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level.78 。
「おお居た居たあ。ガハハ……りゃりゃあ? 耳がピョン、尻尾がシュルリ。あのお嬢ちゃん、狐に戻ってるぞお。オイオイこりゃあ困ったなあ。ガハハハ!」
「ケケケーッ。そこがイイんじゃねえか、ビックな兄貴! この麗しい女狐め! ケケッケ、俺様に行かせてくれ、ソッコーで終わらせケッケッケー!」
「いや、先陣は俺だ。この目の礼をしなくちゃな」
出ましたな。チート三兄弟。
「狐になっても、なあんて美人ちゃんなんだあ。本当に〈魔物〉なのかあ? ガハハハ!」
「――オイ、そこの下品な〈ニンゲン〉ども。外のモノたちはどうした」
「ケケケーッ。仲良く眠ってるぞ! 俺たち『ゲドウ▲三兄弟』が来たからには、落ちないダンジョンはゼッタイなあいのだ! ケケッ、ケッケッ、クエーーッ!」
「ガハハ! そういうことだあ。さて、どうしてくれようかなあ。ガハ! ガハガハ!」
なんと品のない生物でしょう。
このモノたちは特別に下品な気がいたします。
「目には目を――というワケで、私は“コイツらには容赦しません”。おりんちゃん、手出しは無用にございます」
「ああ、ポチ殿に任せる。ココで時間調整だ」
「へ?」
「お前らの扱いなんぞ、こんなモンで充分だ」




