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26 エリーゼの暴動(解決編)

あれから大かた事に片がついた。

エリーゼの街が完全に復興するには数年掛るそうだが、まだマシなほうなんだとか、何でも俺らが居たのと居なかったのでは雲泥の差ができていて、誰一人生き残る事は出来なかったそうだ。

だから、最小限の犠牲で済んだのは奇跡なんだそうだ。

物も人も、物は時間が直してくれるが人はどうしようもない。

まさか、子供が親の亡骸に泣きついている所見て感化されるとは思わなかった。


「何や、コウヘイもやっぱ人の子やったんやな。ワイ…安心したわ」

「おいおい、それじゃ今まで俺は人として見てもらえなかったのか?」

「そうやで、まさか自覚がなかったんか!?」

「お゛い、死にてぇーようだな。あ゛ぁ?」

「おー 怖っ、まぁ堪忍や」


ったく、にしても女性陣は遅いな。

着替えがどうのこうの言ってたけど、三十分は長すぎだろ。

ユリアと…シャーリーは良しとしよう、だがあの二人が長いとは、やっぱ女だからか?


「ヘゲフッ!」


頭に何か鈍器のような物が飛んできた~

地味に痛いな。


「コウヘイ、今なにか途轍もなく失礼な事考えてなかった?」

「やだな~ そんな冗談よしてくださいよ、アリスさん」

「あら? 何で敬語なの」

「え~ そうですかね?」 (そりゃーアンタの目が笑ってないからだよ!)


ユリアやシャーリーに至っては苦笑いしてるし、マリアなんかザマー見ろって顔…何か恨みでもあるんですか?

みんな揃って俺をいじめるのか! いや、俺には仲間が……「プッ、」居なかったか、はぁ仕方ないな。


「あ~ コホン。そろそろ怒ってイイ?」


目から感情の色消して、殺気を溢れるほど出して、威嚇? をしてみる。

と、ユリアトシャーリーはブルブル震え、アリスは青い顔になり、マリアは戦闘モードへ移行。

エセ関西弁には思いっきり殺気ぶつけたから、泡吹いて気絶してる。


ふっ、俺の力思い知ったか!


グラッ、アレ、世界ガ回ッテル~


ドテン。


―気絶―



『あ~ 久しぶりの出番だぁ~ コウヘイはアマテラスを召喚した反動で気絶しました~ 一話一話が短いエリーザ編はおしまい、次話からは帝国と戦っちゃいます! ふふふ、全ては私の掌で! あはははっうっ、かんりゃ~     

でも、その前に少しこの世界の事について話したいと思いま~す、ではでは」

―予告―

   第27話 世界設定。


そう言えば、まだこの世界の詳しい世界設定をしていなかったので説明したいと思います。

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