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交換日記は異世界から ―教室に届いた異世界からのSOS―  作者: クサフグ侍


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第29話

 7月26日、木曜日。夏休み三日目!

 朝、目が覚めて、ベッドでガバッと飛び起きた!

 昨日、健一さんの日記が来なかったから、めっちゃ心配になってる。

 それに昨夜の岳人さんからの連絡。わたしと同じ日記アプリ持ってる子がいるって!

 しかも、その子も日記が来なくなったって…。

 健一さんの日記、来なかったのと関係ある?怖いけど、なんか謎が繋がりそうで、ワクワクも止まんない!

 スマホつかんで、日記アプリ開く。恐る恐る、祈るみたいにスクロール。

 新しい日記、来てるかな?お願い、健一さん、大丈夫でいて!

 そしたら…キター!九回目のメモ!


『大きな異変に巻き込まれて、気を失った。白竜のアルビオルに助けられて話をした。大草原が1日で黒い森に変わった! アルビオルに真法を教わった。火と水が出せる! この異変はアルビオルも異常事態だと言っている。日記の時差は確認できた。みんなに感謝を伝えて』


 え、うそ、なに!?

 気を失った!?

 無事なの!?

 白竜のアルビオルって、喋るの!?

 大草原が1日で黒い森!?

 真法!? 火と水出せる!?

 健一さん、魔法使いになった!?


 突っ込みどころ、多すぎ!


 頭ぐるぐる、心臓バクバク!でも、健一さん、無事っぽくてホッとした…けど、異常事態って何!?

 日記の時差、確認したって、わたしが書いた「24日に書いて26日に届く」ってやつ、読んでくれたんだ!


 慌ててノートに日記書き写して、LINEのグループに投稿。


葵:健一さんの日記、来た!


彩花:え、なにこれ!?魔法!? 黒い森!? やばすぎ! 健一さん、無事でよかったけど、めっちゃ心配! 今日、どこで話す?


千智:葵ちゃん、めっちゃすごい展開! いつもの喫茶店でいい? 昼前なら行ける!


岳人:健一、無事でホッとしたが、すごい事なってるな。会社終わり次第に合流する。


葵:岳人さん、会社終わりに来てくれるの、ありがと! 昨日の話も気になる。


彩花:葵、落ち着いて! でも、ほんとやばいね。図書館の伝承、関係あるかな? 昼、ガッツリ話そう!


千智:私、図書館の資料、持ってくよ! 白竜とか、魔法っぽい話、なんかありそう!


葵:じゃ、喫茶店で!


 打ち合わせ決まって、わたし、めっちゃ気合い入った!

 健一さん、魔法使えるって、めっちゃカッコいいけど、異常事態って何!?

 アルビオル、どんな白竜?

 黒い森、めっちゃ不気味…。

 岳人さんの「もう一人の日記アプリの子」の話も、めっちゃ気になる!

 健一さんの日記、来なかったのと関係ある?

 頭ぐるぐるだけど、チームで話せば、なんかヒント見つかるはず!

 急いでシャワー浴びて、Tシャツにデニムで準備。

 スマホと財布、ノート持って、家飛び出した!

 外、夏の陽射しがキラキラ。いつもの栄えた街、電車で向かう。

 喫茶店、落ち着いた雰囲気で、長話しやすいから好き。

 お値段高めだけど、健一さんのためなら、お小遣いピンチも気にしない!

 今日、彩花、千智さん、岳人さんとガッツリ相談して、健一さんを絶対助ける!


 電車でいつもの栄えた街に着いて、ダッシュで喫茶店へ!

 今日は健一さんの日記が来た!異変に巻き込まれて気を失ったとあったので、昨日の日記が無かった理由はわかった。

 異変に、白竜のアルビオル。真法と内容も濃い日記。

 気を失ったって聞いて、めっちゃ心配だけど、怪我とか大丈夫なのかな?

 岳人さんの「もう一人の日記アプリの子」の話も気になって、気になって仕方ない!


 喫茶店、落ち着いた木のテーブルと革のソファーが大人っぽい。今回も一番乗りで窓際の席キープ。

 アイスコーヒー頼んで、ノート広げて待つ。健一さんの日記、読み返しながらドキドキ。

 アルビオルって、どんな白竜?魔法って、ガチで!?


 しばらくして、彩花がやって来た。


「葵、めっちゃ早いじゃん! 日記、来て良かったね!」


「ね! 健一さん、無事でよかったけど、気を失ったって! 黒い森!? 魔法!? 頭バグる!」


 彩花、鞄からタブレット出して、目をキラキラさせる。


「白竜がアルビオルって名前で、しかも喋るんだ! 真法って、魔法だよね? 健一さん、魔法使い!」


「でしょ! でも、異常事態って、めっちゃ心配…。やっぱ安全な世界じゃないよね?」


 彩花、ちょっと真剣な顔。


「うん、大草原が1日で黒い森って、ヤバすぎ。異変って何? 健一さん、大丈夫かな?」


 そこに、千智さんがポニーテイル揺らして、颯爽と入ってきた。


「よっ、葵ちゃん、彩花ちゃん! 日記、見た! 健一おじさん、魔法使い!? やばいね!」


「千智さん! ね、めっちゃファンタジー!」


 千智さん、ニコニコで席にドカッと座る。


「でしょ! 健一おじさん、とうとう魔法使いになったなんて」


 三人で、健一さんの日記についてガンガン話す。

 わたし、ノートにメモしながら言う。


「健一さん、無事でよかったけど、気を失ったって、めっちゃ怖いよね。白竜のアルビオル、どんな見た目かな? かっこいい龍!?」


 彩花、タブレットで何か調べながら。


「アルビオル、名前からして神話っぽいよね。白竜って、龍の伝承と関係あるかも。図書館で見た資料、龍って神聖な存在だったりするよ」


 千智さんが注文したハンバーガーかじりながら、興奮気味。


「ね! 喋るってことは、めっちゃ賢い龍! 真法って、魔法の名前? 火と水、めっちゃカッコいい! 健一おじさん、RPGの主人公みたい!」


 わたし、笑っちゃう。


「ほんと! 健一さん、レベルアップした!? でも、黒い森、めっちゃ不気味。安全じゃないよね?」


 昼、ミートパイとアイスティー追加で頼んで、話が止まらない。

 わたし、岳人さんの昨日の話、気になる。


「ね、岳人さんの『もう一人の日記アプリの子』、やばいよね。健一さんの日記、来なかったのと関係あるかな?」


 彩花がうなずく。


「うん、読むだけで返事書いてなかったって、葵と違うよね。日記止まったの、健一さんと同じタイミング? なんか、繋がってる気がする」


 千智さんが目をキラキラ。


「もう一人、ってことは、他にもいるかも! 図書館の資料で、複数人が同じ時期に神隠し、みたいな話、なかったっけ?」


 わたし、ノートにガシガシ書く。


「そっか! 健一さんの黒い森、異常事態、別の子の日記止まったこと、全部関連あるかも! 岳人さん、夕方に来るよね? 詳しく聞かなきゃ!」


 午後まで、話が尽きない。

 健一さんの無事を喜びつつ、黒い森や異変にドキドキ。

 白竜のアルビオル、喋るってめっちゃカッコいいけど、どんな龍なんだろ?


最後まで読んでくれて感謝します!

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