表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/4

後編 ――悪竜たらんと誇りを胸に

「――ッ! そこを動くなアナスタシア!!」


 僅かに漂う錆び臭い香りに眉をひそめれば、咄嗟に踏み込んできた殿下の剣を反射的に腰の愛剣で払いのけ、舞踏会にあってはならない火花がいくつも鳴り響いた。


 誰もが息を呑み、遅れてどこから甲高い女性の悲鳴が上がる。


 見ればそこには脇腹から血を流して倒れる衛兵たちの姿がうめき声をあげているではないか。

 もちろん、わたしの仕業ではない。


 だが、もはやそんな言葉で止まるような状況でない事は目の前の脅威が証明している。


 絶対、汚してはいけない場所で血が流れたのだ。

 すぐさま、わたしの周りを取り囲むように近衛兵たちが動き出す。

 槍の切っ先は迷うことなくわたしの方に向けられ――


「お前たちは手を出すな! 余計な負傷者を出したくない!!」


 つばぜり合いの最中。レイブン殿下の一喝に衛兵たちの動きが僅かに止まる。

 さしもの近衛騎士たちも殿下の命令とあっては勝手に動けないようだが、


「くっ――正気ですか殿下! このような場所で剣を抜くとは」

「貴様の剣の腕は知っている。悪竜をその身で討った実力は本物だろう。万が一にも俺に勝ち目はないかもしれない。だが――それで引く理由にはならない!!」

「貴方とてこれが最善とは思っていないでしょうに!!」


 本気の剣に、防戦一方。

 万が一、殿下を傷つければ相手の思うつぼだ。


 だけど、ここでわたしの無実を証明してしまえば、その罪はエレミアに向かう。

 娘を政略結婚の道具にしか思っていないような父親のやることだ。

 わたしでなくともきっと『そういう風』になるよう仕向ける。


「くっ――、まったくとんだ貧乏くじを引かされたものですねレイブン殿下。こんなところで貴方と刃を交えることになろうとは!」


「ああまったくだな、我が怨敵アナスタシア=ドラグニル。王室は清く正しくなくてはならない。そこには正義がなくてはならない事は貴様も理解していよう。貴様がこの国で悪を為すのなら俺は貴様を断罪せねばならない!!」


「それは三年間、わたしと共に過ごしてきた時間すら凌駕するものなのですか? たかだか己の地位しか考えていない娘たちの証言を本気で信じていると?」


「彼女たちには聖教会のエミナス神の下で誓約させた。彼女らが言っていることは真実だ!!」


 もう、何を言っても通じないようだ。

 殿下も殿下で呪いの力で、自分の発言が絶対なものだと信じ込んでいるのだろう。


 これはさしずめ台本の決まった劇場と言ったところか。


 観客席から舞台に上がってしまった時点でわたしができることは決まっている。

 もうわたしが無事でいられる未来は閉ざされてしまった。


 ならばわたしができるのはただ一つ。

 愛するエレミア様の幸せを願うことだけだ。


 そのためできることは――


「(狙うはただ一つ!!)」


 滑らせるように剣先を振るい指と金属の紙一重で呪いの指輪を両断してすれば、返す刀剣が浅くわたしの頬を浅く傷つける。


「これですべて元通りに……」


「き、きさまぁぁあああああああああああああああああッッ!!」


「なっ――、とまらない!?」


 エレインの贈り物を台無しにされたことに激怒したのだろうか。

 端正で理性的な顔つきには不釣り合いな怒りの形相が現れ、わたしはその表情にある一つの答えを得た。


「ああ、なるほど。そういうことですか……」


 剣を握る手をそっと緩めれば、渾身の一撃がわたしの愛剣を弾く音が会場に響き渡る。

 お互い、荒い息づかいが二つぶん反響するなか、

 磨き上げられた銀色の切っ先がわたしの喉元に突きつけられた。


「申し開きがあるのなら申してみよ、悪竜の末裔よ。でなければこのまま貴様を叩き切る」


「待ってくださいレイブンさま……これは、何かの間違いですわ!! これは誰かの策謀です! 今まで王国に尽くしてきたアナスタシアさまが誰かを貶めたりするはずがありませんわ」


「退くのだエレミアよ。こ奴はすでに道を外れし悪魔だ。もはや一切の慈悲はない。……そしてこれだけ証拠を並べ立てられてまだ庇われることに甘んじるか。醜い悪竜の血族め」


