私の一番好きな人
どうも。
すとむみずみです。
頑張って書きました。
よろしくお願いいたします。
あの教師は今日も退屈な授業をしている。どうせ誰も聞いてない。黒板に向かって独り言。退屈すぎてあくびがでてしまう。授業はあと20分と少しある。少し眠ろうかな。いや、やめとこう。もうこれで今日は終わり。寝過ごしたらだめだ。今日は私の一大イベントがあるんだから。
あの子に好きだって言うんだ。
放課後、自然な感じで話しかけようと思ったら、彼の方から話しかけてきた。正直びっくりした。動揺したのバレてないかな。
場所を変えようか、と彼は言ったけど、そんなに改まった話なら緊張するかもしれない。
移動してる間、私はなにも言わなかった。彼も。気まずいからなにか喋ってよと思ったけど、彼は彼で緊張してるみたいだった。歩調はやくなってるし。
どうやら着いたようだ。廊下の途中だけど。彼が止まってこっちを向いたってことは、ここで話をするんだろう。
なんだかドキドキしてきた。なんなの、焦らさないで、早く言ってよ。こっちはこっちで言わなきゃいけないことがあるんだから。
まさか告白されるとは思ってなかった。普通、廊下の真ん中で好きですって言わないよ。いや、嬉しいけどね。ただ、私だったらもうちょっと場所は選んだかな。教室で告白するつもりだったけど。
なにはともあれ両想い。今日から晴れて恋人どうし。友達を卒業して、ひとつ上のステップへ。これからもよろしくね。
セリフなしで告白モノって難しいですね。
自分の未熟さが情けない。まあ、ひとつのチャレンジということで。
こんな駄作に対して思うことがありましたら、どうぞお聞かせください。