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戦慄のクオリア  作者: 音無砂月
偽りの平和
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第二章 罪人(クリミネル)Ⅲ

 愛睦は不機嫌になってしまった。あくまでも自分は片づけをしたという主張を曲げるつもりはないらしい。

 「では私が先程上げた問題に対する解答を求めます。」

 「私はした」

 「其れがあなたの答えですか、話になりませんね」

 藍華は怒りがマックスになると口調が丁寧になる。愛睦も其れを知っている。其れが余計に愛睦を不機嫌にさせていることを藍華は気づいていた。

 「じゃあ、もういい。どうせ何を言っても信じてはくれないんでしょ」

 「其れ以前の問題です。」

 「だからもういい」

 愛睦は荷物を置き、わざと藍華にぶかって自分の部屋に入った。

 藍華はもう一度溜息をついた。


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