十二話 鬼と人
なんか前回が意味不明で直すのもめんどくさくて大変だった。
え、結局直してないよ?突っ走るよ?
23時30分、廃れた神社。
50分に不気味な人が来る、あの人は言いなりになれば麻代花と会わせると言った。
だったら麻代花に会ってすぐ不意打ちして一緒に逃げる。なんて考えたけど無理そうだな、だってあの人何もないところから隙間? スキマ? なんか空間を引き裂いて出てくるんだもん、瞬間移動なんて楽に決まってる。
23時40分。
そろそろ時間だし普通に居てもいいだろう。ここは神もすでに消滅しているのか、それとも元から居ないのかは知らないけど巫女や神主の存在も見当たらない。まぁいたらこんなに汚くはないか。
23時50分。
「胡散臭い人、まだかな?」
23時55分。
「遅れましてもうしわけございません」
「本当に思ってるのかな?」
「嘘ですわ」
「早く連れて行ってくれる?」
「気付いてないのかしら?」
「何が」
「その鳥居をごらんなさいな」
「うわ、きもちわる……いや何でもないよ?」
「傷つくわぁ……これでも自慢の力なのよ?」
「じゃあこれに入ったらいいの?」
「まだ、夜は始まったばっかよ。焦らないの」
「約束の時間はとっくに過ぎてるんだけど?」
「心配しなくても……ほら、始まった」
現在時刻は0時00分、なぜか空は明るく、鳥居は内側と外側で景色が違う。
「昔の世界へ、案内しますわ」
「昔?」
「うわ!?」
押された。そして鳥居を強引に潜らされた、はずなのだけど……。
「うわぁ、気持ち悪い」
「生憎スキマはこれしかないのよ」
「にしても、落ちない。重力がないの?」
「地球とは違う場所。異世界と言ったほうがいいかしら?」
「麻代花はどこ?」
「自己紹介をしておきましょう、私は八雲紫」
「それはどうでもいい」
「あら、では見ましょうか」
「そんな暇はないよ」
「その麻代花という少女の様子を見たくないと?」
「いや見たい」
八雲紫は頷いたと同時に空間を開いた。それは紛れもなく麻代花を映しているが、なぜか鬼と一緒にいる。
「鬼に捕まってるのか、急がないと!!」
「杞憂に終わるからよく見なさいな」
「ちゃんと説明してくれないかな!」
「いいでしょう」
そうして色々なことを聞いた。
鬼に勝って鬼の仲間に入ったり、人間なのに妖力があること。そして月に行く人間と戦争をする予定ということ。
「戦争……これって」
「そう、あの少女には人間に勝ち月に行かせるのを阻止してもらうの」
「麻代花にはそのことを?」
「言っているわけがない」
「じゃあなんで戦争なんかに……」
「理由はどうであれ、人間を月に行かせると困った事になるのよ」
「困った事?」
「人間が居なくなり、妖怪の力も衰退し必ず消滅する」
「恐怖がなくなった妖怪には絶望的ってことでいい?」
「ええ、それを阻止してもらわないと未来である私達の世界が危機に陥ってしまう」
「未来?」
「私達が見ているのはかなり昔、恐竜が絶滅して次の文明ができたところなのよ」
「あー、意味が分かんない」
そして麻代花を映してる空間を見たらなんとなんと戦っていた。それも私が教えた技を使って、鬼相手に圧勝している……。
え、63連勝!?
「すごいでしょう?」
「確かに見るのも面白いけどさ」
「けど?」
「頭が痛い」
意味が分からないものを見続けてるせいで、自分が教えた技を一回もできなかった麻代花に綺麗に使われてプライドがボロボロだし。鬼相手に圧勝なんて驚いて驚いて、もう泣きそう。感動ものだわぁ……。
「まぁ、私しかできないことだもの」
「で、いつ私は麻代花と対面できるのかな」
「あの少女が上手くやればすぐにでも元の居場所に帰してあげるわよ」
「人間が月に行くのを阻止して何が変わるの?」
「私が現在直面している脅威、それは月の民という人類ですわ」
「あー、この時代の人間が月に行ったからってこと?」
「その脅威を被害を抑えて排除しようと考えたら、結果が100%無理と出ましてねぇ」
「そんなに強いの?」
「科学の力、神の力、そして単純な力、全てにおいて規格外、私はかなり考えたのよ、どうやって排除するかを」
「したらまだ弱い過去で全部終わらせようって?」
「でも過去でも意外とやばいのよ、月の民って」
「だから人間と妖怪が全面戦争を起こす時に少しでも戦力を増やそうってことねー」
「ええ、少しではないけれど」
「うん?」
「あの少女も結構な規格外で、存在だけで未来が変わっちゃいそうなのよ」
「たとえば?」
「さっきも言ったように、人間で妖力を持っていたり、鬼相手に圧勝してしまうし」
「でも人間に勝ったら未来は変わるでしょ?」
「勝てなくても変わりそうなのよ」
「とりあえずは、勝てれば帰る、勝てなければどうなる?」
「それも帰そうと思ってるんだけど、死ぬかもしれないわね」
「そう、あのさ」
「おとなしく見てなさいよ」
「眠い、だって時計があってれば2時だよ?」
「じゃあ私の家で休みましょうか」
「信用ならないけどそれでいいよ、八雲紫」
「ちなみに正確な時間は1時30分ですわ、ここでは磁場などは頼りにならないもの」
「そ、これに入ればいい?」
「ええ、多分式が布団とか用意してあるからすぐ寝れると思うわ」
「不意打ちとかしたらぶんなぐるからね?」
「しないわよ、おやすみイリス」
「気安く呼ぶな八雲紫」
「はいはい」
さてと、明日が楽しみだ。
これって寝ている間に向こうでは一年経ってましたーとかないよね?
あ、もう眠いからどうでもいいや。
これは次話書くとき意味不明になりそうだ。




