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言葉選びで、直ぐにはぐらかす私の彼に私は怒りしか感じない!

作者: 七瀬






私の彼氏は何かと自分が言いにくい事があると、、、?

言葉選びをして、直ぐにはぐらかす!

私はそんな彼に怒りしか感じない!

ムカつく! 私の彼は語彙力がありよく言葉を知っている。

頭の悪い私は彼にとって簡単にはぐらかせる相手なのだ!




『あのさ、前さ、女の子と二人で仲良く話してなかった?』

『・・・うん? いつの話?』

『3日前かな。』

『あぁ、あの子ね、佑昌の彼女の友達だよ! 俺に聞きたい事がある

って言って来てさ、楽しく見えたなら? それは、そうかもしれないな~』

『“浮気してたんじゃないの?”』

『まさか!? 俺にはれっきとした実桜という彼女が居るのに、浮気なんか

する訳ないよ、俺の目にはいつも実桜しか映ってないよ。』

『そうやってさ、男って直ぐに浮気するんだよねぇ~』

『じゃあ、俺の胸に手を当ててみてよ、動揺してるか? 心臓の音が速く

なってないか、確かめるといい!』

『“偉音って嘘発見とか引っかからないでしょ! 嘘上手いもんね!”』

『言いがかりだよ、俺は絶対に実桜を傷つけたりしない!』

『“約束だからね! 私を傷つけたらやり返すから!』

『あぁ、俺を信じろ!』







・・・私の彼氏は、“私がこう言えば、ああいうし、ああ言えばこう言う。”

口から産まれてきたのか?

私をいつまでも騙せると思ってるのよ。

“既に証拠は掴んでいると言うのにね。”

3日前に彼氏と会っていた女の子から、二人で○○ホテルに行って体の関係

もあった事は聞いていた。

勿論! “私がその彼の彼女だという事は黙っていての話だけどね。”





それなのに、私が確実な証拠を掴んでいると知らず私を巧みに騙そうと

する彼氏に怒りしか感じない!

どうやったら? 彼にお灸をすえる日が来たわ!

私も彼が見ている前で、“他の男性と○○ホテルに行く所を見せつける

事を考える”

私の出せる知恵はそんな事しか浮かばなかった。




『えぇ!? 実桜、その男は誰なんだよ! しかも○○ホテルの前で、、、!』

『誰?』

『えぇ!? 誰だろう? 私、知らないよ。』

『おいおい! ふざけんなよ、後で俺にちゃんと謝れよ!』

『謝んのは偉音の方でしょ! “実は連れて来てるのよ。”』

『誰をだよ!』

『どうも!』

『・・・えぇ!?』

『“先に浮気したのは誰なのよ! 偉音の方でしょ!”』

『・・・そ、それは、前にも言ったけど、』

『あの時、私全部知ってたのよ、バカじゃない! 嘘ばっかり言葉ならべて

自分は私より頭がいいって思い込み過ぎなのよ!』

『・・・そ、そんな、』

『“今ここで! 土下座して謝れ!”』

『待てよ! こんな人前で俺に土下座してほしいのか? そんなカッコ悪い

彼氏を見たいって言うのか?』

『そう! やらないなら、大声で偉音が浮気した事ココで話すわ!』

『ヤメロよ、強がってても実桜は優しい女だよな、そんなの俺が一番分かっ

てる事だよ!』

『“聞こえない? 土下座して謝れ!”』

『済まない!』

『それでいいのよ、皆ありがとう、今日はココで解散! またよろしくね!』

『えぇ!?』

『浮気した男と何もなかったみたいに許せる話じゃないわ! 今ここで別れて

あげる! 後は好きなようにして!』

『・・・・・・』






・・・たぶん、今までも私が気づいていないだけで彼は浮気を繰り返して

いたんだと思う!

私の怒りはもう既に我慢の限界を過ぎていた!

彼の浮気を許す気もないし、あの時は恥をかかせる事が目的だった!



それと、、、?

次から、“浮気と言葉選びをしない彼氏を見つけるわ!”



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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