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“冬情景その1”

 『クリスマス記憚』



いつも今頃になると

楽しかったクリスマスを

思い出す


みんなでパーティ

歌を歌い、お酒を飲んで

朝までおしゃべり


外は雪

アイスクリーム埋めたのがわからなくて

みんなで探した


あの頃

未来はすべて当たり前の

輝ける“予定”だった

この友情と同じくらい

信じられる“成功”だった

友よ

今は誰もそこにはいない

それでも

あの頃を愛しく思う時

きみがいなければ

何も語れない


寒い凍てついた夜さえも

みんなで散歩した

この恋もその夢も

終わらない物語

…きみとの繋がりと似てる

クリスマスツリーには

たくさんの笑顔の星

ケーキもお菓子も仲良く分けて

昨日の悲しみついでにわけちゃえ


友よ

今もきみはそこにいて

私に変わらぬ優しさ紡ぐ

言葉がなくてもわかりあえる奇跡

それはみんなで作り上げた軌跡


もうあんなに

楽しいクリスマスは

こないかも

…大人になる悲劇だね

でもきみへの思いは

どんなに時が流れても

昨日のように語れるよ

ほんとだよ


街で振り返る学生服

あの頃の君と君と君と……ひとり佇むクリスマス




 『クリスマス記憚』



いつまでも君を

信じられる

いつまでも君の前途に

幸運が散らばっているよう…今夜も祈る


数え切れないほど

君がくれた優しさを

何に感謝しよう


私には神様より

君を必要なのに

私には神様より

君の方が

見守ってくれてるの

知ってるよ

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