「……。いいえ、殿下。わたしは己の全てを使い為すべきことを為す覚悟を決めました。覚悟ができていないのは貴方の方ではありませんか?」


「なんだと――よりにもよって貴様はこの俺に覚悟がないというのか!!」


「ええ、大切なものを死んでも守るという覚悟がねッッ」


「――っ!? 貴様なにをッ!!」


 腐ってもわたし達は武勲で貴族たちを押し退けてきた一族だ。

 戦場で武器を失った際に取るべき技術を会得している。


 一瞬の動揺をつき、素早くエレミアの背後からレイブン殿下の右手に手を伸ばせば、たたらをふんで右手を押さえるレイブン殿下の表情が驚愕に染まった。


「ふふっ、本当に甘い御方。そんなにこの娘がそんなに大事なら、先の一瞬でわたしの首を撥ねるべきでしたのに」

「くっ、貴様!! エレミアを人質に……」

「おっと衛兵の皆さんは動かない事です。動けばどうなるかわかっているでしょう」


 奪い取った剣をエレミアに突きつければ、周囲からどよめきが走り、膨らむ敵意が緊張となって会場を支配する。

 頬が浅く裂け血で濡れる聖女のドレス姿はさぞ、わたし好みに仕上がっているだろう。


「くっ、貴様!!」

「形勢逆転ですね。動けばこの娘がどうなるかわかっていますでしょう?」

「やめてレイブンさま!! 彼女は本気ではありません。アナスタシアさまもどうしてこんな真似を――」

「黙っていてくれエレミア。悪竜の末裔である彼女を刺激すれば何が起きるかわからない」


 そう言って衛兵に守られ、エレミアの元から引き剥がされるレイブン殿下。


 呪いの指輪の効果が切れても、状況が好転するわけではない。


 すでにわたしはわたしの意思で『踊る』ことを選んだ。


 だからここはいかにも『彼ら』が望む悪役令嬢を貫かねばならない。


 ああ、なんと滑稽なことか。

 こんな戦うしか能のないわたしが芝居なんて。

 生まれて初めての経験じゃないだろうか。


 くつくつと喉を引きつらせて声を上げれば、腹の底から溢れ出す笑い声が高らかに舞踏会場に響き渡る。

 不気味に身体を強張らせる軟弱な貴族ども。

 ううん、演出はバッチリのようだ。

 完璧すぎて本当に笑えてくる。


「くっ、貴様、なにがおかしい!!」


「これが笑わずにいられましょうか殿下。貴方は一つ大きな思い違いをしています。この高貴なるわたしが本当にこのような田舎臭い小娘に嫉妬し、国を巻き込んで戦争を起こそうなどと事を起こしていたと本気で思っていたのですか?」


「なん、だと?」


「ふっ、だとしたら悲しいものですね。わたしはただこの醜い女から殿下をお守りしただけですのに]


「俺を守る、だと?」


「ええ、全ては貴方様のためです」


 全身から立ち昇る剣気をまき散らし、にっこりと微笑んでやれば、その異常なまでの剣幕に僅かに後退る衛兵たち。

 

「殿下は知りようもなかったかもしれませんが、この卑しい女はいついかなる時でもあなた様の隣を狙っておりました。聖堂で聖典をそらんじるときも、街角に出て多くの民に奇蹟を振りまいていた時も。聖女にあるまじき不純を抱き、いつもあなたの紡ぐ伝説に頬を染め、不遜にもわたしが殿下の許嫁と知っていてもなお止めることを知らなかったのです」


「アナスタシアさま……」


「貴様、そのような涙で同情を誘うつもりか」


「ええ、わたしは殿下に信用していただけるのならなんだって致します。()()()()()()()()()()()()()()()()()


「アナスタシアさま、まさか貴女――」


 目が合ったエレミアに、わたしは誰にも気づかれないようそっと首を振って否定する。


 どうやらわたしの大根芝居もここまでのようだ。

 わたしの意図に気づかれてしまったらしい。

 そろそろ幕を引かなくては。


「彼女の守り人のふりをしながら、この汚らわしい女に近づくのは大変でした。妙なところで勘が良く、世間知らずなんですもの。

 命を狙われているとも知らず、この高貴なるわたしとお友達になろうなどと笑いをこらえるのが大変でした」


「エレミアの純情を弄びおって、貴様には人の心というものがないのか!!」


「そんなもの党首の座を受け継いだ時に捨てました。それにわたしはこの国の窮地を何度も救った名家ドラグニル家の正統後継者です。たかが聖女を輩出するだけしか能のない没落貴族が私財を投げ売って由緒正しき我が家に尽くすのは当然のことでしょう?」


「貴様ッッ、言うに事欠いて彼女の家まで愚弄にするつもりか!!」


 怒りに駆られるレイブン殿下が腰から一振りの宝剣を引き抜いた。

 悪竜を討ったとされる聖剣エクスカリバー。

 この剣を引き抜いた意味を誰もが知らないわけがない。


「父上、このような祝いの場所で聖剣を抜くことをお許しください。俺は、この者の処断せねばならない。たとえ国の窮地を救ってきた末裔とはいえ、我慢なりません」


 聖剣を正眼に構え、呼吸を整えるレイブン殿下。

 わたしの手に邪剣ファフニールがない以上、太刀打ちすることは不可能だろう。

 

