっ!」

 子分のナイフを私のナイフが受け止める。右から突けば左から防ぎ、上から来れば下から跳ね返す。辺りはナイフのリズム良い金属音が鳴り響いた。それは、まるで映画のワンシーンのように、主人公が海賊たちと戦う姿に良く似ていた。ヨギさんは自慢の筋肉を活かし、力任せに子分たちに強烈な一発を与えていた。 ララさんは巧みな動きで相手のナイフを避け、膝をその体にお見舞いする。

『女だと思って手を抜くなー!』

 不甲斐ない子分たちにデレクが怒りの声を上げる。恐れをなした子分たちがララさんを取り囲んだ。

『女相手に束になってかかって来るとは、卑怯にもほどがあるわね』

 呆れるララさんに構わず、デレクは、やれ! と合図を送った。

『きぇい!』

『やっ!』

『このっ!』

 圧されつつもララさんは、確実に子分たちを気絶させて行く。しかし一人の子分がその背後を取り、ナイフを持った手を振り上げた。

「危ない!」

 咄嗟に私はララさんの元に駆け出していた。それに気づいた子分がナイフをこちらに向けて来たが、既に戦い慣れしていた私は容易にそれを交わすことが出来た。

「大丈夫?」

 ララさんの背に自分の背を預けながら問いかける私に、彼女はふっと笑みをこぼした。

『あなた、なかなかやるじゃない』

「それは、どうも」

 素直にお礼を言いながら、私は続けてナイフを構えた。

『その調子でいくわよ!』

 私たちは歯車がぴたりと合うように、見事な連携の取れた動きで子分たちを翻弄して行った。次々と気絶させていく中、立っているのは魔神デレクだけとなった。

『さぁ、そのトリアイナを返しなさい』

 ララさんが魔神デレクと相対峙する。そして、一歩、また一歩とその距離を縮めて行く。ララさんの手には自分の槍が、デレクの右手にはポセイドンさんの矛、トリアイナが握られていた。

『悪いけど、あなたにそれは使いこなせないわ。だってそうでしょ。あなたにはその資格がないんだから』

『なにをー! 生意気なー!』

『だから早く返せ』

 悲しいかな、身長の低いデレクがララさんの懐に飛び込む前に、ララさんは手加減することなく、デレクの頭に槍の柄を振り下ろした。ごんっと鈍い音がしたかと思うと、デレクは矛を離し、両手で頭を抱えた。その瞳にはじわりと涙が浮かんでいる。

『い、痛いよう。痛いよう』

『まだやるつもり?』

『きゃぁー。許してー!』

 勝てないと悟ったデレクは、情けない叫び声をあげながら自分から湖に飛び込んだ。それに気づいた子分たちが、慌ててその後に続く。

「あ、あれ!」

 湖に飛び込んだデレクが魚の姿に変わり、逃げるように水面から消えて行く。後に続いた子分たちも、魚となって泳いで行く。

「この子たちって、湖の魚だったんだ……」

『ちょっと、いったいどうなってんの? 誰か説明しなさいよ』

 呟く私の横で、ワタさんが腹立たしげに文句を言っている。そんな中、ララさんが重たい口を開いた。

『そうよ。デレクは魔神なんかじゃない。私たちと同じ、湖に住むトリッド族よ』

「だったらどうしてこんなことに……」

『それが……』

 ヨギさんが後を引き継ぐ。

『ある日、黒いシルクハットを被った男が現れて、ポセイドン様に言ったんです。この湖に災いが降りかかると』

「シルクハット!」

 私は突如現れた道を妨げる怪しい人物を思い出した。

『はっさん、知ってるんですか?』

「知ってるも何も」

『ワタシたちも邪魔されて困ってるのよ。その男に』

 ヨギさんはそのことに驚いているようだったが、顔を曇らせ続けた。

『男はポセイドン様の隙をつき、聖なる矛、トリアイナを奪って行ったのです。それからというもの、王は見えない何かに怯えるようになってしまわれた』

『そして頃を同じくして、湖の住人だった小魚はデレクという者に姿を変え、湖の底で暮らすようになり、湖上を通る筏や船を襲うようになったの』

 きっとゼロムがポセイドンさんの聖なる矛を奪い、魚たちに与えたのだろう。魚たちはトリアイナの力を使い、魔神デレクとなって湖を支配しようとした。つまり、物語を変えようとしたのだ。

『でも、あなたたちのおかげでトリアイナも取り返すことが出来たわ。ありがとう』

 ララさんはそう言って私たちに微笑んだ。第一印象の悪かったララさんだったが、素直に感謝の気持ちを述べる姿が、彼女の誠実な優しい心を映し出しているようだった。

「いえいえ、私こそ助けてもらってありがとうございます」

 危うく荒れ狂う湖に身を投げ出さなければならない所だった。ララさんの一言でそれを回避できたと言っても過言ではない。しかしララさんはそれを鼻にかけることなく、気にしないでと言わんばかりに私の肩を叩いた。

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