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“恋心その5”




『冬が近い』



こうして

あなたとの思い出が増えていくたび

小さく胸が締め付けられます



こうして

あなたの腕に指をからませ頬をよせるたび

小さく不安にかられます



始まりには必ず終わりがあるから



あなたとは 一生涯

共に歩くと決めたのに


そんな誓いに甘えては

足元をすくわれるよね



見上げるあなたの横顔は

いつも遠くを見ていて

時々 私は

愛されてる事を疑います



どうかこの予感が

ただの胸騒ぎでありますように



『明日』



明日 明日またひとつ

いいこと



日々 小石を積み重なるように

いいことだけを数えたい



苦しい中に 小さな(あかり)

どんなにささやかでも

信じたい

信じたい



明日 また空が碧いように

明日 恵みの雨が降るように


明日 あなたに巡り逢えるように




『弱い心』


もっと

気の利いた言葉が

出てくればいいのに



伝えたい事は

溢れるほどあるのに



本当の事を

口に出すのが怖くて



あなたを失いたくない

でも

「ずっと一緒」

とは言えない……聞けない



ふたり 別れない?

絶対 別れない?

…そう言うのが やっと




『自惚れ』



あなたは恋人

そう思うだけで

私の胸に()が燈る



あなたが恋人

その夜から

私の中に蛍が踊ってる



昨日とちがう朝空

今頃あなたも

私を思ってくれてると

……自惚れてもいい?



ずっと遠くから見てたの

近くにいても

気付いてくれなければ

世界の果てだった



でも 今はこんなに近い

離れてても

あなたに私を伝えたい


ふたりは恋人

あなたは私の恋人

私はあなたの恋しい人

……初めての自惚れに酔う

恋心も5つめの投稿です。1度に沢山載せられないのが残念ですが…。私のつたない言葉に耳を傾けて下さった事に感謝。あなたに幸多からん事を祈って。 樹歩

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