グルメ 余り物 テレビのタレントが・・・
「グルメ」 4・4.2 10
今
おいしいものを食べるということは
それだけ
たくさんの生き物を殺しているということ
海を渡って、山を越えて
食材が届く
どうして
ヒトは
それほどまでに
おいしいものを食べたがる
食べれば食べるだけ
心がやせ細っていく
「余り物」 4・4・11 11
僕のまわりには
あまりにも余分なものが溢れていて
そいつらが僕を蝕んでいる
たとえば
この体
ほしくもないのに、美味しさに騙され
際限なく喰い続ける
余分なものは
いつか
毒となって
僕を襲うだろう
たとえば
この頭
何の役にも立たない情報が
僕の脳を
狂わせる
切り倒された
木の株の横から
新しい芽が
数本
再生?
転生?
土から絶え間なく
芽吹いていく
命が無数に現れて・・・・・・
僕は
彼らと同じだと
思いたい
敬意をもって
「テレビのタレントが僕を見て笑っている」 4・?・? 12
テレビのバラェティ番組を見ていると、頭痛が起こるようになった。同じようなタレントが同じような内容で大笑いしている。いったい何がおかしいのか、僕には全然わからない。このタレントたちはきっと僕を指さして笑っているのだ。
テレビを蹴飛ばして、こなごなに壊したら、どんなに気持ちがよいだろう。
だけど僕はテレビを見なければならない。
テレビはこの世界と繋がっている、数少ないもののひとつだからだ。
リモコンでチャンネルを変える。プロ野球を見る。
ジャイアンツ対タイガース・・・・・・
ジャイアンツが負けている。