 これでシナリオ通りに事が進められたはずだ。

 あとは――


「……精々、わたしの分まで幸せになることね。エレミアさま」

「――ッッ!!」


 そっと耳元で、偽りない願いを口にすれば、ピシャリと頬を打つ衝撃が突き刺さった。

 呆然と目を見開けば、そこには透明な涙をめいいっぱい浮かべてこちらを睨みつける最愛の人の姿が


「あ、あなたは、聖女のわたくしに嘘をつき通せると本気で思っているのですか!」

「嘘、ですか。わたしは全てありのままをお話しただけで――」

「嘘です!!」


 怒りで全身を震わせる言葉が、宮殿会場に響き渡る。

 誰もが呆気にとられるなか、わたしの胸ぐらをつかみ上げるエレミアさまが再び右手を振りかぶり、

乾いた音を打ち立てる。


 撃たれた頬が、熱い。


「あなたは、どれだけの悪意をその身にとどめれば気が済むのですか!! いい加減、本当のことを話してください」


「エレミアさま――」


「このわたくしが不器用なぐらいわたくしのことを見守ってくれていた貴女の存在を知らないとでも思っていたのですか! わたしだって聖女の端くれです。

 貴女とお父様が繋がっていたことはずいぶん前から知っていました。

 アナスタシアさまのお家の支援を申し出たのも。貴女がわたくしの守り人になってくださったのも全部お金の為だったということも!!」


「なっ――!?」


「バレていないと本気で持っていたのですか? 貴女は昔から嘘をつくのが下手糞すぎます!! そんな……、そんな今にも泣きそうな顔をしてるくせに悪役ぶるのはやめてください!!」


 そうして肩で息を荒げて、爛々と眩しいくらいに輝く琥珀色の瞳を向けるエレミアは、ゆっくりとわたしのドレスの襟から手を放すと、その穢れの知らない両手でわたしの右手を包んでみせた。


「アナスタシアさま。もうやめましょう。貴女がなにに怯え、何を恐れているのかわたくしにはわかりません。でもこれ以上、貴女が傷つく必要はないのです。

 全てはわたくしの父が企んだシナリオなのでしょう? 貴女の態度を見ればわかります。

 どうしてそこまで悪戯に自分から罪を被ろうとするのですか。

 貴女は、本当の貴女は野に咲く花が大好きなわたくしと同じ一人の女の子のはずなのに」


「それは――」


 朗々と語られるエレミアの言葉が胸の奥に沁み込んでくる。

 覚悟を決めたはずの魂はぐずぐずに溶け、いまにもこの両手がエレミアの身体を掻きむしりたくなる。

 けどそれは絶対に許されない事で――


「今度はわたくしの番です」


 はっきりと絶対の意思を含んだ宣言に堪らず顔を上げれば、わたしの元から離れていくエレミアがまっすぐ上座である王座の元まで歩み寄り、恭しく膝をついてみせた。


「陛下。全ては我が父が企んだこと。全ての沙汰はアナスタシアさまではなく――わたくしに」


「なにを言っているエレミア! お前は何も裁かれることはしていな――」


「レイブン。ちと黙れ」


「ですが父上!!」


「黙れと言っておるのが聞こえぬのか愚か者が」


 慌てたように取り乱すレイブン殿下の言葉を、この日初めて口を開くサラザール陛下の言葉が黙らせた。

 シンと静まり返る会堂。

 誰もが息を呑み、この国の支配者の言葉をじっと待てば、豪奢な玉座に腰かけるサラザール陛下の言葉が重苦しく街道に響き渡った。


「さほどから聞いておれば、どちらの主義主張も演劇じみていてくだらぬ。どちらが正しいのかなどどうでもいい。三文芝居もうんざりだ。そこで余が一度だけ裁定をくだそう」


 しわがれた言葉を区切り、明瞭な響きを持ったプレッシャーが全てを支配する。


「答えよ。この件の首謀者はいったい誰だ」


 それは絶対の王者だけが放てるの言葉の支配だった。

 彼の前で嘘偽りを語れない、というプレッシャー。

 あのレイブン殿下ですら目を見開き、膝をついて言葉を待つことしかできない。


「陛下。これは我がバーミリオン家の――」

「いえ、全てはわたしが企んだことです」


 可憐な声に凛とした声が被さるように響き渡る。


 まさかここで声を遮られるとは思ってもみなかったのだろう。

 エレミアの驚きを含んだ表情にわずかな悲痛の色が灯り始めた。


「アナスタシアさま、どうして……」


「どうしてもなにも、あなたような下賤な女に同情で助けてもらうなど屈辱的でしかありません。わたしは己が家訓の誇りを胸に愛したお方をお守りするためにここにいるのです」


