そら
死にたい。
でも、死ねない。
だから、前に進むんだ。
前に進むなら、もっと前に生きたいんだ。
彼が見えなくなる、明後日の方向へ。
帰らない夫を背に
飛ぶボタンチェックの目頭、燃え下がる昼下り。
延々と伸びるのは、木洩れ日のせいなのか。
冷えた感情は揺らぐ世界の狭間。
ぬれぎぬを着せられるは、俺の世界。
死に体を売っては見える、彼岸花。
子羊のように、毛皮を売って僕らは進むんだ。
行進曲を聞いて育つプリマリズム片手、その筋金。
歩いていこう
死にたい。
でも、死ねない。
だから、前に進むんだ。
前に進むなら、もっと前に生きたいんだ。
彼が見えなくなる、明後日の方向へ。
帰らない夫を背に
飛ぶボタンチェックの目頭、燃え下がる昼下り。
延々と伸びるのは、木洩れ日のせいなのか。
冷えた感情は揺らぐ世界の狭間。
ぬれぎぬを着せられるは、俺の世界。
死に体を売っては見える、彼岸花。
子羊のように、毛皮を売って僕らは進むんだ。
行進曲を聞いて育つプリマリズム片手、その筋金。
歩いていこう
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