感覚は、あてにならない! 12章ex やっとここから、まともに学校に行ける…
こんにちは葉桜 KONです!
今までは、もうめちゃくちゃで学校生活と呼べるような内容ではありませんでしたが、これからはきっとなると、思います。なので楽しみにしててください!!
それでは本編どうぞ!
「皆さん今日はここまでです。文化部のほうは明日見学に行きます。今日から早速部活動に行けますので、早速行ってみてもかまいません。そのまま帰っていただいてもかまいません。それでは解散にします」
よっしゃ帰るか!
「みんな帰ろうぜ」
「俺は早速バレー部行ってみる」
「私も、バスケ部に行ってみるよ」
そうだよな、だってお前ら二人はバキバキガチ勢だもんな。
「莉乃は?」
莉乃もどこかの部活に行くなら俺も一緒に…
「私は帰るよ、帰ろ青山くん」
よかった、莉乃は帰るのか。よっしゃー!二人きりじゃねぇか!まさか…二人はそのことまで考えていたというのか…なんというすばらしさ感謝する!※二人はそんなこと微塵も考えておりません
校門を出る。結構帰る人いるんだな…さすがにここで手をつなぎながら帰るわけにはいかないよなぁ…
本音を言うと手をつないで帰りたいところだけども、恋人だとか噂が広まるとまずいからな…
「そういえば莉乃、朝は何で迷子にならなかったんだ?」
確かに、学校では簡単に迷子になってしまったが、通学の際はなぜ迷子にならなかったのだろうか。
単純に一本道だからということもあるのかもしれないが、莉乃の場合一本道でも迷子になることあるからな、だから本当になぜ迷子にならずにこれたのか気になった
「えっとね、こうやって青山くんのリュックの紐持って歩いてたからだよ」
なんだって、リュックの紐を持って歩いていただって?めっちゃ可愛い子とするやん、この子。
「そっかだから、迷子にならなかったんだね。確かにこれなら問題ないね」
なんだか最近莉乃が頭よくなってきている気がする。莉乃も成長してるんだなぁ…
学校から駅まではかなり近い。
「もう駅に着いたのか、早いな…」
ここ、天風駅はかなり大きく近未来的な形をしていて俺はかなり好きだ。俺らの地元の、葉桜駅は和風で、落ち着いた印象だがこっちはメカメカしくて男子はみんな好きだろう(偏見)
「すごいよねこの駅なんだか、青山くん絶対好きそう」
「うんめちゃくちゃ好き、俺らの地元の葉桜駅も和風で綺麗だけど、俺はこういうのが好きかな」
次の電車までまだ時間あるな、何か買って食べるか
「莉乃何か食べるか?一個だけなら買ってやるぞ」
「えぇいいよそんな、いつも私青山くんにもらってばっかりで何にもお返しできてない」
君の笑顔で俺があげた100倍返してもらってるよ、心の中で思うがもちろん言えない…
「いやいいんだよ、俺のやさしさなんだ、たまにしかもらえないぞ、もらえるもんはもらっとけって」
もちろんそれでも莉乃は、拒む手を俺のほうに突き出して横に振る
「それじゃ、おなかすいてる?それとも喉乾いた?」
と半強制的に聞く。これで必ず答えてくれる。
「…喉乾いた」
最初っからそう言えばいいものを時間を無駄に食うだけだっての、まぁ莉乃と、話せているだけで無駄ではないんだけども。えっと喉乾いただっけ?莉乃の好きな飲み物は…あった
「ほいっ、これだろいっつも莉乃が飲んでたやつ、これ復活したらしいぜ」
「えっ!ほんとだ!!私これ無くなって泣いたんだよね」
泣いちゃったのーかわいいねぇー
おっとと失敬。さ、電車もそろそろ来るし行きますか。
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