「そんな……」


「これでわかりましたでしょう陛下、国家の転覆をもくろみ、聖女をかどわかしたのはこのわたしです。ですからどうか全ての沙汰はわたくしに」


 奪い取った剣を床に置き、膝をついて首を垂れる。

 この国での最上の礼儀。

 自分の首を差し出すことで、無抵抗を相手に示す降伏の証を前に会場がどよめきだす。


「見よレイブン。お前はこの者が本当に悪辣な所業で聖女を害するような愚か者だと思うのか」

「アナスタシア……」


 すると絶句する殿下を前に、重い腰を上げてみせるサラザール陛下が諭すような口調で息子の肩に手を置いてみせた。


「レイブン。貴様は名君となる器だ。だが時に強すぎる正義は全てを台無しにすることもあると肝に銘じておけ」

「……はっ!!」


 悲痛な面立ちで膝をつき、僅かに唇を噛んでみせるレイブン殿下。

 ここでようやく己の間違いに気づいたのか、その表情はわたしには推し量ることができないものだが、


「さて悪竜の名を関する、血に飢えし女傑の末裔よ。いま一度この国の王たる儂がお前に問う。貴様の望みはなんだ。申してみせよ」


 わたしを見下ろす黄金の瞳があやまたず真意を問う。

 それはこの騒動を引き起こした息子の尻拭いでもあり、被害者たるわたしへの譲歩でもあった。


 そしてその答えはとうの昔に決まっていた。


「わたしの主張は最初から最後まで変わりません陛下。この度の件は全てわたしが仕組んだこと。全ての沙汰はわたしにお与えください」


 恭しく凛とした響きが宮殿会場に多くのざわめきが響き渡る。

 それはまさしく呪われし悪竜を討ちとられることで全てを清算する、終わりの宣言だ。

 そしてそれは名誉あるドラグニル家の失墜を意味し、


「アナスタシアさま……」

「そうか。それが貴様の選択か」


 重いため息が漏れる。

 そしてが天を仰ぎ見るように小さく息をつく陛下が、そのしわがれた奥に宿る黄金の瞳をわたしに向けると、


「アナスタシア=ドラグニル。貴様を国家反逆罪。及び聖女堕天未遂の罪で死罪とする」


 ざわめく会場のどよめきと共に、隣から小さく息を呑む声が聞こえてきた。

 だけど、これですべてが終われるのならわたしがどうなろうと一向にかまわない。

 だから――


「謹んで、おうけしますわ陛下」


「笑顔で言うことか、この馬鹿者め」


 静かに顔を上げ唇を綻ばせてやれば、悲しげに黄金色の瞳を潤ませる『おじいちゃん』と目が合った。


 そしてわたしはおもむろに立ち上がり、両腕を縛られながらゆっくりと歩きだした。


 罪人が一歩一歩歩き出すたびに、群衆が割れるように動き出し、多くの視線が背中に突き刺さる。

 そうして誰もが顔を伏せて黙り込む中。

 割れるように出口まで伸びる真っ白な道を踏みしめていけば、

 背後から手を伸ばすように「待って!!」と涙声で訴える少女の叫びに思わず立ち止まる。


「いや、だめ!! どうして! どうして貴女が裁かれなくちゃいけないの!! いつもわたくしを守ってくれるって、そう約束してくれたじゃないの!!」


 それは、わたしが最もこの世で愛した人の言葉であり、約束であり、誓いだった。

 わたしは彼女の前で、己の全てを使いあなたを守ると誓った。

 でもその隣には、わたし以上に彼女を愛する人が寄り添っており、わたしはもう彼女の隣にはいられない。


 だからわたしはありったけの祝福を込めて小さく笑みを浮かべると、まるで悪竜の最期の呪いでも込めるようにとある愛の言葉を寿ぎ(ことほぎ)

 最後まで誇りをもって貴女に尽くせたことを胸に刻みつけ、その場を後にするのであった。


エピローグは本日の22時に投稿予定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みくださりありがとうございます!

☆1でもいいです↑の評価欄の☆☆☆☆☆の評価欄のをタッチして

★★★★★応援していただけると嬉しいです★★★★★

またよろしければこちらの新連載もどうぞ↓

『スキル『自己管理』で『冠位』に至る。~万年『雑用』の役立たず「S級ギルドにはみっともねぇ」とギルドを『追放』され、ダンジョンの『管理権』を手に入れる。仲間以外には興味ないけど…ちょっと奴らを〆てきます』

完結保障の新ジャンル。

『社畜系 異世界追放ゆるざまぁ』となります

気に入っていただけた方は ブックマーク評価感想 をいただけると嬉しいです
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