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悪代官サマ と ユカイな仲マたち  作者: 中田 春
【 迷いのマの森 】 編
44/82

level.43 〇〇と〇〇の おへや.4



小悪魔的少女(りとる・うぃっち)

「キャアアア! 本物のモーリング支店長だあ!」


《???(巨大粘液)》  

「……《???》と申す。以後お見知りおきを」



 おりん    

「珍妙な《スライム》だ。お前の“その名”は、なんと発音すればいい?」



小悪魔的少女(りとる・うぃっち)

「早速サインくださいサイン! やったぁ《小悪魔的少女団(りとる・うぃっちーず)》のメンバーにも自慢しちゃお。だって本物だよ、本物のモーリングサマだ!!!!」


 私 

「あのぉ、そろそろお仕事に取り掛かってもらいたいのですが……」


小悪魔的少女(りとる・うぃっち)

「ああハイハイ、仕事ね。――まったくポチサマも、もっと早くアタイたちを呼んでもイイじゃん。どうして今になって急に(まだまだ続く愚痴)」


 私     

「あのぉ、それから《小悪魔的少女(りとる・うぃっち》殿。当たり前のように使用しておりますが、この森に居る間『かたかな』は禁止となっていることを忘れないように。このままだと、あなたも『るーる・ぶれいかー』の一員ですぞ」

 


  :まるで塵のように私を見る《小悪魔的少女(りとる・うぃっち)》。

  《???(巨大粘液)》直伝の『即席ま(がん)』を発動。

  本社に置いて行ったことを、かなり恨んでいる様子。



小悪魔的少女(りとる・うぃっち)

「回復アイテムをおごってくれないと、許してあげない」


 私 

「給料日までお待ちいただけますか? なぜなら今の私は一文無し」


小悪魔的少女(りとる・うぃっち)

「ええーっ。……じゃあメモっておこう。さあて、お仕事しますか! オホホ。モーリングサマッ!! このアタイが、もっともっとキレイにしてあげますからねー! だからそのツルツルお肌に触ってもいいですかッ!!!!」


 おりん  

「えっ。じゃあ……その……よ、よろしく頼む」


 

  :『はいてんしょん』の《小悪魔的少女(りとる・うぃっち)》。

   その押しの強さに動揺する、おりん。



小悪魔的少女(りとる・うぃっち)

「ハイよろこんでー! さあて、どうしてくれよう。ムフフ」



  :さらに暴走する《小悪魔的少女(りとる・うぃっち)》。

   不安そうな、おりん。

   やはり帰らせるか迷う私。



《???(巨大粘液)》  

「ほう。これが噂の『花嫁』と申すものか。う、う、う、美しいっ」




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