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黄竜 北斗七星 冬の道 金 

「黄竜」 4・11・10                            20


天空に

黄金の竜がのたうちまわっている

奇跡を目撃する


「北斗七星」 4・??                             21


夜明け前

北斗七星を君と見た

紫に染まる空

白々と明けゆく

不安そうな瞳で君は

それでも輝く北斗七星を見た

美しいとも

哀しいとも

言わず


僕らは北斗七星を見ている


「冬の道」 4・12・7                            22


冬枯れの木々が

陽光を映し返し

僕のまわりは

黄金色に満たされる


その瞬間

世界に包まれていることを知る


「金」 4・12・8                              23


俺に金をくれ

俺に金をくれ

そうすれば

人も

車も

家も

土地も

地位も

名誉も

力も

街も

国も

この世の全てのものを

手に入れることができる


だから

俺に金をくれ!


「永遠なるものに対する憧れ」 5・2・5                    24


僕らは

永遠を求めてはいない

不変を愛してはいない


移りゆくものを認めているのだ

生の中に死を見てとるのだ


家が朽ち果て

森が枯れ

人が年老いていく


僕らは

その悲しみを

刻み込む


そして

心の震えの中に

甘味なるものを

僅かに発見する


「覚醒」 5・2・5                              25


僕の上には

雲があり

空があり

星がある


僕の下には

大地があり

この星がある


僕のまわりには

風があり

光があり

香りがある




ヒト


完全なる調和を発見したとき

誰に感謝すればいい?


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