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交換日記は異世界から ―教室に届いた異世界からのSOS―  作者: クサフグ侍


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第15話

 夜。家に帰って、ベッドに寝っ転がって、頭ぐるぐるしてる。

 わたし、鈴木彩花、17歳、高校二年。

 今日、放課後に葵とカフェで話したこと、なんか現実離れしすぎて、まだ整理しきれなくて。

 葵とは幼稚園からの親友で、いつも暴走しがちな葵のブレーキ役やってるつもり。

 名コンビって周りにも言われるけど、さすがに今日の話は、ぶっ飛びすぎ。

 葵のスマホに現れた謎の日記アプリ、佐藤健一って50歳のオジサンからのメッセージ、異世界、白竜、月が二つ!? マジで何これ? 頭整理しないと、ほんとパニック。

 カフェでの葵、めっちゃ真剣だった。いつもなら推しのアイドル話でキャーキャー言うのに、今日はアイスティー飲みながら、目キラキラさせて「彩花、ほんとに変な話なんだけど、マジで聞いて!」って。


 7月16日にスマホに白いノートにペンのマークのアプリが急に出てきて、知らない人の日記が始まったって。

 佐藤健一、50歳、湖と草原、山脈に囲まれた小屋にいて、「異世界」とか「どうすればいい?」って書いてたって。

 葵、文字数制限内で返事書いて、魚罠やヤリの作り方教えたら、健一さんが反応して、「東京にいるんだね」「頼りにしてる」って返事きたらしい。

 最新の日記じゃ、守護者の老人に会って、白竜の庭とか、月二つとか、めっちゃSFな話。

 葵、健一さんを助けたいって、ガチで熱く語ってた。

 最初、聞いてて「え、ラノベ? ゲームのシナリオ?」って思った。

 だって、異世界とか白竜とか、普通ありえないじゃん。

 葵、めっちゃ本気だったけど、スマホのバグか、誰かのいたずらか、ハッキングじゃない? って疑った。

 でも、葵がスマホ出して「ここに日記アプリある!」って見せたとき、衝撃だった。

わたし、葵のスマホの画面、めっちゃ覗き込んだけど、何も見えない。

 ホーム画面に白いノートのアイコン、ない。葵がアプリ開いて「ほら、健一さんの日記!」って指差しても、ただのホーム画面。    

 葵、めっちゃ焦って「彩花、ほんとに見えない!? ここにメモ一覧あるじゃん!」って。

 わたし、ゾッとした。葵には見えてるのに、わたしには何も。怖すぎ。

 葵、嘘ついてる感じじゃない。いつもなら、冗談でもすぐバレるのに、今日の葵、目が本気すぎ。健一さんが湖の小屋で困ってる、魚捕まえられない、月二つ、守護者の老人に会った、って細かく説明してくる。

 わたし、だんだん「これ、ほんとに何かヤバいことかも」って思った。

 葵が「彩花、信じて! 健一さん、めっちゃ困ってる! 助けたいんだ!」って言うの、めっちゃ切実だった。

 葵、優しいから、知らない人でも放っとけないタイプ。

 でも、わたし、ちょっと冷静にならないと、って思った。

 この話、普通じゃない。スマホのアプリが葵にしか見えないって、めっちゃ異常。

 ハッキングじゃないなら、なんか超自然的な何か? 考えたくないけど、ゾッとする。


「葵、嘘じゃないのはわかる。めっちゃ本気だよね。でも、わたしに見えないって、ほんと何? 怖いんだけど」って言ったら、葵、もっと必死に「怖いけど、健一さん、ほんとに困ってる! 彩花、頭整理手伝って!」って。

 わたし、ため息ついて、「わかった、信じるよ。こんな話、普通思いつかないし、葵が本気で嘘つくタイプじゃないもん」って答えた。

 ほんと、葵の真剣さ、伝わってくる。でも、わたしに見えないアプリって、めっちゃ不気味。どうやって助ける? って話したら、葵、「警察、絶対信じない。『変な日記』って言っても、いたずらって流される」って。

 確かに。「警察にもアプリ見えないかも」って葵が言ったとき、わたし、背筋ゾクッとした。ほんと、そうかも。じゃあ、どうすんの?

 健一さんが「誰かに伝えられる?」って言ってるって話、気になった。

家族? 友達? 誰か特定の人なら、名前とか教えてくれるよね、って葵と話した。わたし、「そこ、聞いたほうがいいよ。健一さん、家族いるなら、行方不明で心配してるかも」って提案した。

 葵、頷いて「昨日、伝えたい相手誰? って書いたから、返事待ち」って言ってた。

 さすが葵、ちゃんと動いてる。でも、この状況、めっちゃ変。葵のスマホだけに現れるアプリ、異世界、月二つ、白竜。頭整理しきれなくて、話してたらカフェ閉店時間。

 店員さんに「そろそろ」って言われて、慌てて切り上げた。

「葵、明日、日曜じゃん。昼前にまたここで会って、続き話そう。頭整理して、アイデア出したい」って提案したら、葵、めっちゃホッとした顔で「彩花、話せてよかった。ありがとう!」って言われた。

 わたしも、葵が話してくれて、ちょっと安心したけど、同時にめっちゃ不安。

 葵、健一さん助けたいってガチだけど、わたし、なんか警戒心が消えない。

 このアプリ、葵にしか見えないって、普通じゃない。

 健一さん、助けるのに異存はないよ。困ってる人を放っとくの、わたしも嫌い。

 でも、葵の安全、わたし自身の安全、ちゃんと守らないと。

 こんな変なことに巻き込まれて、何かヤバいことになったらどうする?

 葵、暴走しがちだから、わたしがブレーキ役、ちゃんとやらないと。


 家帰って、ベッドで考える。葵の話、信じるけど、めっちゃ不気味。

 アプリ、わたしに見えないって、なんで? 葵のスマホ、乗っ取られてる?

 でも、ネットもLINEも普通に動くって。超自然的な何か?

 でも、念のため、明日、葵のスマホ、もう一回じっくり見せてもらおう。

 健一さんの日記、紙に書き出してもらって、わたしも見える形で確認したい。

 健一さんのこと、ネットで調べる? でも、佐藤健一って名前、普通すぎて無理そう。葵と健一さんが同じ佐藤って、葵は「偶然」って言ってたけど、なんか気になる。ほんとに偶然?

 健一さん、ほんとに異世界にいる? 月二つ、白竜、守護者の老人。ラノベみたいだけど、葵の言葉聞く限り、めっちゃリアル。

 健一さん、家族いるなら、こっちで探す方法あるかな? でも、警察、信じないだろうし、アプリ見えないんじゃ、話すのむずい。

 明日、葵と話して、もっと具体的にどうするか考える。

 健一さん助けるにしても、まず、葵が安全が第一。わたし、葵のこと、めっちゃ大事だから。変なことに巻き込まれないように、ちゃんと見張るよ。

 明日、昼前にカフェでまた話す。葵、きっと新しい日記来てるってドキドキしてるだろうな。

 わたしも、なんか、ちょっとワクワクしてるけど、同時に怖い。

 健一さんのこと、助けたい。でも、葵とわたし、巻き込まれないように、慎重にいかなきゃ。

 この繋がり、なんかヤバい気がするけど、葵と一緒なら、なんとかできるよね。たぶん。

最後まで読んでくれて感謝します!

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