小さな大罪司教は悲しみから生まれた。"来音"
▽
(そろそろ、優里奈にメールをしようかな。)
私の家は俊太とお隣で、学校との距離が近い分
ちょっとだけ、連絡する時間をずらして送ろう
かなと思っていたんだけど。
「俊太のこと全然信用しているからね。」
すぐに返ってきたらいいな。と
思いながら、送ったのが帰宅直後....。
《7:12: 05》
俊太も微妙に成長しているんだよな....。
学校でも考えていたけど、、
女の子を八つ裂きにするためかSEXの時間が微妙に長くなって、
今日は1人で3人とSEXしてる訳だけど。
(神様の力なのかな?はっきりいって
捨てたくないんだけどな...。)
皆現状をわかってきて、
何となく初期メンが選ばれる雰囲気がでた
状態で、俊太とSEXしているなか。
今自分は初期メンなのである...‼︎
(はぁ〜)
それで、俊太が隣にいるのにも
かかわらず。
ずっと、隣の家でもんもんとしているのである....‼︎
「風呂上がったらもう1回やりたいから
そっちの部屋いっていい?」
(あっ…、、)
俊太ならちゃんと後からでも、
睡恋と共有のメールアドレスではあるが。
ちゃんと本人の方から返してくれると
思っていたわけだが・・・。
(もう、本当に好きすぎるんだけど....笑 //)
こんな連絡がきたら、勿論速攻でおっけー
だしたいが...。一応。優里奈には連絡とらなければ
ならないと思う!!
(あ〜もうっ...!!)
風呂場で時間稼ぐ分、時間はあると思うけど。
テンションが上がってしまっている分、
こう、、じっとしづらいのである・・・‼︎
(ゆりな....。)
握り締めた。携帯でメールを打つが、、
わりと長文は面倒くさいので簡素な文で送る。
「俊太とSEXしてくるけど、記憶復活してないから安心してほしい。あと他も教えてほしい」
―――――
「あしたって俊太ちゃんとくるか?修学旅行。」
「は?さすがにちゃんとくるだろwww」
スパイクを履き替えながら振られた話題に
しっかりと答えるが、
たしかに休み方も、性欲もハンパじゃない
あいつのことを考えたら
冗談であっても、マジに応えてしまう俺と。
同じように話を聴いてるメンバーが大勢いるなか
会話を続けるが、
: 福山逸輩 チームの古株のなかで実力・ルックス
ともに充分のレギュラー候補。
「 てか、はっきりいって。カップル解禁いつよ?」
「そろそろ良いと思うけど、チームではっきりと
レギュラー定着してないじゃん。」
俊太が転校する際コーチに頼んでおいた
競争するための禁欲装置。
俺はスカウト組でバッチリスルーだったが、
今年は全国制覇をすでに達成しているし、
これからはユースのほうから対戦を
申し込んでくる時代が来ることは決定済みである。
目標は俺ら年代だけでJ1チームだから
それなりに高いのだが、
俺と俊太は海外チームにいってもいけるだろうし
中学生まで待たせる予定だったが、
コイツにはヤリチンの娘だが仲良しの子もいる。
「コーチいるし、急ごうぜ。」
◇
(んっ...。)
握り締めていた携帯が突然切り替わり
メールが届いたと表示がなされる。
「俊太とSEXしてくるけど、記憶復活してないから安心してほしい。あと他も教えてほしい」
えっ、、、そういう問題 ......?
ちょっとは、想定していたことだったものの、
せっかく心配して注意もしていたのに、
今日は大いに協力してくれたのもあって
期待しているのに、
明日の修学旅行も含めて余計な心配かけ
ないでほしい。
それは、俊太も同じで。
あいつはおそらくわたしの覚醒を把握している
だろうが、邪魔はしてこないだろう。
写真の俊太は期待通りのイケメンだったが、
何より大事なのは、むこうの世界には
いなかった親友キャラの影乃秀斗に7人の姫のうちの1人を譲っているみたいだからである。
あいつに親友キャラの追加が許されるのは、
こちらには、むこうで一緒に竣太を虐めていた
日向坂46の1期生が11人も味方につくからである。
アイドルの顔なんて姫(+2人)でもない限り、
思い出せないに決まってるが。
俊太はある程度魔王としてインフレして
でてくるようになっているはず。
運動能力とかよりも、その知識が
世界70年間の代表の座を獲得する
のと引き換えに、"小さな世界の王"として
の道を選んだ俊太の脅威を伝えてられると思う。
神がたとえ平等だったとしても。
あいつには必ず憎しみを力に変える強さが
持たらされるはず....。
凶悪無比、豪傑強靭なラスボス。
セックスのときに耐えられないこと
ばかり心配されているが、
最初から味方につく道を探すべきだろうか?
(あんまり信用しないでほしいけどな・・・。)
未来では、大罪司教なんて描かれかたまでされて。
相当、性格最悪なやつになると
思われているのに。
ただ、この世界で4人目を抱こうとする俊太と
雛乃に、絶妙にムラムラさせられるのは
久しぶりに独り身になったからだろうか――。
実年齢27歳をこえて、今日久しぶりに
人前で言えない遊びをするーー。